私は残クレ(残価設定ローン)を肯定する!が…情弱と言われれる?デメリットとリセールバリューの利用価値
残クレに対するアンチと肯定派、最近は残クレは『情弱』『ディーラーの養分』扱いされる始末ですね
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残価設定ローンとは
残価設定ローン(残クレ)は、新車購入の際に、車の将来的な価値(残価)をあらかじめ設定し、その残価を除いた金額をローンで支払う方式です。
月々の支払いを抑えながら、新車に乗ることができることから、近年注目を集めています。

一般的には金利の%が低く、短期間であることが多いと言う傾向にあるものの、残価として据え置いている部分も金利の対象となるため利息分を含めた総支払では結果的に安くないなどと捉えられることも多いです。
まずは残クレの歴史と認識を解説していきます。
かつてはスマートな支払だった?
残価設定ローン・残クレなどは2000年代初頭~中期にスタートしたのが一般的な解釈かと思います。
もっと前から、1990年代からはONIXとかでワンナッププランがあったぞ!とか異論があるのは認めますが、メーカー・ディーラーが仕掛けて普及し始めるのは2010年代にかけてだったと思います。
2000年代ではバイク向けにも3年後50%で買取、半額で新車に乗れる!と嗾けたところもありましたが、バイクの価格での波及までは行かなかった印象。300万円~という車の価格でこそ真価を発揮した感じです。
残クレ利用して購入した人が『残クレでワンクラス上のクルマを買えてお得だ!』とスマートな買い方・支払方法だとPRしていた時代も薄っすらありました。
いわゆるDQNな人が軽自動車・5ナンバーミニバンからのステップアップで一足飛びでアルファードなんかを買っちゃうと言うパターンでオラオラし始めた時代の幕開けですwww

買い替えや維持で苦労する方もいたかもしれませんが、気合で乗り切っていたのでしょう。
それをワンクラス上のクルマも視野に入れて購入できるスマートな支払いプランとしてメーカー・ディーラーはPR、金利と手数料の利益・下取りで3or5年後に入庫させてワンオーナーの認定中古車として再販可能・新車をペースよく乗り替えさせる手法など販売店にもメリットが大きかったです。これをディーラーの養分になるとまで揶揄されることもありますwww
しかし、残クレで買って買い替えの時にトラブルになった、損をした、仕組みを理解してなくて逆上!ってのもたまにあるのでDQNは厄介だという認識、それもあながち間違っていないのかもしれません。
今では情弱の選択肢
残クレでクルマを買うヤツは情弱乙www
その理論の根拠には、「月々の支払額が少なくなる」>「最終の支払額は多くなる」
が そこまで考えられないアタマの弱さを指摘したものであると思われます。
そこまで露骨に言うなって?? でも残クレ利用民を情弱とののしる人の思考は大体そんな感じです。
3or5年での車両の精算、引き取りか買い替えか再ローンか、で悩ましいところで、そこまで乗ると金利・利息分まで含めた総支払額が多くなるとも。
残価設定ローンでユーザーにメリットはない、という論調も多いでしょう。
残価設定ローンでの購入には制約・縛りも多いと言うのも事実。
中途の売却にも躊躇する人もいますが、売ろうと思えば残クレの期間内での売却も可能です。
買取査定額次第で残債のみ支払だけ残るか、売却益で手元にお金が入るかは車両価値次第ですけど、途中で売るのもNGではない。
月々の支払いは(残価向けの低金利だとしても)利息部分の支払いが多く、元本の返済が多くないこともあり、相殺できるかはタイミングによるんですけれどもね。
デメリットも多いと言われているものの、わたしは残クレは肯定しますけれどもね。新車乗れた方がいいし、妥協したグレード選び・車種選びするよりかは活用した方が良いと思います。
月々の支払いは安いが金利が・・・というものも、残クレの方が焦げ付きにくいから金利の%が低めですし、総支払額でも通常のフルローンに対して高くないケースもあり、頭金を最後に持っていってるだけとも言えます。
日々の生活・家計でのキャッシュフローが良くなることで維持がラクとの考え方もあります。
リセールバリューが良い車種ではタダ乗り・フリーライド出来るくらいに支払いをペイする残価買い取りバックも稀にはある。
残クレ否定派の方は古いクルマを長く乗っているなどのパターン(愛車に愛着有る派とか乗り替える資力がないとか)も多く、残クレでの新車購入を否定したい心理が働いていることもあるし、情弱が流されて残クレで買っているとしたい部分も透けているのかもしれません。
走行距離制限や事故、改造などの解釈
残価設定ローンでの制約・制限としてよくあるのが年間の走行距離制限・事故やぶつけてのキズトラブル、そして改造禁止などがあります。
走行距離制限
多くの残クレ・残価設定ローンでは、年間の走行距離について目安となるキロを設定しています。
各メーカーやディーラーでの設定によりますが、年間で9000㎞以内とか、12000キロ・15000キロなどと設定しています。
過走行だと再販価値が落ちるので、残価率・残価額に反映されるように年間走行距離制限しているのです。
『残クレだと走行距離制限があるから普通に乗れない』と言った否定的な意見が出るのもそのためです。
走行距離制限を超えてしまった場合には、1㎞辺り10~15円前後など違約金設定もされているため、その辺を疎ましく思う方もいらっしゃる。ですが、年間で言えば1000㎞オーバーしても1万円の減額措置、5000㎞オーバーでも5万円の減額とすれば、残価率や残価設定額(100~数百万円とか)にもよりますが、そこまでガッツリ減額でもありません。リセールバリューや査定計算ではむしろ割安に距離を重ねられるケースもあるため、多少の超過は屁でもないのです。
事故や損傷
『事故ったりクルマにキズついたら残クレは終わりや』と言った声、その通りです。ですが、残クレでなくても終わりやで、とは付け足しておきたいところですwww
事故で廃車の場合、残クレでも通常オートローンでも車両保険入ってなければローンだけ残って終る、これは同じです。
キズにしても同様、残クレ精算時に傷はマイナス査定となりますが、そういった事故などでの車両の価値の毀損と減額査定されるのは、通常ローンだろうが現金一括購入であろうが売却時にはマイナスになって損をするのは同じです。残レクは売却や査定・精算の時期が決まっているだけで、いつかはぶつけたりした時のツケは払う事になるのに変わりはありません。
ディーラー・メーカーによっては車両保険の付帯を強く勧めてくるケースも多いですが、車両保険有れば実費での修繕か保険使って直すかの対応で車両価値の毀損を避けられるためでもあります。
車両保険は車体価格とご自身の資力とのバランスで検討すべきところで、無理くり残クレでギリギリ審査通るくらいのレベルで預貯金が心許なければ保険は入っておきましょう。
改造禁止
これは残クレの利用のほぼ絶対条件のような物です。
改造するなら残クレ精算時にはノーマルに戻すことが前提だったりしますが、今、2020年代に新車購入される方ではほとんどがノーマルで満足して乗り回しています。純正・ノーマルでの完成度が上がってきているのと、電子制御系パーツが増えて改造される方も減っています。アルミホイールのインチアップ程度のドレスアップが多いですかね。あとはメーカー純正エアロをチョロっとつけるとか。
チューニングブーム、カスタムカーブームは去ってしまったと思われるので、カスタムベースに新車を購入されるゴーイングマイウェイな方であればとことんまで手を入れる事でしょうし、残クレには向きません。
これらのポイントを抑えつつ、ご自身の年間走行距離や保険加入状況、カスタマイズの程度などを吟味して残価設定ローンの利用を検討すべきですね。
気になる残クレの活用ポイント、見積もりから見えてくるリアルなどなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメ(笑)
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買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉を進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、一括査定で来てくれた買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず一括査定で来てもらう時には複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定の詰め作業・最終確認が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
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ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
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