新型サクラを4年縛り無視して売却したら、EV補助金返還?短期乗り換えスキームとペナルティはどうなるか
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返金額の計算ルール
では、返金の根拠になる金額、どうやって決めるのか。
補助金の返金ルールは一般的にはスグに計算できないように複雑に分かり難くしてあるでしょうか。
まず、売却額、とあと、補助金比率と言うのが出てきますね。
この補助金比率がけっこう厄介で、補助金の額・サクラだと55万円 と 購入額で出す。
サクラの購入額は X だと240万円くらい Gだと300万円くらいと ザックリ設定しましょう。
Xの場合 55万 ÷ 240万 ≒ 0.23 約23% が補助金比率
Gの場合 55万 ÷ 300万 ≒ 0.18 約18% が補助金比率
上記のように、車両価格に対して補助金の支給される割合を求める感じです。
その 18~23% 車体価格に対して2割前後は補助金で補ったのだから、売却した時もその売却額の2割前後を返しなさいってことです。
サクラの残価率と返金額
日産サクラに関しては、残価設定の率が2年・3年では公開されていないので、短期売却でいくら程度の査定になるかは不透明ですが、4年後に44%、5年後に35%程度と設定されているので3年程度では50~53%程度で引き取られる可能性があり、2年程度では60%程度となるかもしれません。
そうすると、X の240万の車体、
3年後に 50%と仮定すると
120万円で売却がかなるう事になります。
Xの補助金率は23%ですので、120万×23%= 276000円 程度を返還することになる。
3年乗って、4分の3経過した割に、半額返すんかい…って感じですが、ここら辺は売却の額次第、利益として大きくなる方向に金額が振れたら返金額も大きく、二束三文になるなら少なめになる‥みたいな。
最低限度額として簿価が登場
では、余りにも低廉な額で売却、譲渡となったら返さなくていいのか…?って思っても、帳簿の価格を想定して・簿価で時価相当とするという取りこぼしの無い内容になっています。
ちょっと小難しい感じで定率法で償却していくとかなっていますが、3年経過後の軽自動車の償却後の価値・残高はXグレード:240万円×0.5-1年後の簿価残高×0.5-2年後の簿価残高×0.5…みたいな謎の計算を繰り返し、3年後くらいには30万円くらいの価値しか残らない…となって、そこに23%を乗じることになります。
なので、最低でも69000円は補助金返還請求されることになります。
簿価とか出来て車体価値が下がるとか、上手く売却が出来れば節税にも使えそうですね。
下取りとの調整で返還金を減らせるか
実際、いくら価値の下落幅の多いEVと言えども3年後の査定で30万を下回ることはないでしょうし、仮に無償譲渡したとしても時価と贈与とのバランスで何かしら課税されることになると思われるので、売却価格を下げて補助金返還をちょろまかそうとしても、どこかでしっぺ返しを食らう、と覚えておきましょう。
ここで思い付くのが、下取りと言う物と新車値引きと言う曖昧なゾーンを使えるかと言う物。
サクラ(補助金受け) を下取りに新しいサクラに短期乗り替えで購入するなどの下取りでは、値引きと下取り額で下取り額を下げる(補助金返還を少なくできる)ような調整(値引きを大きくする)などは有るかもしれません。ただ、時価などと乖離が過ぎると後々トラブルやペナルティも有るかもしれません。
下取り・買取額によっては短期乗り換えもアリかも?
さて、補助金を受けたとしても短期乗り換えで売却額によっては半額程度の返還、ある程度の高値で買取が成立するのであれば、短期乗り換え+補助金-約半額返金 でもアリ?かもしれず。
現状ではサクラにおいては、残価設定ローンを4年・5年でしか残価買い取り保証をしていないようでも有りますが、2年後に60%程度となるのであれば、割と良い条件で新車に乗り継ぐことも可能かもしれませんね。
※新型サクラ・EVの下取り額・買取額は現状不透明ですので、あくまで参考に。2年後に良い値段で売れる確証は今はまだありません。2年後も納期遅延の混乱が継続していれば中古EVの価格安定も有り得るかもしれません。
机上の空論であり下取り・買取が高値安定が前提の、変な計算にはなりますが‥‥
240万でサクラ買って55万補助金受けて =185万円 で乗り出す(諸費用割愛)
2年後60%つけば… 240×60%=144万円で引き取り
補助金返還144万×23%=33万円返還
240万円 - 144万円 = 96万円 -補助金55万 + 返還33万 =74万円 で2年乗れる
74万 ÷ 24カ月 = 30833円/月 で新車に乗り継ぐ…みたいな。 あんまり安くないか…
えぇ、机上の空論半端ないですね。 ここにさらに続けるとしたら、144万円で引き取られた車両が2年落ち1年車検残の中古で再販されれば…とか。中古でもCEV補助金は受けられる時があったと思うので、この返還された33万円を中古車の方のEVの補助金に充てれば中古もだいぶ割安にもなりそうなんですけど。補助金のメリットをファーストオーナーとセカンドオーナーでシェア出来ると仕組みとしてもベターかなと。
リースに回るとか代車になるとかでリユース、次のクルマ・EVを買う時にまた新しい補助金で安く乗り出せれば良いなど循環できそうですが、どうでしょう。2年落ちの安い軽EVこそ、今の日本国民に必要かも?
残価と再販売の道筋が出来れば、2年落ちスキームがEV普及に一役買いそうでもあるのかな?と思いますがねぇ~
こういう所の仕組みづくりこそ、やっちゃえニッサン!と思います。
車検を前に余裕を持った乗り換えが叶えば、多くの消耗品や車検費用などを気にせず乗り回せるし常にフレッシュなバッテリーの新車に乗れるのがファーストオーナーのメリット、2年落ち程度であれば中古での再販でもバッテリーの劣化を感じさせずにそこそこの値段で(出来れば中古EVに補助金がついて)の認定中古車での再販売も可能かもしれません。
バッテリー劣化で航続距離も価値も下がる・下落しやすいEVでも短期乗り換えで多くの需要と供給を回せるようになれば、と願います。
なんにせよ、補助金有りきです(笑) EVの価格が下がって長期的な性能が安定して価値が安定してくれば、こういったスキームも回せるようになるかもしれません。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ