新型2シリーズグランクーペこの価格でもどんな人が買う?輸入ディーゼル燃費No1?不人気リセール問題ではなく選ばれる理由
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2025年3月5日に発表された新型BMW 2シリーズ グランクーペを徹底的に分析いたします。
ちなみに2シリーズは、2ドアのFR系と、4(5)ドアまたはハッチバックのFF系に大別され、FF系モデルの方のグランクーペ4ドアモデルについての解説ブログです。
本稿では、価格、スペック、内装といった基本情報を網羅しつつ、グランクーペに乗る人・選ぶ人に向けた長所と短所をピックアップ。
4ドアクーペの洗練
新型2シリーズ グランクーペのエクステリアは、先代モデルから確実に進化を遂げております。
流麗なクーペシルエットは維持しつつ、よりシャープで現代的なデザインとなりました。
特筆すべきは、そのボディサイズが日本の道路事情に比較的適合している点です。
2シリーズグランクーペのサイズは全長4,550mm、全幅1,800mm、全高1,435mm です。
都市部における取り回しの良さは、日常使いで持て余すこともないでしょう。

一方で、そのデザインは最近のアグレッシブなデザインに見慣れたBMWファンの方々からは、やや控えめに見えるという意見も聞かれるところです。光るグリルはトップグレードだかとか。最近のBMWがやりすぎ気味ではあったので、このくらいの塩梅でも十分とは思うけど。

リアにかけても抑揚をつけて重たく見せないようにしているものの、ボッテリ見えて好みじゃないということもあるでしょう。

旧型よりも洗練したと思うけどリアの厚みが気になる人もいる
リアシートの居住性とそこそこの荷室容量、クーペ風ルーフラインの落としどころとしては良いとは思うけど、中途半端に見えるかもってことです。
幅広い価格設定とパワーユニットの選択肢
新型2シリーズ グランクーペの価格帯は、528万円から734万円と幅広くなっております。
- 220 グラン クーペ M Sport: 528万円(1.5Lターボ+マイルドハイブリッド・FF)
- 220d グラン クーペ M Sport: 548万円(2.0Lディーゼル+マイルドハイブリッド・FF)
- M235 xDrive グラン クーペ: 734万円(2.0Lターボ+4WD)
輸入車だけあって国産車に比べると高いのですが、エントリーモデルの価格設定は、競合他社輸入車の同クラスモデルと比較しても競争力があると言えるでしょう。
マイルドハイブリッドシステムの導入により、燃費性能の向上が期待できる点は評価できます。
ディーゼルモデルのトルクフルな特性と優れた燃費性能は、長距離移動を頻繁に行うユーザーの方々にとって魅力的な選択肢となるでしょう。価格と燃費性能的に220dが最も人気でリセールに唯一期待できるグレードとなりそうです。
トップグレードのM235 xDrive グラン クーペの価格は、700万円を超えるためユーザーを選びます。動力性能的にはパンチが有りますが、その割にリセールバリューは高くないのが難点ですかね。
よりホットなモデルで少しコンパクトな1シリーズ、実用性の高さを加味すればSUVモデルのX1やX2にもM35iはありますので、悩ましい所となるでしょう。
M35はリセール度外視で選ぶモデルとなりますが、数年後に中古車でホットモデルが割安に買える狙い目にグランクーペがなる可能性もあります。
馬力と燃費のチェックポイント
- 220グランクーペMスポーツ: 1.5リッター直3ガソリンターボ(最高出力156PS、最大トルク240N・m)/48Vマイルドハイブリッドシステム(モーター最高出力:20PS、同最大トルク:55N・m)/システムトータル最高出力170PS、最大トルク280N・m/WLTCモード燃料消費率17.5km/リッター/FF
- 220dグランクーペMスポーツ:2リッター直4ディーゼルターボ(最高出力150PS、最大トルク360N・m)/48Vマイルドハイブリッドシステム(モーター最高出力:20PS、同最大トルク:55N・m)/システムトータル最高出力163PS、最大トルク400N・m/WLTCモード燃料消費率21.1km/リッター/FF
- M235i xDriveグランクーペ:2リッター直4ガソリンターボ(最高出力300PS、最大トルク400N・m)/WLTCモード燃料消費率12.6km/リッター/4WD(X-Drive)左のパドル・シフトを1 秒間引くことで、すべてのパワートレインとシャシー・システムを最もスポーティな設定に切り替えられる「M スポーツ・ブースト機能付き7 速ダブル・クラッチ・トランスミッションを採用

新型2シリーズグランクーペの燃費性能で特筆すべきは220d・48V・MHEV:マイルドハイブリッドディーゼルの燃費です。
BMWでもっとも低燃費となるWLTC モード燃費21.1㎞/Lは、多くの輸入ディーゼルの中でTOP。新型ゴルフ8.5よりも優秀で、BMW同門内ではX1の20dMHEVの19.5㎞/Lを超えるもの。1シリーズにはディーゼルがランナップされておらず、2シリーズグランクーペがNo1なんです。
X1は4WD、2シリーズグランクーペはFFという駆動輪的な部分とボディサイズによる重量の違いによってもっとも低燃費なBMWとなります。ここは最重要事項かもしません。
ディーゼルでリッター20キロを超える低燃費性能はロングドライブでの大きな強みです。
スタッドレスを履いて雪山に繰り出すなら4WDであるX1がベターですが、BMW燃費No1、輸入ディーゼル燃費No1の2シリーズグランクーペにも選ぶ理由があるってことです。
ロングドライブが好きな人に選ばれる一台とも言えます。
気になるエグゼクティブラウンジと天上のアレ、などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
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そこで
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
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