NANGAオーロラテックスダウンジャケットの仕様・別注とのダウン量と比率と価格の違い

寝袋スタートのダウン
最近人気のダウンジャケットブランドのNANGA(ナンガ)。
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特にナンガのオーロラダウンジャケットは人気です。
アウトドアや登山用品をメインに扱っているブランドで、特に温かい寝袋に定評がありました。
寝袋に封入する羽毛、その羽毛商品メーカーがそのダウンのノウハウをアウトドアウェアに落とし込んだのがナンガのダウンジャケットです。
日本製国産のダウン
ナンガのオーロラテックスダウンジャケットは、滋賀県にある羽毛商品メーカーが力をいれて作ったダウンジャケットです
そう、国産、日本製のダウンで、その品質・素材の当たり前の性能に信頼が出来ます。
国産ブランドダウンメーカーなら今後展開される商品も安定したクオリティのものが期待できますね。
NANGAのこだわりは羽毛です。長年培ってきた、羽毛の選定・洗毛・管理のノウハウによって、よりあたたかい羽毛製品を作り続けています。
※[生産国]: ベトナムなどと表記にあったりします Tシャツなどは中国製も多い 日本ブランドですが、そこはご注意下さい
高級ダウンと比べて寒い?評判は
ナンガのダウンジャケットはダウン・フェザーをバランスよく封入し、そのフィルパワー(FP)も高いのが特徴です。
これはダウン封入量は商品によっても異なりますが、正直ハイブランドの高級ダウンジャケットに比べて劣る部分は有りません。
造りやサイズ感でフィット感を感じにくいと言う声もあるので、最高に評判がイイと断言はできませんが、モンクレールやタトラス、ノースフェイスやアークテリクスのダウンと比べても寒いと言う事はないです。
むしろ後述するダウン・フェザーの比率やダウン容量、ダウンのグラム数やFP(フィルパワー)などは注目ポイントです。
ゴアテックスに似たオーロラテックス
Nangaではダウンジャケットの表面素材は独自素材のオーロラテックスというものを使っています。
耐水圧20000mm、透湿性6000g/m2/24hrsのNANGA独自開発ファブリック 防水透湿素材オーロラテックスは、まぁ、ゴアテックスみたいなものですwww

防水性能を持たせてあるアウトサイドの素材でありながら、内側から発生する湿度を表面に逃がす仕組みとなっているのはゴアテックスも同じで、防水性能で言えば下手なスノーボードのジャケットよりも優秀なくらいです。
ちまたに溢れる「別注」
2023,2024、(2025FWもおそらく)ナンガのオーロラテックスダウンジャケットは純正商品と、別注品とでラインナップされていることもあります。
NANGAのショップ・公式ホームページ・公式オンラインストアでは標準的なほうのオーロラテックスダウンジャケット、セレクトショップや一部のアウトドアショップなどでは別注、となっているパターンだったり、表面素材をオーロラテックスから難燃素材に変更するなどもある。
別注商品は、フリークスストア、アーバンリサーチ、ベイクルーズなどで販売されていることもあります。
価格の違い
ナンガの別注ジャケット、オーロラテックスダウンジャケットで、なぜか別注の方が安いパターンもあります。
- AURORA DOWN JACKET / オーロラダウンジャケット 47,300円
- [ナンガ] 別注 AURORATEX DOWN JACKET オーロラテックスダウンジャケット 35,800円
- [ナンガ] 別注 焚火 RIP DOWN JACKET タキビリップダウンジャケット 39,800円
[ナンガ] 別注 焚火 RIP DOWN JACKET タキビリップダウンジャケットは素材がオーロラテックスではなく、難燃素材を使う焚火向けのニッチなダウンジャケットです。「ナンガオーロラダウンジャケット」の今年のモデル
売ってるけど、サイズによっては在庫少ない。
↓売り切れの場合も!↓
Nanga(ナンガ)
人気商品のため、売り切れの場合もあります。
オーロラテックスで標準モデルと別注では外皮素材など同じような商品ですが、別注品と標準品で12000円程度価格が違うとなると、どのような差があるのか気になりますね。
別注品の仕様、ここが違うか
標準仕様のオーロラテックスダウンジャケットの材質・素材の構成など
表地: 40dn オーロラテックス(R)ナイロン100%
裏地: 40dn ナイロンタフタ
羽毛: スパニッシュダックダウン ダウン90-フェザー10% (760FP)[羽毛量]: 150g
標準モデルは素材でも高品質なのが読み取れます。
別注品の材質や構成など
表地:AURORA-TEX(R)(オーロラテックス)ナイロン100%
裏地:50dnポリエステル、ポリエステル100%、
羽毛:ダウン80%・フェザー20%(650FP)150g※サスティナブルな取り組みとしてリサイクルダウンを使用
並べて見ると一目瞭然ですが、47300円のモデルではダウン:フェザー比率がモンクレールやタトラスと同じ90:10となっていてスパニッシュダックダウンを使っていることがわかります。そして760FP。
対して別注品の方ではリサイクルダウンで80:20となっています。650FPとダウン密度も下がっています。
フィルパワーは高い方が優れているとされているので、標準品の方のクオリティの高さが光ります。
今後は上位モデルでもSDGS観点からリサイクルダウンの使用・採用は増えると思われますが、コスト高と価格設定でメーカーは難儀することでしょう。
スパニッシュダックダウン ダウン90-フェザー10% (760FP)[羽毛量]: 150gで47300円、コスパの高さが評価されるのもわかりますね。
タグ部分で羽毛比率など確認しましょう。
※年次やモデルによって原材料など変更になっていることもあります
どっちがいいか
高くても中身が優れる標準モデルか、安い別注品か・・・悩むところです。
実際着てみてチェックするのがベストですが、もしネット通販で検討するのであれば、地域や気温、今持っている服とのバランスで選びましょう。
- 高級ダウンと同等の防寒性能を期待している
- 中は長袖Tシャツだけにしたい
- 早朝や日暮れなど寒い時間に外出
- バイク乗る
- 0度以下が多い
上記のようなケースではより防寒性に優れたモデルの方が良いでしょう。別注モデルでも中に着こめば大丈夫ではありますが、軽くて暖かい高級ダウンの代替品やラフに着れる高品質なセカンド・サードアウターとしては上位モデルの方が良いでしょう。
- 0度まで下がらない
- 中にはフリースを着込むのがデフォ
- ショッピングモール内を散策するとか
- クルマ移動多い
これらの条件であれば防寒性はそこそこで軽くてソコソコ温かいアウターの方が使い勝手は良いでしょう。暑すぎないダウン、ライトダウンだとちょっと寒い、そんな時にちょうどいいダウンには別注モデルの出番ですね。
サイズ感とバイク向け?の仕立て
ナンガで人気のAURORA DOWN JACKET / オーロラダウンジャケットは2023年にサイズ感:シルエットを変更しており、他メーカーのサイズ感よりもちょっと大きめの作りとなっています。この変更でだいたいワンサイズ位は変ったと言われていて、モンクレールやタトラスで3サイズ(Lサイズ相当)がジャンストフィットの方であればMサイズがちょうどいいくらいのサイズ感となっています。
NEW AURORA DOWN JACKET / オーロラダウンジャケット(メンズ) サイズチャート
SIZE CHART(cm) | ||||
S | M | L | XL | |
着丈 | 76 | 78 | 80 | 82 |
身幅 | 60 | 62 | 64 | 66 |
裄丈 | 88.5 | 91 | 93.5 | 96 |
ナンガのオーロラテックスダウンジャケットの特徴としては襟の部分の高さもポイントです。
襟部分が高めで、少し空間があり、ネックウォーマーやマスクとの相性も良いと言えます。

裾丈も長めでヒップも適度に隠れるため、バイクで前景になった時にも背中が出難いのもライダーにはうれしいポイントかも知れません。

レジャーや旅行など冬のアウトドアシーンに頼もしいですし、防寒性だけでなくある程度の雨にも耐えられそう、シンプルなデザインなのでカジュアルスタイルに合わせやすいのも魅力的です。

また、自転車やバイクに乗る方にも使いやすいシルエットです。
中にロンT一枚、またはフリースやスウェットを着込んで、など着回しのし易いアウターとして幅広く活躍しそうです。
良いダウンで変わる生活と快適性
高級ダウンなどの良いダウンジャケットは、その類稀なる暖かさで、生活の質を上げてくれると思います。
中に着こむ枚数が減るだけですごく身軽になるし、快適性も高まりますね。
スキーやスノーボードなどのアウトドアアクティビティに繰り出す時に着て行く時にもすごく重宝しますし、中が薄着になるだけでも着替えの荷物の量も変わるくらいには高級ダウンはパッキングにもプラスに働きます。小雪チラつく寒い中でのスキー用品のクルマへの積み込みなどの時にもばッと羽織れば快適なんですよね。
バイクに乗る時でも、長時間の移動であればオーバーパンツは必要かもしれませんが、短距離の通勤通学であれば暖かいダウンジャケットで上半身を極暖状態にしていればオーバーパンツなくても快適に移動できたりします。バイク乗り降りする度にオーバーパンツの脱ぎ履きなくなるだけで物凄く快適になりますwww
冬の終る頃のセール品を購入して来年に備えるか、次の冬に入る前・季節外れ安く購入してしっかり使い倒すか、今からでも要チェックですね!
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