BMW専用ワイヤレスCarPlay対応Android-AIBOX・テザリングで使えるタイプ実機レビュー
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BMW専用のワイヤレスcarplay対応アンドロイドインターフェース:AIBOXの実際の接続や設定、トラブルシューティングなどのリアルな情報も
接続前の下準備
BMW専用のワイアレスアップルカープレイアンドロイドAIBOXについての詳細な解説、いわゆる一般的な(BMW専用以外の)AIBOXなどと共通するデバイス接続の下準備についても解説しておきます。
まず、こういったAIBOXなどの初期設定時に於いては各種通信を使って車両と接続するため、大事なポイントがあって。
- スマホのBluetooth OFF
- スマホのwifi OFF
これは超大事です。
最近の車両はBMW IDを作ってスマホが車両と通信してたりします。これをオフするのが大事です。
AIBOXの一番最初の接続で、まずBluetoothで接続先を探し、それが繋がることを取っかかりにwifiが繋がることになるため、その他のデバイスが通信の邪魔しないようにしましょう。
その他には、多くの場合、駐車場でエンジンオンで接続を試行すると思いますが、設定する時はエンジン掛けっぱなしでやりましょう。アイドリングストップの条例だったり、マナーや駐車場事情などもあるとは思いますが、中途半端にエンジンOFFすると通信が不安定になったり途切れるので注意です。ACC ONでは数分でBluetoothやWi-Fiが飛ばなくなるなどもあるようですし、エンジン回して設定ってことですよ。
あとは電波の良いところで、なるべく混線しないように人が多くない所で・・・などなど細かいところもありますが、それは後述します。
BMWとの接続
まずはBMW車両側のUSB-Cなどの端子に接続。
紫に点灯、すぐに青の点滅になり、そして接続すると青の点灯になる。
青の点滅のときに、車両側でBluetoothの接続を許可するという操作が必要になることもあります。
Wi-Fiに関しては、スマホのテザリング、BMW車両の車載Wi-FiによるHot Spot(ワイファイホットスポット)などを準備しましょう。
AIBOX側のWi-Fi接続のアイコン、Settings やWi-Fi などの表示ででている所から接続を試行しましょう。アンドロイドスマホなどとほぼ同様のアイコンの羅列ですし、i-phone使用している方でもなんとなく似ている感じですので、直感的にわかるとは思います。
Wi-Fi接続しないでもBluetooth接続した時点でApple CarPlayとして車両側には認識します。AIBOXの立ち上げ画面上右下では電波の棒・Wi-Fiのアイコンがグレーアウトしたまま、コレがブルーになるとWi-Fiがつながっている状態となります。
早い段階で、Settings・設定の歯車のアイコンのアレで、言語設定とキーボード設定を日本語に変更するとその後の設定がスムーズになるかと思います。他は触らないでデフォルトのままがベターです。
ナビ画面上でApple CarPlayのボタンを押しても起動しないときは、接続が不安定、接続を試行中と出たりもします。
スマホのテザリングでは、アンドロイド系だとAndroid AP(アクセスポイント)と表示されたり、車両のWi-Fiだと BMW-××××××(車体番号の末尾5桁) Wi-Fiの電波が飛びますので、それをAIBOX側でパスワードを入れてWi-Fi接続を確立しましょう。
このWi-Fiとの接続はカープレイでの接続になります。車両側で、カープレイ接続しますか?みたいに出ることもあるようですので、そのときはハイ、確定、OK、同意、Confirm Agreeなど接続を許可です。
車両側からは、AIBOXは BMW-○○○○などの端末で認識されることも有れば、5E○○○〜となにかの電波的なものとして認識されることもあります。3C○○○〜などと車両Wi-Fiのホットスポットの番号が出て接続を解除しました〜とか接続しました〜とか出る時もあります。それらは1〜2度繰り返すだけで通信が切れないならなら問題なし、ずっと続くなら接続が不安定だったりします。車両側に原因がある場合、AIBOXの通信が不安定な場合とあるので、後述するトラブルシューティングをされると多くの場合は再接続は可能でしょう。
ちなみに、i-phoneや一部ハイエンドなスマホをお使いの方で、車両と自動で接続するような設定(位置情報や何かしらのトリガーでBluetoothやWi-Fiが自動でONになる)をしている(自宅や車の認識・無意識でルーティーンが起動などそういう設定になっているケースもあるらしい)方は、i-phone側でその自動接続しないようにCarPlayは無効にする、車両に乗り込むときは意識してWi-FiやBluetoothをOFFにするなどしたほうが、AIBOXの動作は安定します。
※車両・アイドライブの世代や、AIBOXの仕様によって細かな表示が違ったりしますので、あくまで参考に、各自自己責任で設定してください
トラブルシューティング
AIBOXの接続には概ね成功するとは思うのですが、通信接続が安定しない、調子が悪いということもあるでしょう。初期のセットアップが何度やっても上手く行かない・・・というときなどのトラブルシューティング、対策もいくつか紹介していきます。
確認したほうが良いこと、テザリング用の端末は電源OFF出来ないけど
- スマホの電源を切る(Wi-Fi・Bluetooth OFFを突き詰めるとそうなる)スマートウィッチもね
- エンジンを再起動、ACC ONでは接続安定しないのでアイドリングさせる
- 電波の良い所に移動(BMW車載Wi-Fiはドコモ系の電波)
- 人の少ないところに移動(ショッピングモールなどはWi-Fi飛びまくりでNG)
- ケーブルの抜き差しでAIBOXの再起動
- USB-C(充電専用でなくて通信するUSBね)差し込みが2つある場合はもう一つに差し替える
- USB接続で他の機器を繋いでたら外す
- 空港の近くなどを避けるwww(飛行機が頭上を通らない所に行く)
- 気温が高すぎる(車内がHot)だったら冷めるまで待つ(冷房当てるのは内部結露するからNG)
- 気温が低すぎる(氷点下)だったら暖まるのを待つ
- 車両のe-SIMエラーじゃないか確認(エラーだと色々接続機器が反応悪くなる)
- BMW パーソナルe-SIM(車両ホットスポット)での接続をOFFにしてスマホテザリングにしてみる
- 戸建てで自宅車庫など、自宅のWi-Fiを拾ったりもある、自宅Wi-Fi使って大量のデーターダウンロード中に電子レンジ使ったりすると電波干渉でエラーになったりもあるよ
- 半日くらい置いてみるwww
- SIM挿して通信www
- AIBOXのキャッシュ消去、クリーンアップ機能を使う(ロケットみたいなアイコンでメモリを消すとかもある?)
- アプリのアンインストールからの再インストール、最後はAIBOXの初期化、再設定・・・
多くの場合は上記のエンジン再始動やUSB挿し直し、テザリングを試すなど対策を施すと普通に通信が回復したりします。
通信状態は悪いと、数十秒でタイムアウト、アプリが落ちるってこともあるようです。通信遅くて接続を再試行して、結果的には電波つながっているアイコンはブルーなのに、インターネットに接続されていません、と表示されることもあります。
一度機嫌を損ねるとしばらく言うことを聞かないってこともあるけど、時間が解決することもあるのよ。
AIBOX自体にバッテリーは内蔵されていないため、車内に放置しても膨張したりといったリスクはありません。ただし、電子機器ではあるため、猛暑日であったり、極寒の環境では作動が不安定になりやすいです。耐熱温度は-20〜+60℃となっていたと思いますが、限界を攻めないで気温によっては車内に放置しないほうが良いでしょう。
※車両・OS、AIBOXのバージョンによってエラーの出方が違ったりするので、サポートが必要で有れば国内正規で販売しているところから購入するのがベターです。
BMW専用AIBOXの使い勝手
AIBOXがApple CarPlayとして車両に認識され、Wi-Fiで繋がればあとは各コンテンツを楽しめます。
AIBOXの機種によりますが、今回のこのモデルではYoutube、Netflix、Desny+、Hulu、Spotfyはデフォルトで入っていて、
その他のアプリはGooglePLAY Storeでログイン、ダウンロードで利用可能となります。
グーグルにログインするときには恐らく2段階認証などでスマホとの連携も必要になってくるかも。
Amazon PrimeVideoや、アマゾンミュージックなどは別途ダウンロードってことです。
アプリを入れて、各サブスク系にログインすれば、普通に映画やアニメなど動画視聴が可能です。
Youtubeを見るだけであれば、グーグルプレイストアにログインせずに視聴可能ですので、それで十分ということもあるでしょう。
グーグル・マップをナビとして使うのもログインせずに使用可能です。
グーグルにログインして使うことで、スマホとお気に入りの場所や行きたい場所などのリストを共有・表示できるので便利にはなると思います。
位置情報の補則は、AIBOX単体でもGPSを測位して精度も高いですし、設定で車両側の位置情報なども流用することも可能なようでもあります
ただし、このAIBOXでのGoogleマップでは、地図の拡大・縮小が出来ない??ようで、細かにところで使い勝手を極めていない感じもあります。
ストリートビューなども使えたけど、かなり動作が重くて実用性はない。ARナビ代わりになんて全くならない・・・
その他にはこのAIBOXでは画面の2分割でグーグル・マップのナビと、動画コンテンツなどの同時に表示は微妙に出来ません。
ギリギリ可能なのがピクチャーインピクチャーで地図を小さく表示というのがありますが、小さくて見辛い・・・(^_^;)
ナビと動画を同時に活用するなら、BMW車両本体のナビで目的地などを設定してメーター内にナビを表示、画面では動画再生などの使い方の方が現実的かなと思います。
走行中にも動画再生可能ですので、同乗者は退屈しないでしょうし、なにより純正の大きな液晶を活用できてスマートでもあります。
10インチ程度のタブレット置けばそっちのほうがイイんじゃない?とツッコミもありそうですが、圧倒的な見易さとスマートさが強み、車内置きっぱなしは推奨は微妙ですが、タブレットを車内に置きっぱなしにしたり持ち運びで手間となると考えると、AIBOXには活用のメリットがあるようにも思います。
まとめ
BMW専用のワイヤレスカープレイ対応アンドロイドインターフェイス:AIBOXの接続方法、使い勝手など伝わりましたでしょうか?
走行中でも再生可能とは言え、車内でのYoutubeなどの動画視聴は同乗者のためというのはお忘れなく。
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接続が安定しないとか、不具合が〜というのは、当ブログ内の先述のトラブルシューティングでほぼ解決するでしょう。多くの場合は一過性の不具合で、フリーズしまくって落ちまくるってことも試用して見た感じではありませんでした。
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