改良新型ハリアーZ:HEVにナイトシェードとPHEVにG、S廃止値上げ価格交錯の理由
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5年でテコ入れの理由
トヨタ自動車は2025年6月11日にハリアーの年次改良モデルを発表、同時に特別仕様車「ナイトシェード(Night Shade)」を追加設定し、発売を開始しました。

上位グレードのハイブリッドだけに設定する背景は
全車ハイブリッド化は見送られたものの、グレード体系の見直しと値上げのダブルパンチで最低グレードの純ガソリン車最低価格で371万円に・・・前回の年次改良同様高級・高価格化路線を踏襲、逆にPHEVに従来の中間グレード相当の廉価モデルを用意しています。

2020年に登場した現行ハリアー、今テコ入れの理由を解説していきます。
特別仕様車ナイトシェード設定する裏事情
現行モデルである80系ハリアーは発売開始からほどなくコロナ禍に巻き込まれ、納期遅延・受注停止・そしてトヨタ初となるメーカー都合キャンセルとなるオーダーカットが発生していたなど超人気車種でした。
即出しの転売のダシに使われていたこともあるし、リセール厨の短期乗り替えにも活用されているなどハリアーは鉄板人気車種でした。
なぜ、その大人気のハリアーに今、2025年に特別仕様車が用意されるのか??
それは単純に新車効果と品薄商法が効かなくなり売れ行きが鈍って行っているからに他なりません。

そして、フェイスリフトを伴う大幅な改良は受注停止期間が長かったために機を逸し、フルモデルチェンジ延期や時期のズレが発生し、大規模マイナーチェンジを行わずに特別仕様車ナイトシェードで茶を濁しモデルライフを全うする気なんです。
さらに今回の特別仕様車ナイトシェードパッケージは、ZおよびZ“Leather Packageと上位グレードのベース価格が高いものにだけ設定され、単価アップの狙いもあります。
グレード見直しで全体的に価格を上げているのは、次期モデルでカローラシリーズやRAV4と同様全車ハイブリッドのみのラインナップになるため。その前にハリアー全体の価格を上げ平均価格が高いものとしての履歴を残し、フルモデルチェンジ時の大幅な価格上昇(数字の並び的な印象)を緩和する狙いもあります。
PHEV廉価モデル設定の理由
PHEVは従来まではモノグレード、Zという上位グレード相当しか設定がありませんでした。
今回の年次改良にともないガソリン・ハイブリッドは全体的に値上げして廉価グレードを廃止したのですが、逆にPHEVには80万円近く安いGグレード・中間グレード相当を追加し、500万円台(中盤~ですが)でPHEVの選択肢を用意しています。
PHEVのスペックとしては306馬力、EV航続93㎞、普通充電のみで急速充電は不可。基本は自宅充電するイメージです。新世代のPHEVなら航続距離伸びて150㎞程度で急速充電も使えるようになっていますが、ハリアーはまだしばらくはこのスペックです。
これは、プリウスの改良と同様で、PHEVを最上級に据えると言うフェーズの終わりを知らせるものであり、廉価にライフスタイルにマッチ人へ向けてPHEVの普及を促したいと言うこと。
プリウスのPHEVは400万円程度、SUVスタイルでやや高級路線のハリアーで550万円くらい(補助金でもうちょっと安くなるかも)で手に入るとしたら、自宅充電環境次第にはなるものの選択肢に提案しやすくなるものと思われます。
ハリアーPHEVは、E-Fourのみですので、ある意味雪国で自宅充電可能な方へはPRにし易いかも?ハイブリッドの上位グレードの4WD(Z“Leather Package・Night Shade”E-Four 541万円)と価格被せてきたのも戦略的価格と言えるかもしれません。
ハリアーの価格とグレード、リセールの狙い目と今後の展開などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
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そこで
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