車のヘッドレストを仮眠仕様にグレードアップ・子供の寝落ち対策にも
頭の支え
頭を支えるヘッドレスト、追突によるむち打ちの被害低減に役に立つ重要な部品です。
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そのヘッドレストは交換するような類のものではありませんが、後付けパーツで快適性をあげれる部分もあり、特に、子供の頭を支えるのに役立ちそうな物があるので紹介していきます。
と、その前に…
輸入車に採用があったビルトインチャイルドシート
そのヘッドレストカスタムの前に少し振り返り。かつて輸入車にちょくちょく採用されていたビルトインタイプのチャイルドシート、インテグレードチャイルクッションなるものがありまして

リアシートの両サイドがせり上がることで座面をリフトアップして子供のサイズに合わせるもの。
リアシートのセンターがポップアップするタイプもありました。

そして、嵩上げされた座面と対となり、ヘッドレスト交換タイプで子供の頭の部分をサポートするタイプの車両組み込みのチャイルドシートというものもありました。

こういった車両組み込みのオプションは最近は採用例が減り、一般的なチャイルドシートで対応することになるのですが、そこで逆に社外部品でヘッドレストサポートなるものが出回り始めた、ってところです。
ヘッドレストサポート
前置きが長くなりましたが、ヘッドレストのポールを利用した頭のホールド用のサポートなる物があります。
ネックパッド、ネックピローのようなもので、車用首枕 ネックパッド 車中泊 ヘッドレストクッション のような感じのネーミングで、けっこう売り手によって名称にブレがあります(笑)
布製、合皮製などあり、多くのバケットシートではないヘッドレストを金属のポールで支えるタイプのシートに装着可能。
フロントシート、リアシートともに兼用のヘッドレストピローです。
多くのヘッドレストに適合するようにフィッティングも工夫されています。
シートに座っての仮眠、シートをリクライニングしての簡易な車中泊的なアイテムとして使えなくも無さそうです。

格納状態ではヘッドレストの脇に収まります。
サイドのサポートを下ろと、子供の頭を支えるのにシートに沿うように降りてきます。
子供の頭が左右にブレないのに良いですね。

ロングドライブや長い渋滞では乗車中に寝る子供も多いですよね。
首の角度が変な姿勢で寝ないように支えてくれます。
グラングラン左右に頭を揺さぶるように寝入ることも多いので、こういうサポートアイテムは役に立ちます。
前に倒れるようであれば、体の前にクッション置いたり、少しリクライニングを倒して、後ろに重心が行くようにしてあげるとベターです。
※お子様の身長や体のサイズに合わせてチャイルドシート、ブースタークッションなどと併用してご活用くださいませ。サイドエアバッグの展開などの影響もあるので装着に当たっては車両の各部に干渉がないかを確認して適宜自動車整備士や販売会社に確認をしつつ自己責任でお願いします。
大人用に角度も付けられる
ヘッドレストサポートの角度を中間くらいにセットすれば、大人の人の頭を支えるのにも役に立ちます。

まるで超タイトなバケットシートのようですね(笑)

左右に頭を揺すられることも減るでしょう。
しかし、運転者だけは装着しない方がいいかも。視界の邪魔で熱い走りをサポートするほどの強度は期待できません。
一応大人の人の頭を支えれるくらいに思っておきましょう。
後ろからの眺め
このヘッドレストの追加アイテム、疲れた時に役に立つ反面、ちょっとかさばります。

助手席に着けた状態を、リアシートから眺めると、アームやバー、クッションなどのパーツがゴチャゴチャしている感じもありますね(笑)
純正でこう言う折り畳み式のヘッドレストサポートとか出るようになれば、もっと車種毎にスッキリと収まるでしょう。
自動運転がもっと普及すると車内休息でこういったビルトインタイプのヘッドレストが再注目される可能性も有りますね。
まとめ
自動メーカー純正のオプションは現行の販売車両ではこういったビルトインタイプのチャイルドシート系の物はいまや皆無とも言える状態になっています。
ベンツやボルボ、ワーゲンなどに隠れメーカ―オプション的にあったものの、廃れてしまいました。
お子様などの同乗者の寝落ちで首を傷める事の無いように、さほど高価でないヘッドレストクッションを活用して、ゴールデンウィーク、夏休みや冬休みなどのロングドライブなどに活用されると良いかもしれません。
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