90系ノア・ヴォクシー納期来年に…37J問題に続き38Cも、大衆車なのに1年待ちのワケ
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納期に大きな影響のあるオプション37J、そしてノアの納期に新たに影響を及ぼすことが判明した38Cというオプションコードについて、解説していきます。
37Jと38C
新型ノア・ヴォクシーのツイッター上などのやりとりで良く話題に上る、オプションコード37J。
37Jとはメーカーオプションのひとつで、先進安全運転支援のセット、アドバンストドライブ、ブラインドスポットモニター、フロントクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシスト、安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ をまとめたものとして、ある意味有名に(笑)
新型ノア・ヴォクシーではトヨタ初となる先進的な運転支援を多数盛り込んでおり、オプション価格は決して安くないものの、量販車種であるミニバンで用意するなどで高評価を得ており、ライバルを突き放しにかかっています。
今回話題となっている38C も同様に、駐車支援のメーカーパッケージオプションとなるもので、いわゆる自動駐車のハイレベルな物が装着されているものが納期が長くなるようです。
38Cの内容は トヨタチームメイト アドバンストパーク+パノラミックビューモニター+PKSB(周囲静止物)
hybridに用意されるアドバンストパークにはリモートパーク機能がそなわり、車両から降りての車外から車をラジコンのように動かし駐車が可能になると言う物。BMWやメルセデスベンツでは5~6年前から一部上位車種で採用され、日産で言えば新型アリアに採用されるものが、トヨタのミニバンと言う量販車で採用されているというのがトピック。
レクサスだとNXが昨年にオプションで用意したことで話題にもなっていて、アリアは前後の移動のみ?と言われる中で、90系ノア・ヴォクシーでは並列・縦列駐車に対応していてハンドルをきってバックで止めるという先進性のレベルの高さがポイントです。
この37Jと38Cについては、ハイブリッドにおいて特にその先進性が評価されていることもあって、組み合わせてオーダーされることも多かったようですが、ノアにおいて38C(リモートパーク)、ヴォクシーにおいて37J(BSM:ブラインドスポットモニターなど)が多く選ばれることもあってか、今回のリリース的には一部ディーラーで38Cを納期遅れの原因とピックアップしているようでも有ります。
こういった安全性を高める装備が大衆車たるミニバンに採用されることは歓迎なのですが、納期の足を引っ張ることにもなっているとも言います。
納期の遅れのワケ
納期を大幅に遅らせる理由としては、こういった先進的な装備における電子制御に必要な部品の調達難、半導体の慢性的な不足によるものや、ハイブリッド車そのものが製造にかなり部材を使うなどもあって、遅れ幅が非常に大きくなっているとも言われています。
自動車に限らず、家電など製造業などでも納期遅延は広がっています。
更には新型ノア・ヴォクシーではコネクテッドナビという通信タイプのナビが標準であり、タッチパネルディスプレイなども生産遅れであり、基盤も何もかも遅れている中でのさらなる追い打ちとなったのが
戦争
です。
ロシアとウクライナ情勢の悪化などは多くの企業などには想定外だったかもしれません。
その影響かは未確定ですが、サイバーテロによりトヨタの全工場が操業停止に追い込まれたり、トヨタのホームページも不具合が散見されるようなことも一時的に有りました。
さらには地震による工場の停止、電力逼迫による停電のリスクなどもあって、まともに工場操業して生産が出来る状態ではない、との声も有ります。
ノア・ヴォクシーではありませんが、車種によっては新車を買ってもナビの中身は数カ月待ち、なども起こっています。
昨年の記事では新型アクア(2021年7月)の試乗インプレの中で取り上げたナビが当ブログでの初出だったかな?その他にもETC車載機が手に入らないなども有ったような‥‥
アクアは新型発表当時即納可能でしたが、今では6カ月待ち、当時はナビだけ遅れて装着と言われていました。
新型ノア・ヴォクシーもハイテク化の弊害で納期が長くなりがち、納期優先で装備がシンプルな即納車両にも注目が集まってしまうなど複雑な事情があると言えそうです。
ちなみに、トヨタの90系ノア・ヴォクシーではTVコントロールキット(通称テレビキャンセラー)の相性も良くない等、ディーラーオプションでの対応も苦慮しているようです。せっかく付けた納期かかるオプションであるアドバンストドライブが使えない‥という事もあるので注意しましょう。
TVキットまとめ
長納期の流れを知って欲しい
納期が長いことをことさら煽るわけではありませんが、クルマの乗り換えを検討中の方への参考にと思い納期情報を上げています。
特に、これから車検を迎える方であったり買い換えのタイミングを重要視されている方には、大変シビアな時代と言える状況です。
ちょっと前の常識は通用せず、ここ1年では特に納期遅延の悪化に拍車がかかっております。
事前の情報収集が足りていない状態で商談に行っても、状況に納得できないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、どうしようもないものは仕方がないと、受け止めるしかないです。
ディーラーとしても、売りたくて、契約出来ても、モノが来ない、と言う—-悲しい状況だったりします。
新型ノア・ヴォクシーでは状況を予見していた販社では昨年の9月には早期ご予約を開始していた。
その状況を知っていたら、行動が変わったという方もいたかもしれません。
その後の納期がどのように変わっていったかも知っていれば、早めに商談に赴いていたかもしれませんね。
納期関連の情報は新型ノア・ヴォクシーに限らずアップしていますが、不安を煽るのではなくて、状況を知って早く動くことを促したい、ユーザーが損をすることが無いように少しでも役立ててほしいと思って更新しています。
時系列で納期の変遷を確認
一般的に2021年12月先行予約時点で、6カ月待ちとの情報もあって、それも、実際のところ2021年9月から早期予約などしていたので…
ディーラーや販社で納期情報を更新していて、詳細な情報共有でユーザーとの良好な繋がりを築いているなどもあったり。
販社ごとのブログなどで即納車両、比較的早い納期の車両の案内に努めているなどもあり、好感が持てたりします。
生産状況によっては一時期納期が早まった時もあります。車種やグレード毎の変化も見て取れるものがありました。
注文が遅れるほど、納期が遅くなるのは間違いありません。早めに動きましょう。
納車遅延時の対応など
基本的には新車購入の際には下取りよりもネット一括査定での買取の方が高い金額が出て、元手となる資金を大きくできる可能性があるし、値引き交渉もリアルに出来るメリットがあると思います。
ただし、下取りでも、納車遅れる事でのデメリットである車検など費用負担や、代車などの手配など、一部メリットとなる事もないこともない。
車検費用をディーラー負担で済ませられたり、長期の代車を用意されるなどもあるかもしれません。値引きや下取り額、その他のメリットなど総合的に判断しましょう。
相場感をつかんで交渉を有利に進めるなども、ひとつです。
善き車選びとカーライフを!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ