新型NX450h+試乗インプレ・高い重いハイブリッド自宅充電できないと存在価値が厳しい

良くも悪くも独特の走行フィール、そしてPHEV独自の残価率…価格とのバランスなどを2ページめでは解説していきます。


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EV走行

電池の容量は18.1kWhのリチウムイオンで満充電では88km航続距離がある感じですが、強制EVで走っているとミルミル航続距離が減っていく…普通のガソリン車のように普通に走らせるとおおよそ50~60キロ程度のアシの長さと言ったイメージです。

18kWhの容量は、2022年5月ごろに発表となる日産・ミツビシの軽自動車EVの20kWhと近いスペック、あちらは軽自動車と重さがNXの半分程度でタイヤも細くころがり抵抗が少ないなどもあって、航続可能距離は150~180キロ程度となるのでしょう。

冬場や夏場などエアコンをガンガンオンにしたりバッテリーのコンディションに厳しい季節では、カタログほどの性能は全く期待できないので、ご注意を。

一晩充電して満タンにならない可能性もあったりして、1時間充電して3キロくらいしか走らない、とか期待はずれな可能性もあるかもしれません。

充電が減り気味になってきたら、エンジンとの連携でハイブリッド走行するするのですが、車体の重さもあって、運転感覚はかなりスポイルされるのでご注意を。

運転してみての美点

まず、EVモードの静粛性は素晴らしいの一言。

バッテリー容量に余裕がある時であれば静かに、パワフルに走ります。

重さのネガはバッテリー容量に余裕がなくなった時に顕著になり、上り坂とかでちょっと重々しく感じることもあるでしょう。

コーナーでもサスは踏ん張ってロールを感じさせにくいものの、遠心力で外に引っ張られる感覚をステアリングからのフィードバックとして感じることもある。

まぁ、450h+に一人で乗っている時でもハイブリッドモデルに常に5人乗車しているくらいの重量です、例え馬力が309馬力と言えども、フルパワー・フルトルクを常に引き出して走り続けるわけでもなく重さを感じることもあるので、NXの走りの良さ・軽快感を求めるのであれば、NX350、またはNX350hのe-Fourの方がベターです。

e-four:4WDについては特に雪道を走ったりしたわけでは無いのですが、リアの54馬力のモーターのアシスト、前後の回生ブレーキの制御、コーナーでの安定感に寄与しているように感じますね。

e-Fourは低速域を中心に前後のトルク配分を100:0~20:80までの間で可変するもので、リアよりにするなども可能なようです。ただし、走破性、高速コーナーなどでのスタビリティではNX350(ガソリンターボの4WDのみの設定)に用意される電子制御フルタイムAWDのほ方がポテンシャルが高いようです。

電子制御フルタイムAWD:NX350 Fスポーツ

PHEVの残価率

NX450h+ の価値は充電環境次第で決まります。

自宅などで普通充電である程度のベッテリー充電状態をキープしてEVとして走ると、燃料代を掛けず環境にも優しくガソリン消費もなく財布にも優しいです。

メリットを享受出来る方は限定的、700万円オーバーで走りの重さが引っかかるとか、けっこうチョイスとしては渋い。

そういったデメリットの面、初期のリーフが広めたEVは劣化すると走らないという風評などなどを考慮して、レクサスNXシリーズの中でPHVだけ残価率を別で設定していて、ざっくりですが10~20%程度の残価率のダウン。トップグレードのメンツなんてものはなく、価値下落大きめの車で、節税などで運用に回すには不向きです。

新型NXはハイブリッドのFスポ白などであれば価格的には450hよりも100万円程度安く、3年後に70%、5年後でも50%程度と高値をキープ、そういう資産価値的に損をしない車選びなどを考えるのであれば、PHEVは辞めときましょう。

ちなみに、納期に関しては通常のNXで約2年程度と長納期となっていますが、PHEVについてはオーダーストップとなっていることもあり、そもそもの生産台数の見込みも少ないなど、納期が不透明でもあります。

価格の高さに対する高い価値を感じるのが難しいとも思われるので、かなりマニアックなチョイスだと、念を押して言っておきます。

善きレクサスNX選びを!

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