プリウスに2リッターハイブリッドが追加されたワケ・2023新型 Prius2.0HEV

2ユニットが話題に
2022年11月にワールドプレミアされたフルモデルチェンジ版新型プリウス(Toyota New Prius)
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ハイブリッド専用車、ハイブリッドの先駆車であるプリウスに、PHEV:プラグインハイブリッド以外のパワユニットとして、HEV:ハイブリッド車に2種類のエンジンが用意され話題です。
2リッターハイブリッドはパワーハイブリッドとしてプリウスのトップグレードに位置する新しいイメージリーダーとなる。
その登場の必然、なぜ2リッターの新ユニットなのか、スペックなども踏まえてブログで解説していきます。
HEVのスペック
プリウスHVに用意される2種類のパワーユニット
- 1.8L 直4 DOHC 2ZR-FXE +モーターモデル (旧型プリウスと同じ構成)でモーターの出力アップでシステム最高出力:103kW(140PS)
- 2.0L 直4 DOHC M20A-FXS +モーターモデル (レクサスUX250hと同じ構成)システム最高出力は144kW(196PS)
上記のような構成となっています。燃費性能については未公開。

ちなみに旧型となる50系プリウスについては、98馬力を発生する1.8L 水冷直列4気筒DOHCエンジンに、72馬力のフロントモーター、7.2馬力のリヤモーター(E‐Fourの場合)・システム最高出力は122psとなっていました。
新型プリウスは1.8Lモデルでも18馬力程度の性能アップ、約1割の性能の底上げが行われておりますね。
2.0Lハイブリッドモデルに於いては従来型のユニットに対して1.6倍程度のスペックアップとなっていて、走りに期待できそうです。
ボディサイズとのバランス
フルモデルチェンジ版新型プリウスの全長×全幅×全高は
4600 × 1780 × 1420~1430 mm といったボディサイズになっているので、1.5トンを切るくらいであろう車両重量との組み合わせではむしろパワフルくらいの感じになるかも知れません。
2.0HEVで193psはどの程度のレベルか
新型プリウスに搭載される2リッターエンジンはターボでの過給はなく、NAです。
その2リッター直列4気筒エンジンはトヨタ社内ではダイナミックフォースエンジンと呼ばれるもので、ハリアーやRAV4、ノア・ヴォクシーなどに展開されています。
プリウスのハイブリッドシステムとの組み合わせでは力の使い所をモーターと分担するためエンジン出力を抑えつつ、燃費性能も重視したものとなっています。
単体での出力は車種やチューニングによって異なりますが170馬力程度であり、NAながらもポテンシャルがある。
システム出力で196馬力は実は優秀な数値であり、
例えばBMWであればB48B20A4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンで最高出力135kW(184PS)/5000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1350-4600rpm、燃費性能は車種によりますが、だいたい13〜km /L程度。

エンジン屋として名を馳せるBMWの一般的な2リッターはターボで過給して200馬力弱であり、圧縮比・ブースト圧を変えたチューニング違いのユニットで250馬力程度などと作り分けをしている。しかし、燃費性能はさほど、といったところです。
その他にはゴルフGtiが2リッターターボで245馬力程度であったりするなど、絞り出している車種もあって、そこに対抗するのはプリウスPHEVの223馬力となる感じでしょうか。
トヨタはNAで170馬力をマークするベースエンジン、ハイブリッドでブーストしてシステム出力196馬力はいい数値ですね。
ちなみにトヨタのダイナミックフォースエンジンの3気筒バージョン、1.5Lもあり、その数値も実は優秀で、MINIシリーズを凌駕するスペックだとシエンタの試乗インプレッションでレポートしていますねで、そちらもよければ参照ください。
2リッターユニットはターボ無しでストロングなモーターあり、馬力の数値に申し分なくライバルに燃費で圧倒、新登場の意味が見えて来ますね。
各市場での2リッターハイブリッドへの潜在需要……詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2023年も引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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