新型エルグランドのサイズがデカいしダサイ?ショボい2列目に歪んだサイドビュー…勝ち筋はリアエンタ?

サイズがデカイ

2025年10月末開催のジャパンモビリティショーにて、軽駅危機で窮地の日産自動車が新型エルグランドを発表。


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ラージサイズラグジュアリーミニバンの始祖たるエルグランドのフルモデルチェンジは14年ぶり?発売は2026年夏ごろを予定しているとのこと。

注目を集める外観デザイン、そして、サイズ。

新型エルグランドのボディサイズは
全長・全幅・全高:4995×1895×1965mm とクラス最大のボディサイズとなりました。

これは、ラグジュアリーミニバンでベンチマークとされるToyotaアルファード・ベルファイアを超える幅・高さです。

ボディサイズが引き立つデザインで威圧感を狙ったのかもしれません。そこに日産アリアやセレナのような、ややデジタルチックで近未来的なテイストも入れて、デカセレナになっている感じです。

セレナからのランクアップの受け皿としては申し分ない見た目、敢えてのクラス最大サイズを狙ってきたのにも理由があるのかもしれません。

デカい理由

エルグランドはこの約5m×約1.9m×約19.6mという巨体を、1.5Lターボ発電による、純モーター駆動のe-POWERで走らせます。

エクストレイルと同じ構成の発電専用のZR15DDTe型1.5リッターエンジンに、モーターとインバーター、ジェネレーター、減速機、増速機をコンパクトにモジュール化した5-in-1ユニットを組み合わせた第3世代の「e-POWER」を搭載しているのに、なぜかボディ全体は大型化させています。

プラットフォーム自体はキャリーオーバーで、小型化したドライブトレーンを無理くり乗せても絶対的なコンパクトな効率化は不可、ボディサイズを大きくすることで、e-POWERとe-4orceを捻じ込んだと思われます。

更には全体的に大きくすることでライバルとの数値上の差別化も果たせるし、高さ方向の大型化は居住空間にはプラスです。

e-POWERの4WDで前後のピッチング制御、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」によりコーナリング姿勢の安定化、電子制御で減衰力を可変する「インテリジェントダイナミックサスペンション」による足回りで、大型化、重量増などのネガを電気のチカラで打ち消しています。

電子制御モリモリの人工的なフラットライド感を敢えての近未来の走りとして、リニアモーターカーのようなスムーズでスピード感を感じる移動空間として演出したいようですね。

疲れてるのかな、、、視力検査が必要かな

新型エルグランドのサイドビューを見て、歪みを感じる方、大丈夫です。それは疲労や視力がおかしくなったわけではなく、エルグランドの真横からのサイドシルエットが歪んでいます。

リアがくの字になっている、こんな造詣のリアビューを見て、自分の目がおかしくなったかなって思う方もいるかもしれませんが、問題ありません。おかしいのはエルグランドのリアの処理で、この辺りがダサさを加速しているような、アンバランス感や不安にさせるデザインです。見るだけで乗り物酔いしそうなこのリアの処理、賛否別れているのも納得しちゃいますね。

撮り方の問題?見え方変なのかな?魚眼レンズ風で撮影して歪んている・・・?いや、そんなことはなく、魚の尾びれのようなデザイン。

もしくは初心者マークを横向きにしたような、リアに歪みの有るデザインです。

違和感の正体、ダサいと感じるアンバランスさの原因でしょうか。

せっかくのボディサイズ、フロントは先進性を表わしているのに、リアもワイド一文字テールで良いのに、サイドがダサイ。

変形した牛乳パックを横倒しした感じのデザインかしら。

そんな新型エルグランドの少ない美点は…

このデザインで、さらに内装の善し悪し、リアシートのデキ、そしてリアエンタの見所などなど……詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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