【族車?】令和のバブ1100爆誕アフリカツインがHAWK11カフェレーサー風になった

令和のホーク

ホンダのホークと言えば、1970年年代の往年のバイク、ホーク-II CB400Tをルーツに展開された400&250ccネイキッドをイメージする人も多いですよね。


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そのHawkの名を冠するモデルが2022年・令和の時代にモーターサイクルショーで公開、謎の復活。そう、CB1100シリーズの後釜に、まるであの頃のように。

歴史は繰り返すではないですが、当時のホークは並列2気筒、パラツインで、4気筒よりもポテンシャルが高いぞ〜というのをウリにPRしてました。

ホンダ(HONDA) ナイトホーク250 | NIGHTHAWK 250は軽量でパワフルと言うのを武器に一時代を作ったと言ってもいいのでしょうが、ネイキッドのトレンドは直列4気筒に移り変わり、廃盤に。ホークってそれなりに名を馳せたとは思うものの、どちらかと言うと暴走族のバイク、族車としてのホークⅡ:CB400T・兄弟車で通称バブ:CB250Tが有名ですかね。

CB400T
CB250T

暴走族に愛されるバイクとして映画や漫画、アニメにもよく登場するモーターサイクルですよね。

バブの名の由来は排気音が吹かすと『バブー』と言う風に聞こえるからとか(笑)

最近のトレンドで言えば東京卍リベンジャーズ/東リべではマイキー、こと佐野万次郎が乗るバブが有名でしょう。

少し古いところでは特攻の拓のミツオのCB400Tホーク2(バブツー)とかも有名ですね。

令和に復活した新型ホークは大排気量の1100ccでロケットカウルを備えるというスタイルのカフェレーサー風でもあり、そして、往年の族車スタイルでもある(笑)

HAWK11 1100ccロケットカウル付き

もう少ししたから煽った写真であれば天に向かって飛び立とうとするロケット風に映えるかな?


イノウエやコミネほど過激で足元まで伸びるカウル的な感じではなくとも、カフェレーサー的なノスタルジックにも見えるし、厳つくも見える、50代以上を狙うとしてはいいのかしら。

デザインの自由度が高い一体成型のFRP成形で軽さとデザイン的に攻めています。セパハンに低いカウル、ストリートレーサー的に峠を攻めるセットアップとも言えるのかもしれません。

アフリカツインの兄弟車

アフリカツイン1100ccの並列2気筒エンジンは出来がよく、オフロードアドベンチャーモデルだけでなくクルーザーのレブル1100、ムルティストラーダ風のNT1100も共通のユニットを採用しています。

ホーク11はアフリカツイン派生モデルの4バリエーションモデル目にあたります。

前後17インチホイールの足回りはNT1100に近いですね。ロングツーリングではNT、峠をファンライドするならHAWK、みたいな棲み分けです。

HAWK=2気筒スポーツの代名詞というイメージに乗せ、そしてホンダのリソースを上手く活用、セパレートハンドルを採用してスポーティに仕立てています。

ハンドルアンダーマウントのミラーでコンパクトなハンドル周り

使い回せる機能面の特徴としてはDCT:デュアルクラッチ・トランスミッションがあるのですが不採用。もしかしてコレはコンセプト的に空吹かしでバブーと言わせるためとかでクラッチを残したのか…なんつって。

セパハンもオニハンにしやすくするため…?セパハンでオニハンよりパイプハンの方が…とは思うものの、クリップオンでオニの絞りハンドルが流行ったのを組み入れたのか、カフェレーサー的なセパハンなのか…後者ですかね。

コロナリングにLEDヘッドライトで先進的なフロント

ちなみにホーク11と名前がなっているのですが、なぜホーク1100にしなかったのか?

11としたのはIIでⅡに見える と言う理由だとか。

過去の栄光を上手く利用して

ロケットカウルのバイクたち

あまりメジャーではありませんが、たまーにロケットカウル付きのバイクというのはあります。

すこし古いところでは、スズキ バンディット250LTD・400LTD

バンディット

スズキ往年の超高回転型の4気筒。ドゥカティみたいなパイプ式トラスフレーム、ビキニカウル付けたりロケットカウル付けたりとあのテこのテでテコ入れしていました。

ココ最近のモデルではトライアンフのストラクトン:THRUXTON RSにビキニカウルのオプションがあったり。

トライアンフスラクストン:THRUXTON RS ロケットカウルオプション16万

トライアンフも歴史の長いメーカー、かつてのレースシーンではかなりアグレッシブなロケットカウルのカフェレーサーが有ったりしました。

トライアンフの往年のカフェレーサー

ノスタルジックヒーロー的なレトロ路線のルーツですね。

BMWでも足回りをデチューンしてカフェレーサースタイルに仕上げたロケットカウル付きのモデルがあって

R nineT Racer

BMWでもフラットツインの大排気量モデル、カフェレーサー的に仕立ててRナインティレーサーと販売しています。

こういったバイクに寄せていっているというのは見て取れますね。

HONDA NEW HAWK11

スラクストンの雰囲気ほどレトロ路線ではないでしょうか。クラシック風と言うよりももうちょっとモダンでスポーティな感じもします。

攻めたデザインのロケットカウル

デザイン的に決して負けてはいませんね。

トライアンフやBMWのモーターサイクルではレトロデザインデザインであってもプレミアム路線で200万近い価格設定となっています。

ホンダ的には日本国内での販売を見据えている感じであれば150~170万円程度でしょうか。

価格設定にも期待です。

まとめ

復活したホーク11は現代に復活した族車ベースではなく、リターンライダーを魅了するカフェレーサー。

ホークのネームバリューは利用しているものの、現代的なストリートバイクとして峠で走りを楽しむというのが似合いそうですね。

ハイエンドのフルカウルバイクにはコーナリングスピードでは買えてなくとも、走る楽しみ・爽快感はバイク乗りとしては楽しめるだろうし、そういった扱いやすい高性能を満たしてくれることに期待したいところですね。

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