時代遅れのパワートレインと肥大化したボディ レガシーアウトバック試乗①

時代遅れになってない?

2014年の10月にフルモデルチェンジしたスバル レガシーシリーズ。


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栄華を極めて空前のスポーツワゴンブームをけん引したツーリングワゴンはカタログ落ち、エンジンのバリエーションも4気筒のターボに2.5リッターNA、3リッターNAのフラットシックスなどたくさんありましたが、今はB4とアウトバックのラインナップで2.5リッターのNAのみです。

ターボや水平対向6気筒がフラッグシップにふさわしいと思わなくもないですが、北米的にはこのエンジンのウケが良いということで、一本化されています。

サイズも大幅に大きくなったレガシーの販売の主戦場はアメリカ、日本向けのツーリングワゴンの後継モデルとしては2014年6月にデビューしたレヴォーグがその穴を埋めていて、日本国内販売ではレガシーは1万台前後、レヴォーグが3万台前後となっていて、ほぼスバルの狙い通りになっているようですね。




レガシーシリーズはスバルのフラッグシップとなるということで、サイズも大柄。

全長x全幅x全高:4815x1840x1605mm となっています。


メルセデスベンツCクラスとEクラスの中間くらいのサイズ、中身はEクラスよりも広く、4WD標準で走破性も安全性も高い。

自動ブレーキ関係もスバルとボルボが日本国内の先駆者であり、2008年のモデルから採用されていたりします。

もっとさかのぼれば1999年に追突を警告するシステムや、前車追従クルーズコントロールなどを一部グレードに設定していたなど、なにげにハイテクな車の先駆車でもあります。

イメージとしては走り好きの人の車、四駆で高速をぶっ飛ばしてゲレンデに行く車、というのがありますが、それだけではないんですね。


スバルで残念なのは外観の野暮ったさと、インテリアの地味さと統一感のなさ。

コンセプトカーまでは良くても、市販車でダサくなる典型です。

インテリアも世代とかモデルでバラバラになりすぎて、かつ地味、スバル共通のインテリアのアイデンティティとしては古臭くて地味、くらいのものしかありませんでしたが、新しいレガシーは悪くはない。

レヴォーグもまとまりがそこそこあって良いけども、レガシーのサイズとボリュームを活かしたインテリアは意外と悪くありません。

外観はメッキやシルバーの加飾で上手に高級感を出していると言えます。

4800㎜を超える全長も、いい意味でボリューム感があり、サイドビューも伸びやか、価格の割に性能も見栄えも良いですね。

エンジンとグレード構成


エンジンは2.5リッターのNAで、馬力は175PS トルクは24㎏-m カタログ燃費は14.6㎞/L、組み合わされるトランスミッションはCVT、4WDというパワートレインは2グレード共通です。

スタンダードグレードと、リミテッドという上級グレードの2種類しかありません。

スタンダードは17インチアルミが標準、リミテッドはレザーのインテリア、18インチアルミが標準、サスもリミテッドにスタブレックスライドと呼ばれる上級の物がおごられています。その他装備品でも差が付けられていますね。

エンジン性能やミッションによる性能差はなく、足回りや見栄え、快適装備などの差で選べばよいタイプですね。あまり複合的な組み合わせでないのはシンプルなモデル選びとしては良いですね。


走りの性能としてはダウンサイジングターボが主流の現代においては古クサい印象もあり、レヴォーグの1.6リッターターボとほぼ共通のスペック(1.6ターボ:170PS/25㎞-m)のような感じで置き換えればいいのに・・・と思わなくもないですが、排気量ならではのNAの粘りのあるパワー感で良い走りをします。

トルクに厚みがあると言うか、温かみのある力感と言うか、ターボとは違ったナチュラルな力の立ち上がりです。

レガシーの以前のモデルのように、カタログ燃費との乖離はあまりなく、実用燃費も悪くないようで10~12㎞/Lくらいは走る印象です。

高速道路であればほぼカタログ燃費通りを達成しそうです。スペック的に古臭いかと思っていたら、かなり良いんですよね。


今回試乗したのは18インチにスタブレックスライドと呼ばれる足回りにレザーシートのアウトバックリミテッド。リミテッドされていますが、別に限定車ではありません。

225/60R18にサイズの18インチ、硬めですが乗り心地は悪くはありません。

低重心の設計からか、上下の揺さぶりやロールが少なく、しっかりとした欧州車っぽい足回りです。なんちとなくワーゲンっぽい感じですかね。

ゴルフヴァリアントオールトラックやパサートオールトラック的なテイストとも言えます。価格帯も意外と接近しているので比較になるかも?

続きます。

レガシーアウトバック試乗記②ではインテリアなどを中心にレポートをまとめました。

2021年新型情報も更新しました



輸入コンパクトSUVやワゴン系の4WDの車種などがライバルになりそうですね。価格帯は違うケースもありますが、比較対象として、国産のクロスオーバーワゴンの水準を知るために、レガシー・レヴォーグ辺りは試乗とかしておくといいかも?

レガシーを超えた?レヴォーグ 試乗インプレ①

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さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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