ロータリー復活!でもBMW i3後追い?MX-30 e-SKYACTIV R-EVの立ち位置とMX EVの存在意義

REVでRE復活へ
マツダは2023年1月13日、ロータリーエンジン(RE)を発電機として使うプラグインハイブリッド車(PHV)を発売すると発表した。

ロータリーを発電専用として搭載、駆動はモーターで行う充電可能なモデル、いわゆるレンジエクステンダーエレクトリックヴィークル(REV)として、ロータリー車が復活となります。
まず欧州で2023年春に販売を開始(輸出・海外優先)日本での発売時期は遅れての登場となります。
ロータリー復活というけども
何度か頓挫したとの噂のあった市販車・新型車へのロータリーエンジンの復活、奇跡のウルトラCが起こったと言ってもいいでしょう。
ロータリーエンジンは、いわゆる13B型ロータリーがRX-8に搭載されていたのが最後。
独特な造形でインパクトを残し、Xメン2など映画に登場していたRX-8の生産は2012年に終了しています。

11年ぶりの復活、MX-30 e-SKYACTIV R-EVに搭載されるのは発電用のみを担う新開発ロータリーエンジンで、型式は「8C型」になります。
マツダの超熱狂的ファンからすればロータリー復活じゃー!! 他のメーカーにはできなかろう!?と鼻息を荒くするものの、実際はロータリーは発電用オンリーです。

鬼の高回転ロータリーでリアタイヤを蹴り飛ばす、ホンモノのロータリーの走行フィールのカムバックを求めるRX7やRX8のファンからすると、コレジャナイ感もあるようで。
RX-visionの復活の布石、と読むことも出来なくもないし、マツダの意地を感じるリリースでもあるので、ポジティブに評価しておきましょう。
現在公開されている情報
MX-30 e-SKYACTIV R-EVのバッテリー満充電時・エンジンを使わない場合の航続距離は85キロメートルと長くはない。
一般的なPHEVのEV走行可能距離のような感じです。
ガソリンタンク容量は50Lを予定しているとされ、1ローター830ccロータリーでガソリンを燃料として発電することで計算上は600〜700キロ程度走れるようなイメージです。

電池容量は17.8キロワットとMX30の電気自動車(EV)モデルの約半分、MX-30 EV model(BEV)のバッテリー容量は35.5kWhとなていて、EV航続距離はカタログ上は256km、実走行的には160〜200km程度とあまり足が長くないモデルのさらに半分です。
MX30EVは、街乗り程度のEVよりは走るけど遠出は無理、価格が450〜500万…ともはや立ち位置が迷走状態でして。ロータリーPHEVとして打ち出していくと、ピュアEVの多くのEV比で短い航続、割高な価格、存在意義が揺らぐ。
MX30は24Vマイルドハイブリッドシステム付きの2.0l直4ガソリン(e-SKYACTIV G2.0)とEVの二本立てで、そこにe-SKYACTIV R-EV がほぼEVモデルと同価格でラインナップされる予定。
日本での販売価格も同じような設定とされるではないかと言われております。
MX30のEVで根強い航続距離への不安をロータリーで解決と。
ロータリーはおむすび型のローター(回転子)を回し、吸気、圧縮、燃焼などの工程を繰り返して動力をつくる。ピストン運動から回転力を得る一般のエンジンに比べて小型で出力が高い、しかし燃費が非常に悪いといった特長があり、消えつつあるテクノロジー。
ロータリーのユニットがコンパクトであるということ、一定の効率の良い回転数を保つ設定であれば活きる、というのがメリットですね。
ガソリンタンク容量はレンジエクステンダーEVとして考えると大きめであり、そこも個性や強みとなるのか、中途半端で不完全燃焼なモデルとなるのかも注目です。
マツダMX30よりも10年先を言っている?バイクのエンジンを発電用に積んだBMW i3と言う先輩、比較参考になる?…詳細情報は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2023年も引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』
逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
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ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
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