敢えての安っぽい仕上げ?新型ノートe-Powerの内装を触ってみて試乗インプレ②

2020年末登場のノートはイーパワー専売車となり、走りの質感を中心にアップデートして登場、もちろんインテリアも大きく変更しています。


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ですが、車好きな方なら触ってわかる部分かと思いますが、結構安っぽい質感だという事が気になるかもしれません。


試乗インプレ①からの続きです。

ノートの内装 触ればわかる?


そして、この質感については、以前スクープした2021年イーパワーの追加車種 ノートオーラ(仮)についても関連があって敢えてのことなのかも・・とも思われます。


試乗インプレ②としてブログでまとめていきます。



まず、内装については、メーターパネル~ナビ画面の連続した面の構成が見どころではあります。

メルセデスベンツAクラスを彷彿とさせる液晶の連続面、ぱっと見でスタイリッシュです。


ツヤありの樹脂との組み合わせで、ここの部分のパネルに関しては、質感が高く見えます。



ハンドルも下の部分がカットオフされたD型、Dシェイプと呼ばれるアウディやワーゲンが好きなタイプの形を採用しております。


ハンドルのスポークは直線的で、スイッチ類も四角っぽい感じでカッコよさを強調しています。女性ウケの柔らかなラインというのは皆無と言ってもいいでしょう。



レーシングカーっぽいからとか、スポーティとか、乗り降りの際に腿や膝に当たらないために、とかではなく、
見た目がカッコいいから、という理由で採用されたとか。


形だけでスタイリッシュに見えるなら乗っかっとく、というのもまぁ、日産らしい。



センターコンソール~シフトレバー~肘置きまで、以前のノートの取って付けた感でなく、しっかりとデザイン性がある仕上げです。

しかし、素材はチープです。

運転席側と助手席側で仕上りのクオリティに差があったりします。



EVみたいなものですので、シフトレバー自体はただのスイッチに過ぎず、その下にシフトボックスがあるわけではないので、デザイン的な自由度が高く、そこはかっこよく仕上げてありますね。


コンソールが二段仕上げになっており、下にはスマホ充電やUSBなどがあったと思います。


メーターからナビまできらびやかに仕上げた車が200万円で、というのもすごいことだと思いますが、実際のところ、他に部分の樹脂パーツの質感、建て付け、触り心地など、正直敢えての低レベルに仕上げたのか?という感じです。

助手席側は敢えての仕上げ?


自動車評論家的には触れない部分か、運転席周りのドライバーの手の触れる部分は質感高い(嘘ではない)とか、樹脂の質感が安っぽい部分も見受けられる、とか濁すところでしょうが、正直見て触って確かめて、と思います。

カタログの写真とネットの画像だけで決めちゃダメよ。


この辺の助手席周りのパネルなど、よくぞここまでやりちぎったなと言うくらい、質感低めです。


リアシートの美点は減った


そして、ハッチバックでありながらそこそこ広いリアシートという美点は新型ではほぼなくなったといってよいでしょう。


リアシートが旧型に対してあからさまに狭くなっております。



旧型に対してホイールベースも全長も切り詰めたしわ寄せが分かりやすく来ています。

実際のところヴィッツ改めヤリスよりは広いし、フィットより少し劣るぐらいかな~といったところですが、昨今のトール系軽自動車の広いリアシートに比べて劣るし、全体の平均が上がってきている中では退化している感じがあります。


実際のところ、プラットフォームの変更による大人の都合による部分も大きいのでしょう。


あまり後席に人乗せるというケースが多くないご時世を反映してとか、軽量化などのメリット、その他パーソナルユースが多いなどもそういったダウンサイジングの理由はありますが、以前までのクラスを超えた広さ感はなくなったものと思いましょう。


コンパクトクラスで広いリアシートが良ければ、N-BOXとかフィットを検討しましょう。(ホンダの回し者ではない)

荷室も日産クオリティ


ラゲッジも日産車アルアルみたいなもので、リアシートを倒した時の段差が大きいタイプ。


車中泊向きでもありません。

フロントのバンパー形状などからも、4輪ともモーター駆動の先進的な4WDのグレードも追加されておりますが、あまりアウトドア向きでもありません。

ちょっと惜しい。

そういうニーズには今後出てくるE-Power搭載の新型エクストレイルを待ちましょうという事のようです。

セットオプションが割高・全体的に価格に見合うか


美点と欠点の紙一重な部分ですが、メーカーオプションナビとプロパイロットの連携に関してはすこし未来を感じるところ。


カーブのRとかを考慮しての速度制御などは目新しい部分ですが、値段設定がイマイチです。


というか、オプションの設定が不親切で、単価アップを狙っているのが見え見えでもあります。


そもそもセットで割安にするイメージのセットオプションが割高というのもやはり日産っぽい。


乗り出しで300万円が妥当だとは思いにくい部分がトータルではあります。


上記色々まとめますと、今は買いでは無い。


という結論に至る方も多いのではないでしょうか。


よくあるパターンかと思いますが、いずれ販売が鈍化した時に特別仕様車が出て、その時にホントに安価なセットオプションやプロパイロットの適切な支払いでの選択などが出来ると思います。


ノートは出たばかりの新車で買うクルマではありません。


ここまで強調するのは、
2021年2月発表(3月発売か)予定の新型車の登場もうわさされているからです。


ノートの派生車種が出る、というハナシです。(ノートオーラ・リーク情報をアップしているサイトもあります)


3ナンバー化されてプレミアムコンパクト路線を突き進むとかで、今後ノートの派生車種でラインナップを増やしていく可能性もあるとかなんとか。


実際のところ、ノートオーラ(仮名)が出たとして、そこでようやく内装の質感を高めたりするのだろうか?とか、プロパイロットの設定などを踏まえてそちらが多少高額化しようが結果的にバリューの高い良い車種となるのか?そういう戦略もありそうです。


現状のノートは走りの良さ、運転していて独特のEVフィールの心地よさが違和感なく発揮されている素晴らしいモデルではありますが、運転席以外に漂う敢えての低級感などは受け入れがたいもの。


比較対象として違う、とはわかっていても、同じイーパワーなら他の車種がいいなぁ~と思ってキックスやセレナ、今後モデルチェンジするエクストレイルとかの方が妥当かな?と思います。


まだ、EVに乗ったことがない、e-POWERを体感したことが無い、というのであれば、ぜひ、一度試乗してみて欲しいところです。
乗って触って、記事読んで・・車選びの参考になれば幸いです。


ご自分の車の使い方とハマるか、一度試乗ですね。



頭一つ抜けた価格に見合うか?キックス試乗インプレ②
簡易EV普及なるか!?ノート e-POWER 試乗インプレ④ まとめ編
各試乗インプレッションも参考になればと思います。

善き車選びのヒントになればと思います。

新型ノートオーラNISMO(ニスモ)も試乗してきたので、参考になれば幸です。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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