【2022】フルモデルチェンジ版新型ノア/ヴォクシーのユニバーサルステップの使い勝手と注意点

新しいユニバーサルステップの真価

2022年フルモデルチェンジ版新型ノア・ヴォクシーの助手席側スライドドアにメーカ―オプションで用意されたメーカ―オプションのユニーバーサルステップ。


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価格としてはカラクリ機構でモーターやコンピューター・センサーを設置していないため33,000円とけっして高い価格のオプションではないものの、カタログ表記や公開された数値にカラクリがある(笑)かもしれなくて…注意点も有るかもしれません。

早い段階で3台のノア・ヴォクシーの展示車をチェックしてきていますので、その機能や使い勝手についてだけ、解説していきたいと思います。

カラクリ機構のステップ

カラクリ機構でどういう風にせり出してくるのか、助手席側電動スライドドア連動のユニーバーサルステップの展開、格納について動画を埋め込んでおきます。

助手席側スライドドアの展開の様子

電動スライドドアの展開時間の5~6秒程度でステップがせり出してくるのが分かります。

乗り込むときに見下ろす足元はこんな感じに

スライドドアのオープンは中々に早い印象です。

ステップ高は公称値で200㎜となっていて、4WDで地上高・車高が上がっているので225㎜となるようです。

このステップの足を置く部分の縦の長さがおおよそ19~20㎝くらい、キリよく200㎜なのかもしれませんが、測定誤差あるかもしれませんので参考に。特に狭い印象ではないです。

この数値で言えばミニバンでのステップ高、乗り口高では相当低い部類に入りますね。これ、数値上も見せ方のカラクリがありそう…てところです。

続いて閉じる時のスピードと収納のされ方

ユニーバーサルステップの格納の流れ

おおよそ6~7秒で閉まり切るかな?ってところですね。

収納されたユニーバーサルステップは外観ではほとんど分かりません。

新型ノア(New Noah)ホワイトパール

スライドドアの真下に少し黒い樹脂が見えているですが、それはスライドドアに付いています。

ユニバーサルステップのガードで装着されている樹脂モールか

広報で使われる公開された画像などでも左側・助手席側のスライドドアにユニバーサルステップを装着した場合にはこのモールが付くようで、右側、運転席側はこういったモールが付きません。

目立つか気になるかは人それぞれですが、このモールを外した時の下地の状態にもよりますが、モールハズシのカスタムも出来なくもないだろうし、エアロでカバーできなくもないか…と思ってたら、モデリスタのエアロではユニバーサルステップガード部分で作り分けされてやはり艶消しブラック部分が残りそう。

モデリスタエアロ:左、ユニバーサルステップ部分の黒艶消しで処理されるサイドスカート

GRスポーツ的なエアロなら樹脂モール部分もカバーできそうだったりするので、気になる人は検討してもよいのかもしれません。

GRサイドスカート

GRエアロのサイドスカートであれば、ユニバーサルステップによる作り分けについて記述が無いため、樹脂ガード部分をカバーできそうですね。

ホワイトのボディだから目立つと言うのもありそうなので、アティチュードブラックマイカなど人気色のブラック系のボディカラーを選ぶのも一つです。

ボディカラーについて検証しているブログも目を通して頂ければと思います。

ユニバーサルステップが合わない人もいそう

ユニバーサルステップの展開と収納、乗り降りの段差の低さについては使い勝手は良い物と思われますが、なくてもいい、ない方が良いというケースもありそう。

子供や高齢者の乗り降りが多いとかだとおそらくあった方が良い。

ステップ高20センチの低さは、自分で乗り降りをしたがる3歳児辺りから、6歳くらいの子供までは間違いなくあった方が安定します。

それよりか大きいと多少の段差は物ともせず乗り降りが出来るでしょう。

足腰が弱った高齢者の方にも低いステップが有効で、ユニバーサルデザインレベルの低さかというと微妙ですが、助けにはなるでしょう。

耐荷重的に100キロを超える方が乗ると少したわみそう、50キロくらいの方では特に剛性不足は何も感じずレベル、子供が跳ねたりしてもさほど影響はなさそうな強度はありますが、何キロまで耐えられるのでしょうか?少し気になる所です。

このステップボードが合わない人と言うのは、リアシートへの人の乗り降りよりも荷物の積み下ろしがメインになりそうな人。

2列目のシートの上に置いたカバンを取る、3列目の足もとに置いた荷物を車から降りてなにかしらの作業などをする時には、足首の上部、スネに当たって邪魔かもしれません。

せり出した部分の20センチほどオフセットされるので、クルマの外に立って車内の何かをするようなケース(チャイルドシートのベルトを掛けるとか?それなら乗り込んでやれば良いような気もします)が有れば、そういった懸念があるので注意しましょう。

ちなみに、ステップを付けて購入後に、やっぱり邪魔になったって時には非作動にすることも可能です。

格納式ステップは機械式にスライドドアと連動して作動する物なので、そのジョイントやリンクを外し、ステップを格納状態で固定すれば非作動に出来ると言います。

しかし、販売店に持ち込んでの作業となり、スイッチ一つで作動・非作動を切り替えると言うわけには行かないので、非作動にしてしまうと宝の持ち腐れになってしまう事も…基本的には子供の成長に合わせて邪魔になったら非作動に出来ると言うくらいのイメージで、簡単な切り替えは出来ないよってことを覚えておきましょう。

取り敢えず今回のフルモデルチェンジ版ノア・ヴォクシーにおいてはユニーバーサルステップ前提って部分もあるようなので、さほど高価な値段のオプションでも無いので、付けておいても良いかもしれません。

カタログ表記のカラクリ

さて、ブログの冒頭で記したカタログ表記のカラクリ、気になりますよね。

実は報道発表やニュースリリースなどでは、このユニーバーサルステップでのステップ高、地上高、乗り口高の数値、200㎜しか公開されていないのですよね。

地上から200㎜の高さにステップが出る

※でFFは200㎜で、4WDを選ぶと225㎜ですよ。とあるだけ

とある数値がない

実は気になったりアピールしていた数値があるのですが、今回今のところ触れてなくて…

いわゆる普通のステップ高ですね。

画像は80系ノア・ヴォクシーのモデルチェンジ時の数値資料

当時(2014年モデルチェンジ)はノア・ヴォクシーのステップ高について必死に低床化したということでPRしていました。

と言うのも、当時4代目ステップワゴンの低床パッケージに対抗すべく、低さを競っていました。

そして今回のフルモデルチェンジ版ノア・ヴォクシーではいわゆるユニーバーサルステップなしの標準のステップ高・フロア開口高は(今のところ)謳わなくなりました(笑)

低いアピールは33000円のメーカ―オプションのユニバーサルステップに任せるカラクリです(笑)

新型ノア・ヴォクシーの販売開始に当たっての正式なユニーバーサルステップを除いたステップ高の情報は見つからないので概算の数値ですが、

全高1895㎜で室内高が1405㎜、ルーフの部材の厚みや全高がアンテナまでのマックスの高さとしているなど補正すると、だいたい360㎜~420㎜程度の地面からのフロア高さとなりそうだと思います。

運転席のフロアは2列目よりも更にもう少し高く、2列目の乗り口も3列目のリアに向けて少し高くなるように傾斜しているので、一番低い2列目部分で400㎜前後なのかな?

運転席側ドア開口部・スライドドア開口部下側

2列目の足もと前端部分がギリギリ360㎜?くらいでしょうか。

通常のステップ高が400㎜くらいであれば、ユニーバーサルステップの200㎜との2段で丁度刻んでいるのかもしれません。どこかに通常のステップ高のエビデンス付きの公開された資料があれば、ぜひ教えて頂ければと思いますが、現状では推測も含んでいる数値であることはご理解くださいませ。

低床競争ではステップワゴンに分が悪いと踏んだのか、違った機軸で勝負に出てきたって感じですね。

このステップ高はカラクリ仕掛けであり、そしてアピールする数値も決して標準ではないメーカ―オプションステップでの数値で数字のカラクリがある。

報道発表資料での錯誤やステップ低いアピールのイメージ、勘違いを狙ったカラクリ仕掛けのマーケティングですので、ぜひ、運転席側のステップが乗り降りしやすいかの確認も忘れずにしてきましょう。

まとめ

33000円と安い価格のメーカ―オプションですので、付けておいても損はない物だと思います。

お子様、高齢者にも優しい仕様になります。

使わなくなったら非作動で格納しっぱなしにすることも出来ます。

通常のステップ高もぜひ実車で確認してみましょう。

ただ、展示車・試乗車は配備が遅れ気味ですでの、ご注意を。早めに動き出し、いつものディーラーだけでなく近隣のディーラーなどでも見せてもらえないか確認してましょう。

その他のオプション/先進安全装備や運転支援などについてもブログで紹介していたりします。

参照して頂き、クルマ選びの参考になれば幸です。

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