新型シエンタ2022スタッドレス・タイヤサイズ5%サイズアップの注意点・インチダウンは不可か
スタッドレスの準備
2022年8月23日に発売開始されたフルモデルチェンジ版新型シエンタ(Toyota NEW Sienta)、9月当記事寄稿時点でスタッドレスの準備を考え始めた方も多いかもしれませんね。
早いですか?
そんなことは有りません。
タイヤについては2022年9月に値上がりしたばかりではあるものの、半導体の不足と共に、原材料の高騰や物資物流の不足などでタイヤ業界も混乱しているのが現状で、購入検討しているのであれば、タイヤの準備も早い方が良いでしょう。
地域によっては10~11月に交換する方もいると思うので、決してスタッドレス交換のタイミングが早過ぎるってことも無いでしょう。

ちなみにタイヤ業界的には工場の稼働停止や生産の遅れに付随して新車装着用の供給が少なくなり冷え込んでいる面もあるものの、逆にクルマのリプレイスタイヤ市場は今お乗りのクルマの維持して乗るために交換が発生するなど、動きが活発な面もあるそうです。なので、人気車種のタイヤ不足は起こり得るし、押さえておいた方が良いですね。
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インチダウンは実車要確認だが不可が濃厚
以前のブログでアクア流用でのインチアップ・インチダウンを検証していたものの、どうやらホイールの穴の数、4穴・5穴が違うようでサイズの参考にはなるものの、そのままでの流用は不可となっています。
新型シエンタとアクアは多くの車体構成を共通化しているものの、ハブのサイズ・ホイールの取り付け部分が4穴か、5穴か違い、14インチへのインチダウンは実車での適合は要確認・キャリパーが干渉する可能性もあります。

そもそも14インチでPCD100のホイールがスチールホイールでもアルミホイールでも少なく、ちょっと古いプレミオ アリオン カルディナ とか14インチテッチンが使えるかも…?ってところで、詳しい人は思うらしいですね(笑)
中古ホイールで実車・現車合わせで確認・検討することになるかもしれません。
5%の違い
新型シエンタは、フルモデルチェンジに伴いタイヤサイズも旧型170系シエンタから5%扁平率が変わり大きくなり、ひと回り直径・外径が大きくなっています。
170系シエンタ:185/60R15 MOP/195/50R16
↓
新型シエンタ :185/65R15
幅は同一、2番目の数字の扁平率が60%から65%に変更になっています。
ホイールサイズ・幅も変更になっていて
従来モデル:15インチ5.5J +39 MOP/16インチ6J +45 PCD100/5H
↓
新型車両: 15インチ5.5J +40 PCD100/5H
初代シエンタはホイールがPCD100/4H:4穴のホイールが基本でホイールそのものの流用が不可で、先代170系シエンタから新型シエンタに乗り替える方の中であっても、旧型用にスタッドレスタイヤのサイズが違います。
この5%…ねぇ
新型シエンタに旧型のタイヤサイズのスタッドレスを流用すると問題?保安基準、車検的には誤差は問題はないはずだが… 詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
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この5%が問題なんです。
新車のメーターが誤差0%なら記事の言うとおりです。
しかしそもそも新車のメーター表示自体が実速度より5〜10%高く表示されるように設計されています。
このため純正より小さいタイヤを履くとさらに実速度と表示速度の乖離が増える方向になるため車検アウトになる可能性が高くなります。
逆に純正より大きいタイヤなら誤差が相殺されるだけなので問題になりません。
コメントありがとうございます
そうなんですよね
純正というかノーマルで少しでも速度超過とならないように誤差は下ブレで設定されているんですよね
小径タイヤで、シエンタのこの5パーセントでディーラーがどう対応するか、170系のスタッドレス移植して冬季に車検だとどうなるのか、気がかりですよね…