廉価版テスラ北米で発表・日本仕様のモデル3・モデルYの方がすでに安い?
スタンダードと言う響き
スタンダート・標準を廉価グレードのネーミングに使うテスラ。
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テスラが米国でモデルYスタンダードを$39,990・モデル3スタンダードを$36,990で発売となりました。
標準=最低限、廉価で質素、実際は選んで欲しくない割が悪いモデルかと思いきや、いい意味で削ぎ落した仕様となる模様。
安さを狙っただけでなくてBEVの本質とテスラの価値観に立ち返る意欲的なモデルとも言えそうです。
外観は上位仕様と(ほぼ)変わらない
モデル3・モデルY共にほぼ外観は変らないと言われています。

強いて変更点を上げるとすれば、モデルYではガラスルーフがなくなり、LEDの横一文字のポジションランプが無くなるとか、19インチが18インチにグレードダウンとか…結構あるようで、まぁ元からそんな感じの有ってもおかしくないくらいの誤差っぽい感じです。

むしろ電費には良さそうである
グレードダウンで削る航続距離、しかし効率化で十分?
モデルY・モデル3,共に上位モデルよりバッテリーモジュールを1基減らした結果69kWhバッテリーとしたそうです。バッテリー重量の軽量化と0-100加速のようなパワー系のセッティングを見直し加速性能をマイルド化、さらに装備の簡略化で全体の効率は約5%向上したらしい。
パワートレインは共通、最高出力286馬力~300馬力程度とし、EPA満充電航続距離は321マイル(約517km)。
バッテリーの重さとパワー特性を距離とコスパのバランスを探り、概ね500㎞走って日本円の感覚地としては500万円くらいに(北米であれば1マイルを100ドルで、みたいな基準?)なれば~ってのを狙っているのでしょう。
省かれる主な装備
日本仕様ではどうなるかは分かりませんが、北米仕様での省かれる装備などをチェック。
- バッテリーパックの1セクション
- 後列のモニターを無くす
- ドアミラーは手動格納式:まさかのドアミラーも手動調整式に??
- ガラスルーフを無くす(モデルYには着くか?ついても断熱性のためにカバーで埋めているかも)
- シートベンチレーション機能?
- 後席エアコン吹き出し口は手動式(ダイアル?)に
- リアシートヒーターなし
- 室内のアンビエントライトは足元とドアポケットのみ
- 運転支援機能ではAutosteer(レーンキープアシスト?)が省かれる(ACCはある)
- シート調整は手動か、電動でも可動範囲が少ないタイプになるか
- バックミラーやステアリングコラムの調整も手動に
- ボディカラーは3色に絞る:Stealth Grey(ステルスグレイ)、Pearl Multi-Coat White(pearlマルチコートホワイト)、Diamond Black(ダイヤモンドブラック)
- ホイールにインチダウン(モデルY)
走行性能に関係ない部分で削れるものは削った感じ。
ステアリングヒーターや前席シートヒーターは維持されているのは、冷感時に有効な機能ゆえですかね。
車間距離を自動調整するアダプティブクルーズコントロールは標準で、FSD:フルセルフドライビングはオプションで、買い切り8000ドルまたは月額99ドル(約1万5000円)のサブスクだそう。これを買えば恐らくステアリングアシストは機能するようになると思われ、機能制限に価格を付けたのも透けて見えます。
7スピーカーのオーディオシステムと、15.4インチの大型タッチスクリーンや自動ハイビーム、テキスタイル×ヴィーガンレザーのツートーンシートは標準装備としていて、ラグジュアリーさは削がれても必要十分な感じではありそうですね。
むしろ華美な加飾を排することでよりテスライズムを感じるという信者とかもいそうですね。
北米モデルの廉価グレードの価格、日本での実勢価格の割安さなどなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
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