自動車公取が警告…トヨタなど(不適切新車販売)長納期品薄商法転売対策裏目に…(半強制)抱き合わせ販売と返金補償
1ページ目の続き
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
オーナーが取り得る策・返金対応など
人気の高い国産新車や、一部のプレミアのつく輸入車など、いわゆる即出しで転売ヤーの餌食になるような車種に販売条件を付けていました。
- 残クレ(残価設定ローン)
- コーティング(高額な)
- メンテパック(長期の)
これらの上記条件で購入した方、今回の新車の不適切な販売方法についての資料をもとに、販売店に交渉することは可能と思われます。
残クレなどローンの繰り上げ返済
購入検討時に現金一括で購入予定だったが、販売条件としてローンを組まされたケースに於いては、繰り上げ返済が可能です。単純に繰り上げ返済をする際に、事務手続き・手数料などが掛かると思われますが、それを販売店に負担してもらえるかの交渉の余地があります。
強制的にローンを組まされたとは言え、これまで払った金利も全部チャラに・・・はさすがに難しいかもしれませんが、解約手数料は持ってもらいたいものです。
もし、まだ納車していなくて、これから、この記事や自動車公正取引協議会「新車の不適切な販売方法について」の元記事などを読んだあとで、すでに契約を結んでいてローンで納車予定の方、今からでも現金一括に変更を申し出ましょう。断られる理由はないものと思われます。それを理由に順番を後回しにするのも公平性がなくコンプラ違反になるかしらね。
ついでに言えば、現金一括で購入したのに車検証上の所有者名義がディーラーなどになってしまっている場合は、所有権は当然購入者に移るべきもので権利の侵害であるため、即刻所有者を本来の所有者に名義変更等の手続をする必要があり、そしてディーラー(又はメーカー)が主導してそうしたのであればその費用負担は販売店側で負担するべきものだと思います。
コーティングやオプションを付けた・・・
ディーラーで高額なコーティングや個人的に不必要なオプションをセットで付けさせられたようなケース、これは返金は難しいかもしれない。割高なコーティングだとしても、ユーザー側からしたら一応メリットを受けているし、オプションも同様にユーザーメリットとなる装備と捉えることも出来ます。長期的には下取りで有利になることもあるため。オプションを付けさせられた分を返金請求するのは困難だと思われます。オプションだとモノが車に埋め込んであったり、装着されているので取っ払っていいからその分の代金を返せってのも難しいです。
コーティングに関しては、外部委託分のマージン分、外部委託しないで直でコーティング業者さんに持ち込んだ際のコーティング料金を調べ上げ、ディーラーが取った分の差額利益分くらいは返金交渉の余地があるかも知れませんが、ディーラー内部でコーティングを掛けていることもあるなど、多くの金額を見込んで請求するのは、やはり難しいものと思われます。
メンテナンスパックのキャンセル
メンテナンスパックは、まだ利用していないのであれば、返金請求するのも検討の余地があります。ただし、実費部分であったりで既に使用した消耗品類の交換や作業工賃については消化されいて返金の対象とはならないでしょう。
メンテナンスパックは利用せずにキャンセルした場合や、経過年数を残して車両を売却した際には返金されることもあります。メンテナンスパックの規約などにもよるのですが、特別な事情を鑑みてのキャンセルである程度の金額の返金を求めるのは筋違いではないです。ディーラーの方・またはメーカーなどに交渉してみましょう。
下取りと買取の差額は
ディーラーの下取りは高くないです。買取業者の方が圧倒的に・・・は言い過ぎかもしれませんが、高く売れる傾向にあるのは多くの人が知る所です。
すでに買替をして、下取りで入れてしまった場合は、その差額を請求するのは困難だと思います。もちろん、当時の別業者さんの査定額が有れば、査定書として体を成していれば多少は交渉可能かもしれませんが、実際のところ車両の売却はナマモノで、時期によっての変動も多く過去の査定額との差額についても確定しようがない。そうなってくると、立証は困難になるので、差額の請求は筋が悪いことになりそうです。
まだ納車してない、下取り車をディーラーなどに預け入れていないケースでは、下取りをキャンセルしても良いものと思われます。買取店で現金化してきて、見積もり書の下取り額相当額に現金で充当することで、支払いに充てることも可能です。ローン金額が変わるなどもあるし、そのタイミングで現金一括払いに変更しても、売却益の多寡等を含め、購入者が判断して支払方法の自由は保証されるべきです。
見積書の再計算も必要になると思いますが、それを理由に購入の順番が繰り下がるというのも、不利益な扱いとして今回の自動車公正取引協議会「新車の不適切な販売方法について」の注意喚起文を読み取ればわかるので、順番はそのままを維持されるのが妥当です。
デイーラーへの相談・交渉などでご自身の権利の主張、そして被った損失などの補償を求めることになります。交渉で揉めるようであれば、自動車公正取引協議会へ改めて相談、外部機関に相談や、弁護士さんに相談なども検討しましょう。内部資料の開示請求や自分に割り当てられる自動車(新車これから納車予定の場合に順番を繰り下げられそうな時など)の差押なども検討可能かもしれません。
ディーラーが自動車公正取引協議会に加盟しているか
自動車公正取引協議会(Automobile Fair Trade Council HPアドレスなどはaftcね)のホームページ上で、購入した自動車販売店・ディーラーなどの検索が可能です。
トヨタ、トヨペットなどで検索すれば、普通にトヨタの販社が出てきます。
多くの自動車ディーラーは会員企業として登録されています。
自動車公正取引協議会に加入しているディーラーであれば、先述した対応など交渉の余地はあるはずです。もし、応じないのであれば、自動車公正取引協議会に対して個別の事例として詳細を報告し、対応を仰ぐべきです。
トラブル相談機関は他にも
○経済産業省 【消費者相談室】 消費者からの相談の受け付け 03-3501-1511(代表) 受け付け時間:月曜日〜金曜日(祝日は除く) 10:00〜16:00 ○内閣府 消費者契約法、製造物責任制度(PL法等)についての情報 ○国土交通省 リコール関係、自動車の点検等についての情報 ○国民生活センター 【相談部】 消費者からの相談の受け付け(メールによる相談は受け付けておりません) 03-3446-0999 受け付け時間:月曜日〜金曜日(祝日は除く) 10:00〜12:00、13:00〜16:00 全国の消費者センターへのリンク(国民生活センターのホームページ内) ○公益財団法人 自動車製造物責任相談センター 自動車の品質に関わる相談の受け付け 0120-028-222 受け付け時間:月曜日〜金曜日(祝日は除く) 9:30〜12:00、13:00〜17:00 FAXやメールによる相談も受け付けています(詳細はホームページ内を参照) |
上記の機関などに相談することで、これまでの車両購入の契約・これから納車する車の契約などについて相談可能です。
まとめ
自動車公正取引協議会からのリリースとしては、会員事業者に於いては、法令遵守及び消費者の信頼確保の観点から、本インフォメーションを参考に、適切な販売を、と促しています。
ソフトな表現ですが、これをハードに直球に変換すると、法令違反を今すぐやめろ になります。すでに多くのディーラーが違反している感じですので、社会問題になる日も近いかもしれません。
日産だとR35GTRやZ、ホンダだとシビックタイプR、トヨタだとランドクルーザー300・ランドクルーザー250・ランドクルーザー70、アルファード・ヴェルファイア、ポルシェだと911とかメルセデスベンツだとGクラスとか、フェラーリ各車とかとか。
トヨタはね、量販車種でやり過ぎた感があるわね。
条件付き販売や、抽選という建前の優先順位付けの販売手法など、長納期化の品薄商法でディーラーの利益最大化でさすがにユーザーからの苦情も増えた感じがあります。
今後はアルファード・ヴェルファイアの販売再開や、ランドクルーザー300系の受注再開などもあるため、トヨタがメーカーとしてどのようにディーラーに対応するの様に仕向けるのか、各ディーラーがどのように動くかが注目ポイントとなります。
善き車選びを!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ