BYD初のEV軽自動車ラッコ(RACCO)、航続距離180km、価格1万7000ドル=258万円で2026年後半日本発売へ
BYDのEV軽自動車
ジャパンモビリティショー2025でワールドプレミアとなったBYD New K-Car RACCO(新型ラッコ)。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
見た目は日本の軽自動車数車種をremixしたパクリデザインの宝庫で、ホンダThatsやタント、ルークス・eKスペースなどをふんだんに塗したテイストです。

その価格は日本円で約258万円~=1万7千ドルからとなっていて、その満充電航続距離は180㎞との報道がされ始めていますね。
スーパーハイト軽自動車に分類されるジャンルに初めてのBEVを導入したBYD。
「BYD Racco」と名付けられたこのモデルは、2026年夏に日本で予約受付を開始する予定となっています。
BYDラッコのサイズ
日本の軽自動車規制では全長3,400mm、全幅1,480mm、全高2,000mmに制限されるというローカルルールがあります。

その中で、全高1700㎜を超えるとスーパーハイト系軽自動車と言われるジャンルに当てはまることになります。
BTDRACCO(ラッコ)のボディサイズは
全長3395×全幅1475×全高1800mmという軽自動車枠をギリギリ使い切ったサイズ感で、空間効率を重視するスーパーハイトらしいフォルム。全高がルーフレール無しで高めなのは、床下にバッテリーを敷き詰めいるためフロア高が高くなっており、頭上の空間確保での必然でしょう。
2種類のバッテリーパック
搭載されるバッテリー容量としては、2種類。
Standardレンジと、ロングレンジの2種類のバッテリー容量を用意し、価格と航続距離でスペックを分けるようです。

軽自動車規格ゆえに、最高出力は64馬力に規制されるため、バッテリー容量の大きさは純粋に価格・重量増と航続距離の延伸に反映されますね。
そのバッテリーはLFPリン酸鉄系で、日本車メーカーであるスズキのEVにも供給される比較的安定性が高いと言われているもので、バッテリー容量はスタンダードレンジで20kWh(市販までに25kWhにするというウワサもある)、ロングレンジでは40kWh(35kWhにダウン?)となる予定だとか。
航続距離のスペック
20kWhのバッテリーで、180㎞の航続距離を想定しているとのことで、これだと数年前に発売された日産サクラと同等と言う事になります。これで十分と言うにはほど遠いレベルでしょう。
サクラ・兄弟車のeKX EVでは、実用上100㎞前後のアシ車と言われることもあるので、サイズ・重量アップの割には検討していると言えますが、割と普通のちょっと物足りない性能と言わざるを得ないでしょう。

バッテリー容量を増やした40kWhでは、最高出力アップは行わずにそのポテンシャルを航続距離に充てる事となるため、フル充電航続距離では360㎞程度が期待できます。ただし、重量増の影響もあるので、実走行距離としては300~330㎞程度となるのでしょう。
航続距離のスペックとしてはN-VAN-Eの29.5kWhのバッテリーでの245㎞の航続距離、N-One-eでの295㎞の航続距離に対して、このまま順当にいけば300㎞を超える軽自動車BEVで最長のロングディスタンスな航続距離を実現予定。
クラスNo1だけでなく、軽自動車EV No1の称号を得られれば販売のアピールにはなりそうです。
航続距離だけでなく、価格も重要なファクターとなるスーパーハイト系軽自動車、気になる予定価格も要チェックです。
予定価格
日本での発売価格については、250万円でStandardレンジ、249万円か、250万円台として259万円の可能性もある。
Longレンジの方では299万円程度の価格とする予定だとか。
2026年夏、第3四半期のアタマの7月頃にStandardレンジを発売し、2026年末にロングレンジを追加となるか。
この予定価格は、他メーカーのBEVの価格の動向に合わせて適宜調整するとのことで、いわゆる価格競争を仕掛けてシェアを奪いに行く気マンマンです。

サクラやN-One-e・N-VAN-Eの価格次第で、思い切って下げる可能性もあるということ。
補助金頼みではあるものの200万円前後、200万円台前半と言ったところが着地点ですかね。
スタンダードは200万くらいじゃないと、航続距離180㎞程度の中華製EVでは売れ行き伸ばすのは難しいとも思うので、思い切った価格設定に期待です。
まとめ
250万円で180㎞走るスーパーハイト系軽自動車。
300万円で300㎞以上走る軽自動車、一キロ一万円切りになれば、価格対比スペックとしてはまあまあ優秀。
軽自動車の安い維持費、ただし、タイヤの減りには要注意となる可能性もあり。
BYDのラッコが日本市場における起爆剤になるのかは要注目です。
勢い余ってダイハツやスズキにOEMしちゃったりもあるかしらね。イオンで売り出すとか。
善き車選びを!
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れず!
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きで上司決済取ります!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉を進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、一括査定で来てくれた買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず一括査定で来てもらう時には複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定の詰め作業・最終確認が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ
