ベンツ自動運転レベル3,灯火類や規制も変化必須?周りを照らす機能など

高速道路で最大95km/hまで

メルセデスベンツ(独)は、ドイツにて条件付き自動運転システム「DRIVE PILOT」の最新バージョンを提供すると発表。


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2025年初頭には新車オプションと、既に販売された車両のアップデートにて提供予定とのこと。

DRIVE PILOTは量産車におけるレベル3自動運転システムとして世界最速(最高速という意味で)となる予定です。

日本車では過去にレジェンドのリース専用車両でレベル3(ホンダセンシングエリート)を売っていたものの廃盤に、その後ホンダから自動運転レベルの進展はなく、ハンズフリードライブ対応車種(ホンダセンシング360+)も日本市場では皆無です。

ドライブパイロットの価格

DRIVE PILOT(ドライブパイロット)の価格は、車両本体プラス5950ユーロ(約100万円為替レートによる)となっております。

自動運転レベル3の価格は+100万円、コレが今後のひとつの目安となるかもしれません。

対象車種

2024年時点での対象車種は、SクラスとEVのEQS。

メルセデスベンツのフラッグシップ Sクラス

同様のセンサー・ライダーなど搭載されていれば車両の制御は可能となるとのこと。

自動運転対応のEQS

今後EクラスやEQE、GLSクラスやマイバッハ系などへも広がっていくでしょう。

作動条件

メルセデスベンツの最新のドライブパイロットについては、高速道路で一番定速の車線にて最大95km/hまでの速度で前方車両に追従走行時にレベル3になるとのこと。

速度面で言えばかつてのレジェンドのホンダセンシングエリートの50㎞/h以下でのレベル3よりも格段に速く、システムに運転をゆだねることでドライバーは仕事や、インターネットサーフィン、テレビ視聴、などのサービスを通じて映画のストリーミングなどを使用してもよい、前方注視や運転の監視から解放されることになります。

ドイツでの交通法規的には条件付き自動運転の許容最高速度は130km/hまで、とされているそうで、今後はフィードバックや事故・トラブル事例などの収集を経て130㎞/hまでアップデートされていくことでしょう。

光で外部に作動状態を知らせる試みも

自動運手レベル3で走行中の車両が、他のクルマとの交通環境での共存として、その作動状態を外部に伝える試みとして、ライトを活用するというのも一部国や地域でスタートしているようです。

条件付き自動運転用の特別なターコイズ色のマーカーライトを開発し、DRIVE PILOTの作動状態を示すようになり、ネバダ州とカリフォルニア州ではすでにこの技術が例外的に認められて試験運用中とのこと。

2021年のブログで車体の周囲を照らすライトの活用で自動運転社会において双方認識しやすくする、と見立てていた当ブログの通り。そういった開発や法規を当ブログは見通していたので、その通りに採用されてうれしいもんですね。まぁ、そういう方向での開発のハナシを知っていればそのまんまなんですがwww

車体の周囲を照らすようなライトアップは、自動運転社会において双方の車両から認識しやすくなったり、センサーの検知箇所を照らすなどで別の意味と必然性で普及する可能性もありそうだなとも思います。

今後自動運転を知らせる灯火類として、車両に緑、ないし青のランプが追加される流れになりそうですね。BMWのようにフロントグリル回りを照らしたり、テールランプやリアナンバー周りにブルーのライティングがされたりとかもあるかも。

実はかつてのレジェンドもブルーのライト付けてたし、そういう方向性でしょう。

かつてのレジェンドも自動運転レベル3(高速道路縛りで50キロ以下だけど)

ACCやLKAも普及して、今後の進化も楽しみな反面、高額な修理代に悩む日も来るのかもしれないけれども。

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さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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