エアロバー・ウィングバーの互換性・Tスロット・トラックボルト取付INNO/TERZO/THULEの相違点

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Tスロット方式 vs U字ボルト方式

多くのエアロバー(翼型や楕円形のバー)にはTスロット方式が推奨され、主流となっています。

ルーフラックや他のアタッチメントをキャリアバーに固定する方法として、主に「Tスロット方式」と「U字ボルト(U字ステー)方式」の2つがあり、それぞれにメリットとデメリットが有ります。

特徴Tスロット方式 (T-Slot)U字ボルト方式 (U-Bolt/U字ステー)
構造キャリアバー上面の溝にT字型金具(Tナット)を差し込み、アタッチメントを上からボルトで固定する。キャリアバーを挟むようにU字型ボルトを下から通し、アタッチメントを上からナットで固定する。
主な適合バーエアロバー(翼型、楕円形)。近年のほとんどの純正。スクエアバー(角型)。一部の古い、または安価なエアロバーにも付属。
見た目非常にすっきりしている。固定金具が見えにくい。固定金具(ボルト、ナット)が外側(下側)に見える。
取り付け・調整簡単。バーの端から差し込み位置調整し、一箇所に一個ナットを使用。手間がかかる。特にアタッチメントが重いルーフラックの場合、バーを避けながらU字ボルトを挿入・固定するのが面倒になることがある。一箇所に付きナット2個使用。
空気抵抗最小限。アタッチメントとバーが密着するため、空気の流れを乱しにくい。大きい。U字ボルトや台座がバーの下側に露出するため、風切り音や燃費に影響を若干与える可能性がある。
盗難防止アタッチメント側にカギがついていれば、ボルトにアクセスしにくいため、比較的高いナットが見えているため、工具があれば比較的簡単に取り外されるリスクがある(盗難防止ナットを使うことで対策可能)。
価格専用の金具が必要なため、U字よりやや高価か部品が安価で、付属していることが多い

どちらが良いか

結論としては、どちらか選ぶ余地があってどっちも迷っている場合、Tスロット方式がおすすめです。

現在の主流は空気抵抗が少なく、見た目も美しいエアロバーであり、そのエアロバーの性能を最大限に引き出し、かつ取り付けの手間も少ないのがTスロット方式だからですね。

ただし、以下の場合はU字ボルトを使うことになります。

  1. 古いスクエアバー(角型バー)を使っている場合。
  2. ルーフラック自体がU字ボルト固定のみに対応しており、Tスロット金具がオプションでも用意されていない場合。
  3. 別のメーカーのラック・ボックスなどを積載する場合。先述の互換性アリ、と言うのは、U字金具での取り付けの場合。Tトラックボルトやナットが長さや組み合わせで適合しない場合もある。
  4. キャリア・ラック・バスケット、ボックスなどの取り付けのクリアランス上U字金具しか入らなそうな場合。

ルーフラックを選ぶ際は、お持ちのキャリアバーがTスロットに対応しているか、そしてルーフラック側がTスロット用の取付金具を同梱しているか(またはオプションで購入できるか)を必ず確認しましょう。

エアロバーの種類と活用方法

エアロバーとフット(車両の屋根との接続部分)の組み合わせで、概ね2タイプのバーがあり、Tトラックボルトや各種ラックやキャリアとの組み合わせ・活用方法があったりします。

TERZOでは通常のエアロバーが一種類しかなく、いわゆる両端が閉じられているモノ。非貫通のバーとも言います。

TERZOエアロバーとフットの組み合わせ

このタイプを、INNOではフラッシュタイプと言い、THULEではウィングバーエッジと言うなどありますね。

TERZOはエアロバーは基本クローズドの一種類で、複数のラック・キャリアアタッチメントを装着するなら他の2メーカーのエアロバーの派生タイプがいいでしょう。

INNOやTHULEでは、別の種類として、エアロバー部分がフットの上を通る、またはフットステー部分を貫通して横に伸びているタイプのエアロバー×フットアタッチメントと言うのもあります。

INNOではエアロベースステー・スルータイプと言います。下の画像の右側。

上部のエアロバーの有効長が長いスルータイプもある

複数のアタッチメントを組み合わせるなら幅の広いスルータイプを推奨しています。ボックスにサイクルキャリアやスノーボードキャリア、または自転車3台とかとか。取り付け、取り外しの容易さなど季節での入れ替えも簡単になるでしょう。

スルータイプで調整幅と拡張性が上がる

エアロバーの有効幅がフラッシュタイプ比225~300m程度広くなるので、いろんなアタッチメントを装着可能になります。どんなキャリアシステムを組み合わせるかワクワクするところです。

THULEだともっと細分化されてた過去があり、ラピッドバーとかいろいろあったけど、今はウィングバーエヴォという名称に落ち着いています。

スーリーウィングバーEVO

バーの端っこがパかッと開き、オプションのステー・Tスロットボルトをレールに挿しこむことが出来るなど、拡張性が高い。

通常のウィングバーエッジだとカバーを外してやる作業が、パカッと開くだけで出来るのよね。

ウィングバーエヴォのTスロット使用イメージ

バーエンドは開閉式のウィングプラグが装備され、アタッチメントの装着を簡単に行えます。

ウィングバーとトラックボルトでsystem拡張可能に

テントとか、カヌーとか自転車とか、ハードに積載するシステムにも対応しています。

ウィングバーEVOで複数のユニットを積載可能に

難点として、エアロバーのINNOで言えばスルータイプ、スーリーで言えばウィングバーエヴォは、土台となるフット部分が少し高め(全高に影響)になる(バーを上に通すため)のと、横に張り出したバーの分だけ風切り音が大きめになるというのがあります。後はボディの全幅以上に広いバーの装着はNGです。車種ごとのメーカー推奨・指定ののサイズを遵守しましょう。

ルーフラックやボックスを一個だけ積載するとかだったらフラッシュタイプのスッキリしたバーの方が適しています。

使い方に合わせてチョイスですね。

まとめ

ルーフキャリア御三家の各ウィングバーはサイズが近く、バー上に装着するアタッチメントを装着すること自体は互換性があると言えます。ただし、フットとバーはバーの断面形状が違うため、流用は不可です。

Tスロットの使い方は各メーカーで微妙に設計思想が異なっており、一番高いけどTHULEのウィングバーは完成度が高い感じがあります。

TERZOはもろもろの造りがシンプルに構成されていて、その分価格面では3メーカーの中ではちょっと安めになっているような感じですね。

低く構えたバーでは車種によって違いがあり、そして、フット部分のデザインではINNOがちょっと丸っこい感じのデザインですが、低くセット出来たりでルーフとの隙間狭くて一体感があるとか、各メーカーの特徴がありますね。

高級で高機能ならTHULEとか、デザイン性やブランド力もあるなど、チョイスが難しいところです。

カー用品店でチェックしたり、ディーラーでオススメを聞いたり、実際に使っているユーザーの意見を聞いてみるのも良いでしょう。

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