NX350Fスポーツ(hなしよ)試乗インプレ・WRXを超えてしまった…?2.4ガソリンターボのポテンシャル
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ターボのポテンシャル
レクサスNX350に搭載されるエンジンは新設計となる2.4リッター直4ターボの「T24A-FTS」です。
フロントに横置きされ、AWDで前輪を駆動。
最高出力:279PS(205kW)/6000rpm ・ 最大トルク:430N・m(43.8kgf・m)/1700-3600rpmを発揮して、WLTCモード燃費は12.2km/リッターです。
パワフルで燃費は今の時代の水準的にはイマイチと言わざるを得ないですかね。
まるで、あのスバル車のようなスペックシートじゃない?
WRXを超えてしまったスペック
そう、スバルのハイパワースポーツセダン、新型WRXのスペックを超えている…高級路線のレクサスなのに、大衆車のトヨタがベースなのに、走りのスバルを凌駕する性能って…
2.4リッターターボに4WDを組み合わせてボディは独自に補強しています!ってスバルの売り文句と思ったら、NX350だった、と驚いた方も多かったのが新型NX登場時のハナシ。
しかし、だれもスバルのことを比較には上げない…当たり前か。価格帯もジャンルも違うしね。と言ってもWRXも500万くらいする感じですけども。スバルも標準価格が上がってきている感じで、物価高や値上げは仕方が無いところでしょうか。
このスバルのWRX新型に関して、新型エンジンのFA24型2.4リッター水平対向4気筒ターボは275ps、375Nmとなっていて、実は旧型よりかスペックダウン。
数字上のスペックで全てを語るべきではありませんが、数字で可視化された性能ではレクサスNXの279馬力トルク430Nmに負けているのですよね。
もちろん、低重心で縦置きエンジンFRベースのスバルの走りがアツいものと言えますが、NXだってけっこうエキサイティングなポテンシャルを秘めているよってことです。
スバルのようにぬるいCVTではなく、キレのいい8速ATですし、走り好きな人のためのレクサスに仕上がっていると言えます。
Fスポーツのみで4WDにも
先に記したように、2.4リッターターボにはFスポーツのみ。
スポーティなグレードのみの設定です。
ラグジュアリーでソフトな設定とかはナシ。
このエンジンを選ぶのなら、車との対話をするように気持ち的にもスポーツ走行を楽しもうってことです。
4WDシステムはNX350Fスポーツ専用となっており、前後トルク配分を75:25~50:50の間で連続的に可変制御するタイプ。
アクセルコントロールでコーナリング性能を高めることを目指しているということですが、BMWのように後輪へのトルクを多めにしてFRチックなドライブフィールを狙うとかではなく、足回りは少し硬めであったとしても、目指す世界感は違う感じです。
NAVI・AI-AVSでナビと連動してサスを制御、どちらかとロールを抑えたり乗り心地を優先する感じも有りますが、乗り味にはプラス。
ボディ剛性パーツとしても、パフォーマンスダンパーを備えてガチガチに強化って感じよりも靭やかに強くって感じです。
コーナーも電子制御や機械制御でゴリゴリ曲がるでもなく、あくまでナチュラルでパワフルって感じで完成度高いのよね。
300馬力弱のハイコストパフォーマンス
このNX350(hなし)は、実は、スペックの割に高くない、かもしれない。
14インチのナビは付くし、スポーツシートも革張りのものが奢られているし、足回りだって20インチで足りないものがないです。
リセールを考慮してのオプション選択もあるかも知れませんが、実際のところ、リセールバリューの最大化を目指すのならハイブリッドの方が良いですね。
それでもリセール
多少考慮するなら3眼LEDヘッドライトとムーンルーフくらい付けて(併せて30万円くらい)おいたら良いかなってところです。
NX350の2.4リッターターボを選ぶのであれば、あまりリセールを考えず、オプション控えとかだとかなり安くて(600万~ですが)ハイパフォーマンスで、コスパの良いスポーティなSUVが手に入るって感じです。
BMWのX3Mなら1200万~ X3 M40iとかでも900万~ でNXよりはるかにパワフルで387~500馬力など超弩級のスペックですが、高い。
逆にX3のガソリン、ディーゼルモデルでは200馬力無くて、スペック上はNXよりも劣る。(それでも700万円台~)
その間に滑り込む279馬力のレクサスNXは600万円~となると、ねっ!? 安いでしょう ドヤァァ~って感じです。
まさかレクサスの解説でスバルのようにパワフルで、BMWよりも遥かに安い、という謎解説をすることになるとは…
300馬力はないけれども、手頃なハイパフォーマンスSUVでレクサスNX、良いかも知れません。
納期と値引き
懸念すべきは納期ですね。
一般には1年以上となっていても、2年近く待つとも言いますし、時期によっては受注停止ともなっています。
ガソリンNAとターボは納期が早いというのも以前まではあって、ハイブリッドは2年待ちだけで250なら1年2ヶ月、2.4ターボなら1年4~6ヶ月程度とかとか。
しかし、オーダー順の公平を期すためか、基本は受注停止を一律に…との動きもあります。
地域や販社によって対応や情報開示のレベルが違うので、複数ディーラーでの比較・確認をするのが良いかも知れません。
展示車のチェックや試乗は出来ても、オーダーストップ、又は数年単位で待つとか…けっこう痺れる状況で、ここ最近・2022年夏はトヨタ車・レクサス車の遅延が顕著ですね。
ただ、発注しないことには納車されないので、ディーラーに足を運んで受注再開時期で連絡をもらったするとか手を打つ必要があります。
値引きに関しては、レクサスは値引きゼロを建前をしていますので、大幅な値引きは期待できません。
端数の数万が良いところでしょう。
実質的な値引きを狙う際には、下取りである程度高めに出してもらうなどのタイミング勝負となりそうです。
メルセデス・ベンツやBMWはなど特定のブランドの車からの乗り換えだと下取り強化渡渉してシェアを奪いに来ていることもあり、高めに付くこともあります。
そうでなければ、一括査定などで買取店に競ってもらって高値で売れればベターってところです。
NXは購入しても下取りや買取、残価率も高めなどリセールが期待できて支払いがラクだったり実質的な維持費が低めになるなどメリットが多い反面、人気で納期が長い、早めに動き出しましょう!
新型レクサスRXの登場などもあって、その価格設定や残価率によっては多少NXからそちらに流れる可能性もあるので、逐一情報をチェックですね。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
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