330e(G20)MスポPHEV一日乗ってわかる不満とデメリット・やはり自宅充電がキモ
BMW330e Mスポ試乗インプレ
BMWの3シリーズセダンの電動車・PHEV:プラグインハイブリッドモデルでは2世代目に当たる、330e に試乗。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
自宅充電出来ないとやはり、高価で重くてパワフルだけど直線番長気質なプラグインハイブリッドというのはどこのメーカーでも同じかな… 以前のレクサスNX450h+とかと同じような感想になりますね。
そのBMW330e、歴史と試乗インプレとまとめていきます。
F30 330e が切り拓いたけど、中古は値崩れした
330eというプラグインハイブリッドは、先代のF30シリーズにモデルライフ後期からあって、ハッキリ言って売れていません。
2016年には発表されていた330eですが、F30系3シリーズは554万円~で2.0ℓの直列4気筒DOHCターボにモーターを組み合わせたPHEVの330eとして登場。
ベースモデルはシンプルに、レザーで高級に仕立てたラグジュアリーとスポーティなMスポーツを用意していました。
500~600万円のイメージのプラグインハイリッドでした。電動化モデルの先兵でそこまで高額な価格設定ではなく意欲作ではあったものの、メジャーにはなれませんでしたね。ディーゼルの走りが良すぎて霞んじゃっていたとも。
バッテリー容量は7.7kWh・EV走行可能距離が20~30キロ程度と、今となっては心もとないモノの、EVの雰囲気を電欠リスクなく味わう入門車としては一定の評価と意義があった、と言っても良いのでしょうが、それでも自宅充電設備がないとメリットがなく、重めのハイブリッドになり下がることが多いでしょう。ガソリン消費を減らし、CO2排出量を削減、環境への負荷を抑えようという取り組みに前向きな方、それでいて完全にEVにするには抵抗ある方にはオーソドックスなセダンで馴染みのある3シリーズはチョイスとしては良かったとか。
簡易な屋外用コンセントプラグを設置してPHEV夜間普通充電ライフをスタートして、通勤往復20~30キロをゼロエミッションで毎日使うなど恩恵を受けた方もいるようですが、あくまでメリットの大きな使い方は限定的とも言えるものでしょう。
電気工事を依頼しても戸建てであれば数万円程度と安く簡易EVライフを堪能された方もいるとは存じます。
中には10万前後かかるメーカー指定業者もあるようですが。(BMWは時期により無料で設置してくれるキャンペーンやっているかも)
ちなみに、中古のF30型330eは、非常に割安に、というか激しく値崩れして出回っています。4~5年落ちで200万円前後~とかもあり、乗り手の充電環境を選ぶこともあってマニアックなチョイスに。(販売価格でコレなので買取はもっと渋い)
使い方を想定して熟慮してチャレンジしてみても良いかもしれません。戸建てで屋外にコンセントがある方限定!と一応釘を刺しておいた方が親切かしら?それくらい環境を選ぶと思います。
あ、あとは車通勤で通勤先に充電設備ある・コンセントを使っても問題ないとか、そして出社したら半日停めっぱなし、とかだったらそれもイケるかな?かなり限定的な環境でしょうけども。
2代目G20 距離が伸びてパワフルに
2019年に現行型のG20型に切り替わり、日本でのラインナップでは一応レギュラーになったでしょうか(燃料はハイオクですが(^_^;))。バッテリー容量は12kWhに大きくなり、航続距離も58kmとなり、実際の所の使用感としては30~40キロはEV走行難なくこなすかな~ってところ。EV系の走行可能距離ってかなり季節による影響や、速度域での影響も受けるので、カタログの数値そのままってのは厳しかったりするし、数年で距離が欠けるってことも有るのが注意点でもありますね。
G20の330eは2.0ℓエンジンの最高出力は184pで、最大トルクは300N・m(30.6kgf・m)、Mスポのみの設定(2022/4時点)となっていて、685万円…
グレードを人気のMスポーツに絞り、車格や装備的にもF30よりもクラスアップしていることも有っての高額化…330iが2021年後半にカタログ落ち、マイチェン前のモデル整理ではあるとは思う物の、比較する車種としてはその330iがスペック的には近かったものです。
G20・3シリーズのサイズは全長×全幅×全高=4715×1825×1430mm で
330iが 258馬力 1630㎏
330eが 252馬力・ブーストモードで292馬力1810㎏
一応、動力手性能としても選ぶ理由を用意してきたのがBMW、300馬力近いピークパワーを発揮することで、電動車としての環境性能と圧倒的なパワーと言うチョイスとして選ぶ理由を用意してくれています。
電動走行の活用と普通充電との活用について、そして日本独自の課題は情報は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ