そこまでデザインひどい?日産新型エクストレイルT33試乗インプレ①走らせるとすべて引っ繰り返るe-Power×e-4orce


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前後モーター制御でe-4orce

駆動制御については可変制御の4wdをe-4orce(イーフォース)と名付けていて、ネーミング勝負の日産だなぁ~っと思うところです。

ノートやノートオーラシリーズの4WDも良かったのですが、それの高出力版・上位互換と言えるものです。

名前倒れでもなく、駆動制御がスムーズでスマートで、車体を自然に曲げます。

ハンドルは軽め、ライントレース性がよく、修正操舵が少なく曲がり切る感じです。

決して限界走行がすごいってことではなく、リアステアが付いているわけでも無いのですが、なんだかリアの駆動制御と内輪へのブレーキがいい仕事している感じ??少し小回りに貢献しているようで、そして、フロントの外側に荷重がかかった時の沈み込みを緩和しているような感じです。

半端ない静粛性

まず、新型エクストレイルの基本的な静粛性がかなり高い。

モデルチェンジを機に、静的な遮音性のレベルが高いです。

エンジン自体の音も静かで、風切り音、ロードノイズなど音の侵入も抑えてあります。

発電でエンジンを回るすのをドライバーに気付かれないように静かに回すし、回っていても音の透過は最小限。

e-POWER搭載車らしく、速度が上がる=ロードノイズの高まりに紛れさせてエンジンの回転数を上げて、負荷が高まったときの発電量を稼ぎます。

モーター駆動のみで発進して、その後にエンジンが始動するのをメインに、走り出しはほぼエンジンをかけないようにこだわっているような制御、信号待ちなどで停止してからもしばらく発電してからアイドリングストップするというような挙動もかなり少ないです。

EV的に静かで、この体感的な静粛性は1クラス上、下手すりゃ2クラス上の車格、又は価格帯のクルマに匹敵するのではないか?と思います。

強いて難癖をつけるとしたら、グレードによって18インチまたは19インチのSUV的なサイズの大きなタイヤを履いているので、車体の揺すられ、ショック音・振動由来のものなど、最高級サルーンとまでは言えないモノはありますが、けっこうハイレベルだと思います。

現状では静かなSUVの筆頭、と言っても良いのかな、と。

外観の評価は当初はイマイチだとしても、この走りのテイストで、評価逆転・全て持っていく可能性があります。

燃費はソコソコ、しかし誰でも出しやすい

新型エクストレイルのWLTCモード燃費は、2WDが19.7km/L・4WDは18.4km/Lとなっています。

そして、実燃費的には13~15くらいはコンスタントに出せる感じです。

ワンペダルモードでドライブモードエコモードに入れれば、カタログ燃費に近い数値も狙えるでしょう。

誰がどう運転しても、は言いすぎかも知れませんが、意図的に変な運転しない限りは、車の方が勝手にモーターのパワーで走り、最小限のエンジン稼働でバッテリーを蓄え走らせようとする、と言うイーパワーの美点があるように思います。

エクストレイルの価格帯

新型エクストレイルは320万円~450万円の価格帯です。

オーテックなどマニアックなチョイスをすると500万円くらいになります。

S [2WD]:3,198,800円
S e-4ORCE [4WD]:3,479,300円
X [2WD]:3,499,100円
X e-4ORCE [4WD]:3,799,400円
X e-4ORCE エクストリーマーX [4WD]:4,129,400円
G [2WD]:4,298,800円
G e-4ORCE [4WD]:4,499,000円
AUTECH [2WD]:4,205,300円
AUTECH e-4ORCE [4WD]:4,467,100円
AUTECH Advanced Package [2WD]:4,846,600円
AUTECH e-4ORCE Advanced Package [4WD]:5,046,800円

FFと4WDの差額は+30万円。

3列シート仕様はXグレード4wdとエクストリーマーXとオーテック4wdで+13万円ちょっとと言うイメージです。

T32型エクストレイルもまだ在庫販売していることもあり、デザインや価格なども踏まえてあえての旧型(新車・中古車・認定中古車)をチョイス・比較するのも良いかも知れません。

中間グレードで売れ筋になるのはXグレードで、ナビなどのセットプションが40万円くらい、そのナビなどが標準のGグレードとの差額がナビつけるとだいたい25万円くらいとなり、そもそもの装備充実のGグレード:450万円でナビ付き、さぁ、どっちにしとこうか…みたいな構成です。

ハリアーやRAV4のハイブリッドと近い価格帯でもありますね。

ライバル逆転の勝ち筋

通常だと、リセールだったり、燃費だったりでトヨタのハリアーやRAV4ハイブリッドには敵わない、と思われますよね。

でもね、日産は時々一発逆転をカマスんです。

例えば、アクアやヴィッツなどのコンパクトの牙城を、旧型ノートイーパワーでひっくり返したって前例もある。

古い車体:プラットフォームにe-Powerってだけで今思えば制御も甘いのですが、それでも目新しさと着眼点と走り・燃費でトヨタに一泡吹かせることに成功。

トヨタ・ダイハツでまさかのイーパワーを後追いする始末です。

エクストレイルT33型もその一泡吹かせる可能性を秘めた1台かも知れません。

納期で逆転の可能性

今、トヨタは納期遅延の混乱の真っ只中。工場稼働停止が相次ぐのもありますが、人気車種の年次改良・マイナーチェンジに納期遅れが重なり、納車が進まない状態です。

日産がグローバル車種である日産エクストレイルをどこまで日本で存在感を示したいかの判断にもよりますが、SUVでトップを取るなら今しかないってくらい、トヨタが自滅している感じです。

激戦と言われるミディアムSUVでNo1、取るなら今。

そして、ソレは納期さえなんとかなれば、ランキングトップは実現可能なところです。持続可能かは微妙ですが。

T33エクストレイルの納期はグレード・ボディカラーによりけり。

既にエクストレイルの一部グレードでは最大8ヶ月~10ヶ月とも言われているので難しいかもしれませんが…。

同じ日産内でも4WDでイーパワーなSUVで少し小さいキックスもほぼ同時期にマイナーチェンジしているので、日産全体としてはラインナップ充実しても販売台数としては分け合ってインパクトを残せないと言う可能性もあります。

新型エクストレイルの躍進は、先行予約での受注台数、この週末での受注状況などにもよるのでしょうが、年内にも日産の国内向けの供給体制が安定していくことに期待したいところです。

納期詳報・試乗インプレ②へと続きます。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

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このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

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しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ