廃版になると値落ちする見本のような・・プジョー5008のススメ

古い方の5008

同じ型番5008のシリーズでも旧型7人乗りミニバンと、最新型の7人乗りSUVとの違いがあるのをご存知でしょうか?


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プジョーというフランス製の車のラインナップのお話です。

車に詳しくない方からすればどうでもよい話かもしれません。

ですが、同じ5008でも2017年を境に全く違うモデルになっており、かつモダンで人気が出やすいジャンルである7シーターSUVの新型車である5008に対し、2013年に日本導入されずんぐりむっくりでミニバン風でスライドドアではない、という中途半端な感じの旧世代5008は残念ながら4年間で雲泥の差とも言えるモノとなっています。

古い5008はミニバン風


7人乗りのSUVというCX8が話題になるなど、2017年にやや盛り上がったジャンルに登場したプジョーの7シーター。

ガソリンターボとディーゼルターボの2種類のエンジンを設定し、価格帯も上昇、400万円~となっており、ナビやオプション装備で乗り出し500万円前後と、輸入車を購入する一つの指針となる500万円の壁ぎりぎりで7人乗り、そこそこのドライバビリティと見栄えを叶えるかなり頑張ったプジョーといった感じです。


SUVではありませんが、グランツアラーやトゥーランと言ったモデルとも競合しそうな感じですね。

人気のSUVスタイルに生まれ変わっておりますね。

2013年登場当時は7シータープレミアムミニバンと言っていたような気がする旧型。


デビュー当時はフラッグシップとまでは言わないが、それなりに上級車種扱いされており、荷室や乗員空間の広さなどl快適性のレベルがl高めの車として売り出していました。


1.6リッターターボは確かBMWとの共同開発エンジンの改良型であり、6速ATを組み合わせて結構キビキビ走るタイプです。

足回りはかなり柔らか目ですがコーナーではロールが少なく猫足と呼ばれる独特の浮遊感のある走りがウリ、別名と言うか俗称で猫バスと呼ばれることもあるそうです。

前から2-3-2配列の7人乗り。2列目が3席独立でスライド可能、座席幅や造り込み的には真ん中のシートが狭いと言うことなく、平等な設定をしています。

全ての座席に3点式シートベルトも備わり、各席にチャイルドシートを着けることも容易なようです。

配置的には助手席以外ならどこに着けてもOKな感じ。ファミリー向けですね。

シエルというグレードでは2~3列目の頭上がガラスルーフとなります。

開放感がかなり増します。キャリアなどを着けたりしないようにしましょう。

これも子供が喜びそうなアイテムを純正で備えていました。

旧型5008の魅力

自動ブレーキ搭載でないのが残念なポイントであったりしますが、3列目までカバーするエアバッグや横滑り防止装置であるESCなどは当たり前に備え、ヨーロッパ基準の剛性、安全性、走行性能を備えていると言えます。

運転席周りのデザインなどに特に見どころもなく、オーソドックスな感じです。ダッシュボードなどが日焼けして色褪せてないかはフランス車の中古を探すときのチェックポイントかもしれません。

ナビやTVなどは国産の後付けナビをインストールしているパターン、輸入メーカーの純正でオリジナリティが溢れすぎている物に比べて、意外にも使い勝手は悪くないはずです。

リアのフリップダウンモニターやヘッドレストモニターなどのシステムを追加するのも容易なようで、中古でもそういったリアシートエンタテインメントを備えた車両もチラホラあり、割安でオトクだと思います。

フランス車は中古になった時の値落ちが激しい・・とはよく言いますが、新車当時プレミアムという安い方のグレードで300万円~(シエルという上位グレードは360万円~)で、ナビETCバックモニターなどのオプション追加で350万前後~の車体価格であったものが中古で3年落ち3万キロ走行で約120万円と、3分の1くらいになって非常にお買い得となっていたりするんですよね~

恐らくですが3年の車検時で愛車を売る時の下取りや買い取り価格は60万円~90万円の間と思われ、オーナーさんで辛い思いをされた方もいらっしゃると思います。

新型5008の発表や発売のタイミングの兼ね合いもあったりして、買い時、売り時と言うのは難しいですね・・

プジョーでのミニバンは売れず、307SW~308SWという当りの背の低いトヨタのウィッシュのようなスタイリッシュ7シーターというジャンルは一時人気が出ましたが今は下火、5008という数字自体はカタログ落ちしたわけではありませんが、実質のミニバンモデルの廃板カタログ落ちです。

これからはプジョーは2008のヒットに続いて3008を導入するなどSUVに力を入れていくということで、ミニバンはしばらく導入されなそうと言った感じですね。

変わり種になるのは間違いありませんが、国産の7人乗りはヤダ、って方にお勧めのモデル。2017年現在では高年式でメーカー保証も残っているようなものもそこそこあります。

割安なのは数字は残るけどカタログ落ちに近いから・・といういわく付きのような感じです。

新型5008の試乗インプレはこちらからどうぞ

追記:プジョーの新型スライドドアミニバンでリフターが導入されました。シトロエンのベルランゴも兄弟車として登場しています。本国にあるリフターロングという7人乗り仕様は残念ながら日本導入には至っていないです。

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