地獄の修理代・ACCが逝った時

新時代の故障事例か

前車追従式のクルーズコントロールの修理代、と言うかハンドル制御付きのクルコンの修理代、どの程度かご存知ですか?


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今回のブログではほぼ車格に関係なく高額な修理費用のかかる、恐怖のハンドルアシスト付きのクルーズコントロールの修理費用について解説していきます。

カーライフの参考になればと思いますが、必要以上に臆することの無いようにいくつかの事例程度に読んでいただければ。


ちなみに以前の記事で 電動パーキングブレーキとPレンジの故障の修理費用 についてもブログに上げているのでそちらも合わせて見てください。

アダプティブクルーズコントロールのエラー



さて、車間調整式のクルーズコントロールに関しては、結構エラーが出ることがあります。


センサー部分の汚れ、フロントウィンドウの汚れ、直射日光を受けてのエラー、シガーソケットで一時的な高圧の電気消費をするとか、高温・熱・外気温が高いなどが原因であったり、バイクやトラックなど前走車の認識が困難な場合でクルコンが解除になることもあります。

こういったエラーは一時的な物であったりするので、再始動や時間を置くことで解決し、修理が必要という訳ではありません。(コンピューターにはエラーの履歴が残るので、気になる方はディーラーで簡単な診断を受けると良いでしょう)


しかし、頻繁にエラーが発生し、チェックランプが消えず、根本的な修理となると・・・


カメラ・センサーの修理・交換で20万円~ となります・・・


そして、恐ろしいことに、それだけでなくてレーンキープアシストまで逝ってしまうと・・・


40万円~ アッセンブリー交換とか、結構な金額に・・・

パワステが逝ってもダメになる


ここ最近の車の残念なパターンも情報として仕入れまして・・・


電動パワステのハンドル制御付き/レーンキープアシスト の方だけ、逝ってしまっても、なんと、自動ブレーキ・アダプティブクルーズコントロール含む制御すべて効かなくなる、というケースもあるそうです。

もちろんパワステは効かなくなります。


電動パワステ死んでなんで・・?となりますが


レーンキープアシストのハンドルの制御と、ACC(アダプティブクルーズコントロール)の車間制御などはすべて一体となって制御している車種も増えており、ハンドルが逝っただけで結局40万~の修理で、重ステなうえに自動ブレーキもキャンセル、エラー表示出まくり、という事になる恐れがあるそうです。



スバルだとアイサイトver2以降とか?、トヨタだとセーフティセンスP以上・以降の物、日産のプロパイロット、ホンダセンシングのハイブリッド向けが電動パワステとアダプティブクルーズコントロールの連動があるところでしょうか。レクサスやマツダにも上位車種、新型車にはそういった連動したものがここ最近は採用されています。


輸入車でももちろん2010年以降の自動ブレーキ・アダプティブクルーズコントロールの普及の立役者たるボルボや、電子制御や自動運転に積極的なメルセデスベンツやBMWなども採用例が多い。


以前の電動パーキングブレーキの修理のブログでも触れましたが、新車登録から国産車だと7年前後、輸入車だと5~6年以上経過するとそういったトラブルの事例が増えてくる、と言うのがありそうです。


それこそ自動ブレーキ普及して上位グレードだけでなく多くの車種で標準装備・オプションとして選べるようになり、そろそろ5年目の車検を終えた・・なんてタイミングでそういう不具合も増えて来ていたりします。


もし、アダプティブクルーズコントロールを含むレーンキープアシスト機能付きの車種を今現在お乗りであれば、保険と思って延長保証の加入をお薦めしたいところです。

中古でそういった先進安全運転制御機能付きの車を選ぶのであれば、可能な限り保証を付けての購入を強くお勧めします。

メーカー・車種・車格にもよりますが、5年までの延長保証で3年目の車検で追加で8万~25万円程度(メンテナンスパックとかはまた別)かと思います。

5年目以降の7年目までの延長保証は各メーカー対応があったりなかったり、20万円~くらいのイメージでしょうか。

ワーゲンやアウディなどはDSGと呼ばれるミッションの耐久性にムラがありますので、クルコンとの連携で逝かれるリスクが高め、絶対に乗る期間中は保証でカバーできるようにしておきましょう。(DSG不具合で50万コースもあるよ)


高級車だけのハナシでしょう・・なんて思っているあなた


300万しない車でも修理に40万とか有り得るんですよ(ついでに電動パーキングブレーキ逝ったら+40万!)


カローラやRAV-4なんかでも今後起こりうる地獄のトラブルです。


買い替えか高額な出費か、なんにせよコスト的にはヤバイですよね。


正直、防ぎようがないトラブルで、延長保証入っとけってハナシなんです。


メーカーも修理の事例を集めつつ、コンピューターからのデータ取りをしてこれから壊れにくく改善する道半ばくらいのところ。

6年目で壊れた車種で45万の修理費用を請求しつつ、1週間預けてもらってデータ取りするから1割安くする、代車出して40万に、とかあったりもするみたい。


電子制御で安心安全が担保できる分、故障した時のリスクや修理にかかるコストも考えなければならない時代に突入したってこと。


5年での買い替えサイクルが促されるのか、長く乗るなら敢えて電子制御テンコ盛りで無いクルマか、それとも自動ブレーキと相性悪いMTか(笑)


新車・中古車選びの参考に、特に、5年落ち・7年落ちには気を付けて!中古の保証にアダプティブクルーズコントロールとか電動パーキングブレーキとかの故障も保証の範囲に含まれるか(アウディとワーゲンならミッションも)確認が必須ですよ。整備記録・点検簿・交換履歴なども目を通して、善き車との出会いをお祈り申し上げます。

エラーが頻発した時に確認する事


ちなみに、アダプティブクルーズコントロールでエラーが頻繁に出る方へ


・フロントガラスを綺麗にしましょう
・ガラスコートがギラつきの原因の時も
・ガラスの傷とか確認
・グリルを綺麗にしましょう
・ヒューズから電源取り、シガーソケット接続、OBD2からの電源取りすべてやめてみましょう
・レーダー探知機やめてみましょう(ACC電源から取ってても)
・空気圧をチェック
・ローダウン・車高調をやめましょう
・TVジャンパーキットをやめましょう
・サイドブレーキアース落としとかはホントにやめましょう


上記はアダプティブクルーズコントロールのエラーを誘発しやすくなるようです。


エラーが頻発することが故障の引き金になるのか、その関連性はよくわかっていません。

ガラスやセンサー部分の汚れが検知精度を下げるというのは理解できます。単純に朝日や西日に向かって走っているだけでアダプティブクルーズコントロールがキャンセルされるという事もあります。

カメラやセンサーに強い光が入ってセンシングできなくなるらしい、とのこと。

車高を変えたことでの不具合はない、と語る方もいますが、センサーの向きや角度・範囲への影響は無視できません。

社外品の電力使用も因果関係については明確ではないようですが、レーダー探知機によるオービスの検知時に消費電力が急上昇とか、TVキットで走行中に見えるようにするのにコードの変更やサイドブレーキを引いているという誤信号を送っているケースもあるとかで、不具合を誘発しやすいのではないか、と諸説あります。


エラーに関しても、ディーラーやショップで一時的にエラーを消す方法もないことはないらしいです。


センサーのエラー表示をキャンセルして車検だけは通す、とかも技術的には可能だそうで、コーディングで不具合のある自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールだけ機能を殺す、ということも出来るとか・・


パワステが効かなかろうが、ブレーキとサイドブレーキ、ヘッドライトに排ガス装置に問題なければ車検はパスできるとか・・


安全機能が効かないというのと、そういったコーディングで予測できない更なるトラブルも発生したら目も当てられないので、絶対にススメません。


ハイテク時代、コーディングによるチューニング・カスタムが流行っている中で、そういう根本的な解決にならない対処法には頼らないようにしましょう。

新車保証であったり、中古車でも保証付きのモノを検討するなり、維持費や故障、修理費用などトータルのバランスを考慮して車選びをした方が良さそうです。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

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このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ