レグノより静かなタイヤ選び…カタログ上の戦いと現実と…騒音エネルギー低減dbの錯誤

一番いいやつで


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静かなタイヤを求める声は日々高まっていますね。

HEVやBEV、上級(高級)車種などお乗りであれば特にタイヤから発するノイズは気になることも多いでしょう。

ロードノイズやパターンノイズは周期的なものや速度の高まりで大きさを増す騒音として忌避されるものでもありますよね。

エンジンが無い、または低く小さい場合や、風切り音を上手くシャットアウトしても、タイヤの衝撃音や回転音は意外と響くもんです。

一番静かなタイヤが欲しい、となると多くのタイヤショップはBRIDGESTONEの『REGNO』レグノGRシリーズを提案することも多いでしょう。

レグノは客観的にも静かなタイヤとしての数値を誇る
REGNO GR-XⅢ ロードノイズ 62.26db テスト車種はクラウンRS

一番イイやつで、その答えはレグノだけのモノなのか?レグノより静かなタイヤはないの?安くて静かなタイヤは??という部分、ブログで解説していきます。

レグノを超える静けさは(理論値)

もしかしたらCMやカタログの数値的に、理論上はレグノを上回る静けさが期待できるタイヤがあるにはあります。

従来品「VEURO(ビューロ)」が担っていたポジションの後継タイヤにあたるダンロップの新プレミアムコンフォートタイヤ「SPORT MAXX LUX(スポーツマックス ラックス)」は、EV適応マークも備えた新し目のタイヤです。

「SILENT CORE(サイレントコア)」と呼ばれる吸音スポンジを、タイヤ内部の周方向に入れてノイズ低減に力を入れています。

SPORT MAXX LUXは従来品VEUROVE304(ビューロ ブイイーサンマルヨン)に対して、パターンノイズを14.9%低減、ロードノイズを8.8%低減となっています。

ビューロVE304の時のdbはTFTC(タイヤ公正取引協議会)での届出数値で出ていて、VEURO VE304 はクラウンRSでのテストで64.98dbのロードノイズとなっていて、ここから単純に8.8%静かになっているのであれば、59.26dbくらいの静けさになりそうなんですが、その数値ではタイヤ公正取引協議会には届けられていないのですよね。

測定条件・車種

Eクラスセダン:AMGライン前後size245/45R18 での新旧タイヤ比較でパターンノイズは14.9%ダウン、ロードノイズで8.8%ダウンとしています。

JATMA(日本自動車タイヤ協会)や、TFTC(タイヤ公正取引協議会)でのタイヤ性能の客観的な数値化との時には

パターンノイズは滑らかな路面で計測
ロードノイズは荒れた路面で計測するのが一般的です。

※1試験条件:●タイヤサイズ: 245/45R18 100W XL ●空気圧 (kPa): 220 ●テスト車両排気量: 1,991cc 荷重条件:2名乗車相当 ●速度:60km/h 路面:滑らかな路面 ●駆動方式:FR 騒音エネルギー低減率(%)=-14.9%

※2試験条件:●タイヤサイズ: 245/45R18 100W XL ●空気圧 (kPa): 220 ●テスト車両排気量: 1,991cc 荷重条件:2名乗車相当●速度:60km/h路面:荒れた路面●駆動方式:FR 騒音エネルギー低減率 (%)=-8.8% 

デジベルと騒音エネルギーと

ロードノイズについて着目すると、計算式は

ビューロVE304が仮に65dbだとしたら、-8.8%デジベルが下がるのではなくて、-0.4db程度になるという…

今回の -8.8%(約0.4 dB減) という数値は、精密な測定器では有意な差として現れますが、人間の耳で「明らかに静かになった」と実感するのは少し難しいかも(;^_^A 

エネルギーで見ると約9%弱という小さくない差だが、音圧(dB)で見ると微差かしらね。

カタログの演出か

タイヤのカタログなどで「騒音エネルギー低減率」という言葉が使われるのは、デシベルで表記するよりも数字が大きく見え、性能が向上したように伝わりやすいからです。

  • 「騒音が 0.4dB 減りました!」(あまり凄そうに見えない)
  • 「騒音エネルギーを 8.8% カットしました!」(なんだか凄そうに見える)

どちらも物理的には同じ現象を指していますが、受ける印象は後者の方が強いですね。

BRIDGESTONEレグノと同等のデジベルに行くには、40~50%くらい騒音エネルギーをカットしないといけないのかも??

数値以上の体感さもあるのかも

ロードノイズは特定の周波数帯(「ゴー」という重低音など)に集中するため、数値以上の「音質の改善」として感じられるケースもあります。

音圧、音の大きさと音質、車種によってのノイズの透過音も違いがあるため、出来れば数値的に客観的な比較がしたいものです。

クラウンRSでスポーツマックスLUXのテストをしてタイヤ公正協議会に届出を行ってほしいですね。

モータージャーナリスト諸氏も指摘する弱点はあるようだが

スポーツマックスラックスの静けさに関しては、ヨイショばかりの提灯記事は多いのですが、ハンドリングに対して指摘しているレポートもあります。

ステアリングを切り始めた際のセンター付近が甘く、そこからに切り増すと一気に舵が入る、マンホールなどの突起を乗り越えた際のアタリ強め、などなど、低燃費&EV対応&静粛性狙いでハンドリングにクセ(若干ピーキー?)で硬めっぽいな、という裏メッセージが読み取れるようなレポートもあったりするような、ないような(;^_^A

基本sponsor記事ではレグノより静か、レグノよりは劣る、と決定的なことは言えないのです。

そこまでパーフェクトなわけでもなさそうですが、ブリヂストンやヨコハマの静粛系タイヤの対抗としては面白いチョイスなのかもしれませんね。

安くて静かなタイヤは?

さて、レグノの静かなる牙城を崩せない感じが濃厚なのですが、ある程度割り切って早いサイクルで買い替えれば安めのアジアンタイヤなどでもそこそこの静けさは手に入る可能性があります。

アジアンタイヤ系で、コンフォート系のタイヤであれば、新品に替えたての場合には相当静かなタイヤもあります。ただし、そういった一般ユーザーのレポートでの注意点としては、使い古しのタイヤからの交換で、新品にすれば大概のタイヤが旧タイヤよりも静かになるからに他なりません(笑)

  • クムホ(KUMHO)| Majesty 9 Solus TA91(日本市場向け:TA93)アジアンタイヤ界のレグノと言われているとか?/ Kumho(クムホ)| ECSTA HS51/HS2 EUラベルで 69dB を記録するサイズが複数、これはブリヂストンの標準的なコンフォートタイヤと同等、あるいはそれ以上の驚異的な低騒音スペックとされています
  • Hankook(ハンコック)| Ventus S1 シリーズ EUラベリングにおいて、多くのサイズで 70〜71dB をマーク。これは欧州の厳しい騒音規制をクリアする数値
  • Nankang(ナンカン)| AS-1・AS2+・AS3・NS25 台湾の老舗メーカーで、日本でも「安くて静かなタイヤ」の代表格

価格的にはレグノの半分くらいで買える物が多く、いわゆる国産コンフォート系よりも静かな銘柄です。

サイズや銘柄、販売店などバラツキもあるので、適合サイズが安ければ短期間で履き替えれば高い初期性能(おいしいところ)を享受できそうです。

タイヤ通販 オートウェイ

年単位では安く静かは難しいのか?

ただし、アジアンコンフォート系タイヤの初期の評価は高いものの、中期的なもの、1~2年乗ってたり、10000~20000㎞走った後の残溝の変化後のノイズや乗り心地に関しては国産タイヤほどの品質維持が見込めなそうでもあります。

長期的観点では、履き潰すころにはプレミアム・コンフォートの見る影もないのかも。

ちょくちょく交換すれば、静粛性の良いところを切れ目なく味わえて、レグノをずっと履くよりも静かな可能性もなくもない。

早めに交換するサイクルや年間走行距離などであれば狙い目かもしれません。

まとめ レグノより静かなタイヤは…

結論、レグノより静かなタイヤは中々見当たりません。ヨコハマのデジベルシリーズ、ダンロップのスポーツマックスラックスやビューロVE304、ミシュランならパイロットプライマシー辺りが直接の対抗タイヤで存在するので、車両・タイヤサイズと予算との兼ね合いでチョイスするのがベターです。

タイヤとクルマの相性によ手はレグノでもウルサイと感じる人もいるでしょうけども、それより静かなタイヤでオススメは提案しにくいところです。相性によっては別銘柄の方が快適と言う事も有り得るので、試してみるしかないのかも。

安い静かなタイヤもアジアンタイヤでいくつかピックアップしてありますが、EUの騒音ラベリングなどを参考にしてある程度名の知れた信頼できるメーカーのを選ぶのが失敗が少なく安心です。もっと安くて、静かなタイヤだぜ!とPRしている所もあるかもしれませんが、安物買いの銭失いになるリスクと、中長期の品質の安定性など踏まえるとね…

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