シンクロウェザーの価格が高い(値引きなし?)…スタッドレス持ちとのコスパをカローラクロスで比較すると
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まだ価格が高い
次世代オールシーズンタイヤとして期待されるシンクロウェザーは2024年10月に発売開始となった新型タイヤです。
「アクティブトレッド」と呼ばれる新技術を搭載し、路面状況に合わせてタイヤの特性が変化し、グリップ力を自動で調整することでスタッドレスタイヤ並みの冬用性能と、サマータイヤ並みの夏用性能を両立させた革新的なタイヤですが、登場間もない現時点では価格が高いと言われています。
一時期楽天に少し値引きで出たりポイントバックがあったり、自動車パーツ量販店で多少の値引き提示(工賃サービス)があったりなかったりするものの、2024年11月を迎える現時点ではネット上の全ての価格表記が定価。そして店頭販売のものも工賃・廃タイヤ処分料込みなどコミコミ料金でもダンロップ系タイヤショップでのコミコミ価格を下回ってはいけないなどの強めの価格統制(強制)がされているような気配もあります。(値引き禁止と強く書きすぎると怒られそうwww) 価格コムでも1社くらいしか価格掲出していないし、しかもメーカー希望小売価格のまんまの定価です。
まぁ、ぶっちゃけて言えば価格が高いんよ。倍くらいする。二刀流と言えどもタイヤの持ちが倍というわけでないし、ここまで高価格ならスタッドレスとの2セット準備した方が安上がり??というオールシーズンタイヤ論争も再燃しそうです。
カローラクロスの225/50R18サイズをサンプルにブログで解説していきます。
シンクロウェザー225/50R18の価格
トヨタのカローラクロスは2021年夏発売。上位グレードのZグレード系のタイヤサイズは225/50R18となっています。カローラクロスも発売から3年経ち、走行距離も積み重ねてきた車両も多いでしょうし、そろそろタイヤ交換時期に差し掛かるという方も多いでしょう。
荷物も積めるし活躍の幅も広い車両ですのでスタッドレス・サマータイヤと2セット揃えている方もいます。そこで、シンクロウェザーでタイヤを一本化出来ないかと検討する方もいらっしゃることでしょう。
まずは、ダンロップのシンクロウェザーの225/50R18 の価格。
価格は52,030円となっています。 タイヤ一本の価格としてはかなり高めの設定で発売開始当初は値引きなしです。
ショップのほうでの価格登録は恐らく2024年9月12日、実際のダンロップの価格公表・発売日としては2024年10月1日となっているので、各タイヤショップへは9月12日よりも前に通達が行っていたのでしょうね。箝口令でもあったのか価格情報が事前に漏れ出ることもなかったような気がします。(事前予約で見積もり取っていた人はいた気がするけど)
タイヤ4本での価格としては20.8万円+交換工賃、場合によってはタイヤ廃棄費用やバルブ交換などの諸費用などですね。
タイヤの寿命としてはサマータイヤ同等と謳っているものの、純正同等の3~5万キロ程度??とのハナシもあるし、雪上・氷上性能的には50%摩耗でNGとなるとの見方もあるので何とも言えないところ。維持費としては3~5万キロ毎に20万円のタイヤ代となるとけっこう高額かもしれません。走り方や年間走行距離次第ですが、3年に1回くらいの交換とイメージすると実際のユーザーの感覚的な交換サイクルとしては近いと思われます。
シンクロウェザーを選ぶメリットとしては、スタッドレスタイヤを準備しないでもよくて、タイヤの保管場所・保管コスト、季節ごとの毎回の交換コストがかからないってところ。
保管コストは無料(自宅の空き部屋や物置・ベランダにカバーして置くとか)~レンタルボックスやタイヤショップの保管サービス(数万円?)など。
交換コストとしては、毎回1時間で数千円が年に2回、3~4年で数万円になるかな?ってところ。
価格比較のベースは2024年10月末時点の価格コムサイトより https://kakaku.com/car_goods/tire/itemlist.aspx?pdf_ma=6050&pdf_Spec201=18&pdf_Spec202=225&pdf_Spec203=50&pdf_so=p2
225/50R18のサマータイヤ価格
225/50R18サイズのサマータイヤはカローラクロスの登場を受けて、各タイヤメーカーの銘柄やサイズ展開が充実してきたため、選択肢は豊富です。
一応シンクロウェザーと比較とするとしてダンロップ縛りでサイズと価格を解説していきます。
SP SPORT MAXX(スポーツマックス)シリーズのスポーツ×プレミアム系のタイヤで3万円前後~の実勢価格で、エントリーでエコノミーな低燃費タイヤ系のエナセーブであれば2万円前後の価格帯と言えるでしょう。
4本セットで8~12万円+工賃等々ってところでしょう。
発売からある程度の期間が経過するとセットで値引きや各種割引などのサービスもあるかもしれないですね。
タイヤ通販 オートウェイシンクロウェザーが5万円強とすると、4~6割程度の価格・予算感で新品タイヤの選択肢が豊富にあります。もちろんダンロップ以外にすればアジアンタイヤなどの格安タイヤもあるでしょうし、カローラクロスだと純正でミシュランプライマシー系が装着されていたので同銘柄の新型プライマシーをディーラーで交換するとなるとあまり安くもないかもしれませんけれども。
オンロードの性能だけであれば、ダンロップのスポーツマックス系などリーズナブルなこれらのタイヤでもシンクロウェザーと同等かそれ以上に快適で静かでグリップ感も良いタイヤと言えるでしょうね。非降雪地域であればシンクロウェザーを選ぶ理由はないと言いきってもいいかなぁ。
コスト面では、季節ごとにタイヤ・アルミを履き替えるなら交換工賃なども掛かるし、地域や気候などによってはスタッドレスタイヤセットも必須で用意したりもするでしょう。長期コストの比較では、スタッドレスタイヤ代でどのくらいの価格が掛かるのかで差額の計算をして、損益分岐点が見えてきそうです。
スタッドレスタイヤ、同サイズでいくらくらい?安くそろえるならどうする?逆にシンクロウェザー一本の方が良いか?などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
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