スタッドレスタイヤをインチダウンで用意するのはなぜ?メリットと見た目問題

スタッドレスタイヤの準備、悩みどころですよね。そんな中で「スタッドレスはインチダウン(ホイールサイズを小さくすること)」は、雪国ドライバーや車好きの間では定番のテクニックです。


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なぜあえてサイズを下げるのか?その理由とメリットを、初心者の方にもわかりやすく解説

スタッドレスならインチダウンと言われるワケ

冬用タイヤへの履き替え、車両入れ替えて新しくスタッドレスタイヤを準備したりとお金が掛かるもんです。

そんな時に、タイヤショップやディーラーで「スタッドレス、インチダウンして安く抑えましょうか?」と提案されたことはありませんか?

「サイズを下げても大丈夫なの?」「見た目が悪くならない?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、実はスタッドレスタイヤのインチダウンには、お財布にも乗り心地にも時には走破性にも嬉しいメリットがちょっとあったりするんです。

そもそも「インチダウン」とは?

インチダウンとは、タイヤの外径(全体の大きさ)は変えずに、ホイールのサイズを小さくし、その分タイヤの厚み(扁平率)を増やすことを指します。

例えば、標準が17インチの車を17インチや15インチにするイメージです。スピードメーターに狂いが出ないよう、外径を維持するのが鉄則です。

タイヤの幅、そしてタイヤの厚み、サイドウォールの分厚さが異なってきます。

インチダウンをする3つの大きなメリット

基本的にはスタッドレスタイヤの準備、タイヤ代を抑えることが狙いで提案されることも多いですね。

1. コストを大幅に抑えられる

最大のメリットはこれです!タイヤは一般的に、ホイールサイズが大きくなるほど価格が跳ね上がります。

  • 18インチと16インチでは、4本セットで数万円の差が出ることも珍しくありません。
  • 消耗品であるスタッドレスだからこそ、初期費用を抑えられるのは大きな魅力です。

2. 雪道での接地性能とショック吸収力

タイヤの幅を少し狭くしてインチダウンすると、車体の重さが一点に集中しやすくなりといわれています。(接地圧の上昇)。路面状況によりますが、一般的(?)には圧雪や深い雪ではタイヤ幅が狭めるのが良いとか、アイスバーンなどではワイドなタイヤの方がグリップするなど諸説あるけど…って感じです。

  • 「面圧」が高まることで、雪をしっかり踏み固め、滑りやすい路面でもグリップ力を発揮しやすくなります。
  • また、タイヤに厚みが出るため、雪道のガタガタした振動を吸収しやすくなり、乗り心地がマイルドになる傾向があります。

雪道では積もった雪の下の状況が見えないこともあって、タイヤが雪に潜った際に縁石などに接触することもごくまれにあります。タイヤの厚みが有った方が、ホイールのリムなどをぶつけ難くなるため、ホイール・タイヤの保護の面でもインチダウンにメリットがありそうです。

3. 夏冬タイヤの寿命を延ばせる

  • インチダウンでスタッドレスを用意する、安くスタッドレスを調達するのと重複しますが、タイヤを季節や気温で履き替えることで、サマータイヤ・ウィンタータイヤのそれぞれの寿命を延ばすことも出来ます。
  • スタッドレスを履く期間は地域と時期によりけりですが、4~5カ月程度として、その間はサマータイヤを温存出来ます。走行距離にもよりますが年単位でタイヤが長持ちすることも。
雪の中のなぜインチダウンしたスタッドレスタイヤが有効なのかメリット
雪には雪用のタイヤ・スタッドレスを安く用意したいよね

インチダウンのデメリット

  • 見た目がダサイ
  • 走りがフニャフニャになりがち
  • そもそもタイヤの交換の手間と保管場所が…

見た目は仕方ない、タイヤの厚みで乗り味は変わる、そこはコストのために我慢です。

そして、そもそもタイヤ交換の手間とタイヤの保管場所問題もあって、だったらオールシーズンタイヤでも良いんじゃない??って議論が立ち上がることもしばしば。シンクロウェザーのような凍結路もある程度走れる新世代のオールシーズンタイヤというチョイスも良いけど、価格が高いのが難点です。

インチダウンのポイント、注意点や、攻めたインチダウンのリスクなどなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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