BMWのビックスクーターって出来はどうなの? C600スポーツ マイナーチェンジ前モデル試乗記
BMW C600スポーツ
2012年末に登場した650ccのマキシスクーターで2016年初頭にマイナーチェンジを果たしました。
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マイチェン前はC600でマイチェン後はC650になるとかで、そのマイチェン前モデルに乗りました。
中古車情報を調べてみると、値落ちが少なく人気があるかもしれない、玉数が少ない、じっさい評判が良いのか悪いのか良く分からないバイクではあるかもしれないですね。
マイチェンでテコ入れを図りたいようですが、どう出るかは未知数と言えます。
なんとなく、これは大ヒットだ!と言い切れないなにかがありますね。
デザイン的にはヤマハTーMAXに近く、スポーティで軽快感を前面に打ち出した感じです。
装備的にはABSやグリップヒーターとシートヒーターなど、BMWのモーターサイクルフィロソフィーに準じたものが奢られております。
ウインドスクリーンも大きめのものがついていて手動調整式可能で、ツーリングやハイウェイランに対応しています。
高速では風を軽減はしてくれます。
実際のところは100kmくらいではやや風を感じ、あまり効果的ではないかも??って思ったりもしました。
ハーフカウルのバイクの方が風を受けないような気がしなくもないですね。
ネイキッドに比べれば全然違いますけど、見た目の大き目のスクリーンに期待するほどではないかも。
一番上にスクリーンを調整しても、座高によっては顔やヘルメットの上の方に風を感じるのです。
走りは良いけども、出だしからビンビンのレスポンスと言うよりは安定志向で穏やかで落ち着きのある印象で、BMWっぽい味付けです。
マイナーチェンジでは若干スポーティにアクセルレスポンスが調整されるみたいです。
スポーティなマキシスクーターで、限られた状況下ならスーパースポーツをカモれるとか謳っていたりしますが、あながち嘘でもないかもしれない。なんとか追い回すことはできなくもないはず。
タイトな峠道ではアクセルワークと車体姿勢に集中できるし、アクセルを開けるだけ全開加速態勢に入れるしストレートでもそんなに置いていかれたりはしないでしょうからね。
オプションやその後のカスタムもBMW的には積極的ではない感じもあるかもしれませんが、興味は絶えないバイクです。
熟成が進んで特別仕様車や面白いオプションがラインナップすればグッと人気がでるかもしれません。
ナビや電装品、クルーズコントロールにスマホリンクや追突予防などのハイテクなどが当たり前の近未来バイクに成長させてくれた方がコンセプトであるアーバンコミューターという面を強調できそうですが・・・
TーMAXも金額的に近いので選択の幅が広がるのは歓迎ですね。
マキシスクーターに新しい風を吹かせて欲しいですね。
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