ディーラー公式でここまで残価付ける?新型ノア・ヴォクシーの3年後59%と5年後46%の衝撃

残価率が高いと将来の下取りや買取が期待できる

2022年1月に発売開始したばかりのフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)の残価、メーカー公式よりも高残価を設定するディーラーが続出か…


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ディーラー個別での金利設定の違いや、残価率の違いがあるよ、と言うのを記事にまとめているのですが、中々信じてもらえないことも有り…ただ、どこのディーラーが何%だよ、と教えられない歯がゆさもあって。

しかも、月が変わると残価率が変わることもあるし、時期によっても変わるし、さらにはこのブログを見る時期によってもだいぶ変わっていることもあると思うので、どこのディーラーかは特定せずに参考数値を共有したいと思います。

ちなみに2022年1月の販売開始のタイミングでの残価設定がどの程度メーカーで付けていたかで、将来の中古になった時の再販価格・認定中古車価格ともつながる部分で相場的に記録ともなるので、3年後・5年後にまたこのブログに帰ってきてください(笑)

新型ヴォクシーをいくらで買ったかのか、3年後・5年後でいくらになったか、ビフォーアフターの数値が判明するのが楽しみですね。

メーカー公式の残価率(2022/1)

さて、いわゆるトヨタメーカー公式の残価設定の数値としては、多くの方のネット上の最新情報を公開しているSNSなどの見積りなどを参考にされるのが良いとは思いますが、とりえあず2022年1月・2月時点の公式系のネット情報も載せておきたいとおもいます。

サンプルはヴォクシーのハイブリッドS-G です。

最上級ではなくS-G。 価格は3,440,000円となっていて、オプションは考慮せず、頭金ゼロ円のフル残価ローンというサンプルです。金利は5.8%の地域と言う設定。

36回払い(3年後)の最終回据え置き:残価が 1,892,000円 で344万円の55%
60回払い(5年後)の最終回据え置き:残価が 1,444,800円 で344万円の42%

上記のような設定となっています。

月々は4~5万円台で頭金ナシで乗り出せるイメージで、月に1000㎞程度の走行高距離で、3年後に55%、5年後に42%程度の価格で下取り・買取が期待できる(一部店舗であれば買い取り保証)イメージです。

利子が高いのは国産ディーラーの常、割賦手数料も高いのですが、残価をメーカーで担保している風なので、仕方が無いところでしょうか。

なんにせよ、3年後に55%、5年後に42%と言うのが、トヨタの考える新型ノア・ヴォクシーの残価率の相場ってイメージですので、覚えておきましょう。

攻めた残価率の設定をするディーラーの場合

ディーラー独自で残価率の設定をするケースと言うのは、中々に表に上がってこない情報なんですが、独自にキャッチ。2022年2月(このブログの投稿時期)の最新情報です。

車種は新型ヴォクシーでグレードはS-ZのFF:3,740,000円となって、先ほどのサンプル見積もりとはグレードが違うのですが、参考になります。

支払方法が左が残価設定ローン、右が3年据え置きの2回払いローンです。

頭金の設定、ローンの利率が残価で3.6%、2回払い風で2.9%となっていて、割賦手数料が取れないと残価(ここでの記載では最終回支払額と3年後残額)を低くすることも有ったりする中で、ものすごい残価率を謳っています。

車両が374万ですので、

3年後の残価が 2,206,600円 で残価率が59%
5年後の残価が 1,720,400円 で残価率が46%

となっています。

ビックリする残価率ですよね。

さて、グレードによる違いなのか、などなど要素の分析もあるのですが、基本的には上位グレード:S-Zであれば残価率の高さは期待できる、といったところでしょうか。2回払いだからでは?と思われる方もいるかもしれませんが、そこは関係なく、3年後のマックス残価が59%という設定になりますね。ちなみに、利息:利率・割賦手数料が高いと残価に組み入れて値引きと調整という事もあるのですが、2.9%とトヨタにしては低金利、これは頭金をドンッと入れてもらっているから取りっぱぐれがないから2%台という利率の設定と思われます。

2つの残価で浮かび上がってくる数値がある

上記の2つの地域・販社・ディーラーでの残価設定でわかるものがあります。

3年後の残価が 1,892,000円 で55%
5年後の残価が 1,444,800円 で42%

3年後の残価が 2,206,600円 で59%
5年後の残価が 1,720,400円 で46%

なんにせよ、数値的に国産のMサイズミニバンにしては高いのですが、3年⇒5年の残価率の変化が 13% と言うのが共通です。

これは偶然ではなく必然で、3~5年落ちまでがなだらかな値落ちになるのが日本の中古車相場の指標のようなものです。

多くのメーカーで3年後50%、5年後35%(30%の場合も)のように設定するなど、3~5年の間は値落ち:下落が小さくなります。

新車は基本的に納車と同時に中古となり下落(例外はランクルのような転売効く車両などもある)し、3年後の車検時期がひとつの目安、5年後の車検時期が二つ目の目安となって、下取りや買取で中古車となって売れやすいボリュームゾーンの年式・価格にこなれる。

その値落ちが3年までで-41~-45%となっているのが新型ノア・ヴォクシーで、ただ、これはメーカーが損をしない安全マージンを取ってのこの数値です。もっと高く売れる可能性も無きにしも非ず。5年迄は比較的相場が詠みやすいから今回のVOXY S-Zで5年後で最大46%でメーカーによる下取り・買取って感じですので、かなりヴォクシーは人気の先読みをしているってところでしょう。5年で半値近い買取は中々に高い残価と言えそうです。

ちなみに、残価の金額の方も概ねS-Zで残価率が良ければ、元のグレードの価格差30万円はほぼほぼペイする計算にもなりそう。だからと言って上位グレードであれば絶対に安パイってわけでも無いですが、上位グレードを選んでも、差額よりも損をするということ(S-Gの方がめっちゃ価値が上がるとか)はリスクとしては小さそうです。

その他の注意点

残価率を公表している部分もありますが、この数値はグレード・メーカ―オプション・そしてボディカラーによる影響がかなり大きかったりします。

3年残価で59%、5年後残価で46%のためには、ホワイトパールクリスタルシャイン【070】か、アティチュードブラックマイカ【218】は必須かもしれません。商談の際にそれとなく提案があるとは思うので、しっかりと確認を。

装備に関しては、グレードによりますが、S-Zであれば、プロジェクター式3眼LEDの装着であったり、ディスプレイオーディオプラスの10.5インチを提案されることも多いようです。

さらには、標準の8インチナビが5年間の期間限定無料使用コネクティッドナビということもあり、5年目以降は月額を支払うタイプなので、そこがマイナス査定、というかナビ付だけどプラス査定にならないなどで、ディスプレイオーディオプラスの装着が割が良い、という可能性も浮上してきているという情報もあります。

ボディカラーやオプションについては、残価と関係ない、という説も無くもないのですが、がっつり査定に響くので、しっかりと打ち合わせ・商談をして確認をしましょう。

まとめ

現在私が掴んでいる情報としてはヴォクシーのハイブリッドでの事例で、概ねノアでも同様になるとは思われます。

ガソリン車については残価設定の率は3年で55%パターンに当てはまって来るとは思いますが、それ以上が望めるのかは未確認。

hybridの納車がまだ始まっていないし、hybridの試乗車・展示車も無い状況ではあるので、現物を見て決めたい、と言う方はもうしばらく待つことになりそうでもあります。

取り敢えずガソリンモデルで試乗したり、内装をチェックするなどしておくのがベターかもしれませんね。

納期に関してもトヨタの報道発表で工場の操業停止なども言われており、影響があったりなかったり、これもかなり販社・地域・そしてメーカ―オプションにもよるようですので、最新情報を確認しておきましょう!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

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そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

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