日産キャラバンとシトロエンベルランゴ・車中泊ベッドキット対決
純正ベッドキットを備えた車中泊マシーン
シトロエンベルランゴとキャラバンの比較、そして純正で用意されるベッドキットを比較。
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シトロエンベルランゴとキャラバンにはサイズ感は若干異なるものの価格帯は近く、商用車ベースでありながら、どちらも純正オプションにベッドキットが設定されています。
ベース車両がまるで違う2車種ですが、車中泊ブームの中で比較検討する方も増えているようですので、対決させてみたいと思います。
ベルランゴのスペック・サイズと価格
シトロエンベルランゴ（現行モデルは欧州では3代目・日本正規導入は現行から）は日本に導入されて人気を博しています。
現行シトロエンベルランゴのボディサイズは4405mm×1850mm×1850mmで、ホイールベースは2785mm
こちらも幅はややあるものの、全長は少し短く、広義では日本のミニバンクラスのサイズとなります。
乗車定員は5人乗りであり、ロングボディの３列7人乗りの日本導入も予定されています。
エンジンスペック
1.2Lガソリンエンジン直3ターボ 130馬力（本国仕様）がありますが、日本未導入。
日本仕様はディーゼルエンジンのみの設定となります。
1.5Lディーゼルエンジン直4ターボ 120馬力 トルク30.67Kgｆ/ｍ
８ＡＴ、右ハンドル仕様
燃料消費量はWLTCモード値で18.0Km/L
室内長は後部座席を畳んで1.74ｍ助手席も畳んで2.7ｍの長尺物を積めます
- フィール 3,469,000円
- シャイン 3,764,000円
オプション設定のアグレベッドキット229,900円
ベッドサイズは1800mm×1200mm
主な標準装備
- アルミホイール
- フロント、リア、サイドソナー
- レザーステアリング
- ２ゾーンオートエアコン
- ACCアダプティブクルーズコントロール：LKAレーンキープアシスト
- パノラミックガラスルーフ
運転支援系の装備が手厚いのが、商用車ベースでも輸入車の強みとも言えるところです。
キャラバンのサイズスペック
キャラバン（現行モデルは５代目）ナローボディを比較対象とします。
ボディサイズはナローボディのサイズ4695mm×1695mm×1990mm
日本における一般的なミニバンクラスのサイズ・乗用車であれば５なんバー、商用車であれば４ナンバーとなります。
乗車定員は5人～6人乗り仕様となりますね。
２種類用意されるエンジンのスペック
2.0L直4 ガソリンエンジン130馬力
2.5L直4ディーゼルエンジン＋ターボ
132馬力 トルク37.7Kgｆ/ｍ
７ＡＴ
燃料消費量はガソリンエンジンで8.5Km/LディーゼルエンジンWLTCモード値で11.3Km/L
荷室長は1860mm、後部座席を畳むと3050mmとなります。
マルチベッド付車
- バンプレミアムＧＸ（２ＷＤガソリン車） 3,517,800円
- バンプレミアムＧＸ（２ＷＤディーゼル車） 4,185,500円
- バンＧＲＡＮＤプレミアムＧＸ（２ＷＤガソリン車） 3,713,600円
- バンＧＲＡＮＤプレミアムＧＸ（２ＷＤディーゼル車） 4,318,300円
マルチベッド仕様のベッドサイズ1760 mm×1510mm
マルチベッド仕様は日産ディーラーで購入可能でＡＵＴＥＣＨジャパンが制作、床張りとベッドキットが標準で装備されており、架装無しモデルより、おおよそ50万円ＵＰとなっております。
主な標準装備
・スパイナルサポート付きシート
・インテリジェントキー＆プッシュスターター
・オートエアコン、リヤクーラー＆リヤヒーター
・安全装備、自動ブレーキ、踏み間違い防止アシスト、エアバック、ふらつき警報、ＡＢＳ、アラウンドビューモニター
運転支援系の装備や快適性ではベルランゴよりも劣る部分もあるものの、実用面での室内・荷室の広さなどでは大きなアドバンテージがあると言えます。
キャラバンとベルランゴのベッドキットの具体的な比較……詳細は以下の次ページ（2ページ目）でチェック！
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