速攻・試乗インプレ①新型ルノーアルカナ・デザインと燃費、スペックを越えた体感性能のワケ


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エンジンとモーターのスペックと走らせてみての感触を2ページ目にて記します。

アルカナのスペック

E-TECH HYBRIDと銘打ったハイブリッドシステムは、数値上はそこまで特筆する物ではないかもしれない。

エンジン最高出力:94PS(69kW)/5600rpm
エンジン最大トルク:148N・m(15.1kgf・m)/3600pm
メインモーター最高出力:49PS(36kW)/1677-6000rpm
メインモーター最大トルク:205N・m(20.9kgf・m)/200-1677rpm
サブモーター最高出力:20PS(15kW)/2865-1万rpm
サブモーター最大トルク:50N・m(5.1kgf・m)/200-2865rpm
システム最高出力:140~145馬力前後
燃費:22.8km/リッター(WLTCモード)

上記がルノーアルカナのスペックで、すごいハイパワーってことはありません。

燃費性能に関してもカローラクロスHybridやヴェゼルhybridには及ばない。輸入車にしてはカタログ燃費良好な高めの数値ですが、並べてみると、やや負ける。

次に並べるのはホンダのヴェゼルe:HEV(アルカナと比すには若干サイズが小さいけど)
エンジン最高出力:106PS(78kW)/6000-6400rpm
エンジン最大トルク:127N・m(13.0kgf・m)/4500-5000rpm
モーター最高出力:131PS(96kW)/4000-8000rpm
モーター最大トルク:253N・m(25.8kgf・m)/0-3500rpm
システム出力は152ps程度
燃費:24.8km/リッター(WLTCモード)

次にカローラクロスHybrid
エンジン最高出力:98PS(72kW)/5200rpm
エンジン最大トルク:142N・m(14.5kgf・m)/3600rpm
モーター最高出力:72PS(53kW)
モーター最大トルク:163N・m(16.6kgf・m)
システム最高出力:122PS(90kW)
燃費:26.2km/リッター(WLTCモード)

アルカナの性能は数字ではライバルに対してアドバンテージはない、けど、走らせると謎の魅力があります。

ナゾのミッション構成

輸入車唯一のフルハイブリッドで、想像を超える、革命的な走り、と言うのがコンセプト。

エンジンは1.6リッターの直4、モーターは2基、ツインモーターと言ってもいいのでしょうか。先に述べたように、単体のスペックではそうでもないモノです、

組み合わせるトランスミッションが、4段AT(エンジン用)+2段AT(モーター用)という謎の組み合わせ。

エンジン用のミッションはオートマでありながら、ドッグクラッチ・ドグミッションと言ったりする噛み合いが強く伝達効率の高い物。それを電磁的に回転を調速してショックを失くし、効率よい伝達と言う部分を抜き出して加速感の良さを感じさせるもの。

CVTのような滑りを感じさせたりしないし、アクセルのオンオフのレスポンスが良く、なぜか運転が楽しくなっちゃうタイプのもの。

一応、F1由来しています。

ルノーF1イ―テックHybrid

8速と言ったり、6速と言ったり、10何段変速の組み合わせで駆動するなど表現されたりするのですが、ハッキリ言って、その変速は謎。

RENAULT E-TECH HYBRID

今何が何足でタイヤを回しているか、と言うのはメーター内のインジケーターを見ても詳細に表示されるタイプではありません。

速度に合わせてモーター・エンジンを組み合わせて走るフルハイブリッドとなりますが、感触としてはホンダのe-HEVが近いかもしれません。

速度域に合わせたモーターとエンジンの使い分け

走り出しはエンジンの駆動伝達は一切なく、モーターのみでゼロキロから発信するタイプ。仮に電圧低くなっていたとしても、エンジンはアイドリング、またはアイドリング+αの回転数を維持するのみで発電に専念し、意地でもモーターで走り出させるタイプです。

ある種、そういう発電メインにエンジンが働くと言うのは日産のe-POWER的でもあります。

日産のイーパワーよりも静か…なのは車格的な部分もあって防音が良いと言うのと、発電時の回転数が低め?なこともあるかもしれません。

後追いで出したダイハツのロッキー・トヨタのライズのハイブリッドのように騒々しいとかは有りません。

バッテリーの状態がよく、アクセルの踏み込み方次第では80キロくらいまではモーター走行も可能のようですが、イメージとしては45~60キロではエンジンも掛かってタイヤへのパワーと発電と両方に振り分けながら走る、みたいな感じで、やはりホンダのハイブリッドっぽい。

違いがあるとしたら、ミッションがガチャガチャ切り替わる音が小さく聞こえてきますが、エンジンの直結感・アクセルとのリニアな繋がりがスペック以上に力強い、早い、と言うのを感じさせてくれるところにアドバンテージがあります。

即決した人がいた理由

なるほど、トヨタのハイブリッドから秒で買い替えを決断する人がいたってのも解る、ってところです。

トヨタのハイブリッドが業界の基準のようになっているし、完成度が高いと言うのも解るのだけれども、マンネリ化して味気なかったりしちゃうんですよね。

以前であれば、ノートイーパワーの登場で一泡吹かせられちゃったりしたし(販売台数首位をまさかのノートに奪われた…)、今回のルノーアルカナも有る意味乗って見るとこれイイじゃーんってなる新鮮さと面白さを備えている感じです。

今回比較・引用・ついでに紹介した車種がけっこう多かったりするのですが、それらの車種の良い所を集めたっぽくてそれでいてフレンチのエッセンスが効いている言うのが注目ポイントなのかな。

今後の販売台数の推移に注目な一台かもしれません。

ちなみに2022年度(2023年3月末)までの日本への導入・輸入台数の予定台数は1000台程度と言われており、3カ月に1回各エリアのディーラーに配車、納期的には基本は3カ月待ちではあるものの、受注状況的に6カ月、9カ月~2023年の3月など、伸びる可能性も有るらしいです。

興味があれば早めに試乗・商談へと行きましょう!

走りの詳細・内装・インテリアの見所などなど試乗インプレ②へと続きます。

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