自動車公取が警告…トヨタなど(不適切新車販売)長納期品薄商法転売対策裏目に…(半強制)抱き合わせ販売と返金補償
即出しで転売ヤーの餌食になるような車種に販売条件を付けていたのが、抱き合わせなど売り手側の悪質さが露見し社会問題になりそうですね
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忖度無しで返金請求など踏み込んだ内容のため、刺激が強めかもしれません
新車の不適切な販売方法について注意喚起
2024年11月15日に自動車公正取引協議会(Automobile Fair Trade Council 公式HPアドレスなどはaftcね)は、「新車の不適切な販売方法について」という案内を公開。
正確な元リンクやPDFについて案内しているホームページやメディアは少ないようですので、こちらでご案内します。
公取協TOPからのクルマ情報TOPからの過去の情報(Back Numbar)https://www.aftc.or.jp/contents/am/backno.htmlのページ上の2024/11の案内です。リンク先はスマホサイトの表示ではなく、PCサイトで表示しないと出てこないかも。
そして、この新車の不適切な販売方法についてのPDFページのリンクは以下に
https://www.aftc.or.jp/content/files/pdf/aftc_info/aftcinfo_20241115.pdf
こちらも画像で魚拓しておきます。
当ブログでも残クレ縛りやオプション・メンテナンスパッケージやコーティングなどの裏3種の神器として紹介していたけれど、さすがに苦情が多いもよう。
人気車種で売り手市場となっていたディーラー、果たして過去の契約はどうなるか?そして今後の販売・契約の展開は?
ブログで解説していきます。
「納車までに期間を要する等の新車」について、「不適切な販売が行われている」
人気の高い国産新車やレアで高額な輸入車等の長納期車種、これまでも当ブログでは納期や抱き合わせ的な販売方法についての啓発や案内を行っていました。誓約書を書かせるだけではない契約的縛りを課す売り方の問題も散見されるものの、まぁ、最終的委は購入者の判断によるかな・・・ってのがあったんですが、ここに来て社会問題化のの様相です。
●主な苦情相談の内容(不適切な販売方法)
- 新車購入の際、販売事業者から以下のような条件が提示され、同意しない場合は、 販売することはできない、または、同意した消費者に優先して販売すると言われた。
- 「オプション装備品やメンテナンスパック、コーティング等の購入」や「任意保険への加入」、「ローンによる購入」
- 現金購入の場合であっても、「一年間は所有権を留保する(販売事業者名義とする)」 ※なお、中古車についても、上記1.や2.のような苦情相談が散見される。
- 下取車を入庫する。
- 先着順の販売として注文書を交わしたが、後日、抽選販売に変更された。
当ブログでは裏3種の神器としてよく聞いていたのが、
- 残クレ(残価設定ローン)
- コーティング(高額な)
- メンテパック(長期の)
ですね。下取り必須もけっこうあったかなぁ~ 下取り入れると優先順位上がりますって案内とかも自分の耳で聞いたりしたかしら。
メーカー・ディーラーは法令を守りユーザーへ補償を
販売事業者は、以下理由から、新車を販売する際に上記列挙事由を販売の条件としないこと。また、これに同意した消費者に優先して販売する等しないこと。
- 「オプション装備品やメンテナンスパック、コーティング等の購入」や「任意保険への加入」、「ローンによる購入」を強制することは、独占禁止法に違反(不公正な取引方法(抱き合わせ販売)に該当)するおそれがある。
- 現金購入の場合、所有権は当然購入者に移るべきものであり、これを販売事業者に留保することは、いかなる理由があったとしても、権利の侵害となる。
- 下取車を売却するか否か、また、売却先をどうするかは、売却益の多寡等を含め、購入者が判断することであり、販売事業者が入庫を強制すべきものではない。
- 抽選による販売を行う場合は、事前にその旨を表示(告知)すること。また、事前に表示(告知)することなく抽選販売に変更しないこと。
はっきり言って多くのトヨタ系ディーラーは上記基準のコンプラ違反しまくりですわねwww 私が自分で見聞きした中でほぼCompleteにやっておったわ。強制ではないとか詭弁だったような案内ですよ。録音しておけばよかったわ。
権利の侵害とか、独占禁止法に違反(不公正な取引方法(抱き合わせ販売)に該当)とかね、ペナルティあってもおかしくないレベル。黙認したメーカーの責任、実行していたディーラーの責任と責任の所在を明らかにして再発防止策を講じるべきです。退職した営業スタッフやトヨタ本部の方でも内部告発して怪しい取引があったこと、何件あってどの程度ユーザーが不利益を被ったのかを公開すべきだと思うのは、私だけでしょうか。
これまでに抱き合わせ販売した車両・オーナーに対しても対応や補償を考える時が来ていると言えそうです。
すでに購入したオーナー、これから納車を控えているが条件付き販売を飲んで契約した方、返金請求は自動車公正取引協議会会員企業なら応じてくるのかなどなどなど……詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ