軽EVは200万切りしかし補助金目当てで成り立つの?

三菱が東京オートサロンでK-EV コンセプトXスタイルを発表して話題に。


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現在市販されている軽ハイトワゴンeKクロスをベースにした軽自動車規格のEVで2022年度初頭・4月~5月頃の発売を予定しているそうです。

納期の遅延の影響や販売計画のズレなどもあるでしょうから、発表と発売開始を春先にしておいて、実際のユーザーに届くようになるのは8月頃でしょうか。

2022年度は補助金が軽自動車枠のEVで50万円ほどが見込める見通しであり、それを見越しての情報。このブログを御覧になるタイミングによっては新車価格や補助金額など変更があると思うので適時最新情報を各自ご確認ください。

いくつかの問題点などブログで解説していきたいと思います。

軽で普及を目指す

三菱の軽EVの航続距離は170kmほどをベンチマークとしているそうで、そうなると実走行距離的に季節的な距離の増減も踏まえると100~120km程度が充電満タン走行可能距離といったところでしょうか。

軽でチョイ乗りが多いのは郊外の戸建て、というマーケティング的な分析があるようで、そういった短距離の移動との相性はやはり自宅充電環境がある人くらいしか良くないとも言えます。

令和4年をEV元年としたいと意気込んでいるものの、郊外で一回の走行距離が往復で50~100km走るようなエリアで、かつ冬期の冷え込みが激しいとかでは充電ミルミル減るし、数字的なイメージ先行で実用的な普及には厳しそうとも思います。

今までの車と同等に使える性能というのも、満タン航続で400kmを超え、実走行でも300kmはせめて超えてくれないと、大型バイク以下の満タン航続距離とかで、使い勝手は微妙でしょう。

そうなるとバッテリー容量も大きくなるし、高額な車両となってしまうのが悩みのタネといったところですね。

補助金目当てでも安くないし、定価では誰も買わない商品って

基本的には軽EVのような小型で低価格帯を目指したい車では補助金をアテにして普及を図るとなっていて、2022年4月以降の販売計画となっているのも2022年度の予算を取りこぼさないようにするための計画。

そうなってくると、年度末で補助金予算が枯渇しているとかだと、年明けにEVは売れないという風潮が生まれ、予算尽きるまでは必死にEV売って、補助金出なくなったらガソリン車・ハイブリッド車を売るのに方針転換とか、10月とか11月を節目に変わるというのがこれから先数年起こったりして(笑)予言ですwww

三菱の軽EVは最廉価グレードで249万円程度の予定価格、補助金50万を適用してなんとか199万円にするとか、それでもギリギリの損益分岐点かもしれませんが、売れるかは微妙。

ダイハツもこれに追従して2025年までに200万円を切る軽EVの投入を水面下で計画しており、その布石としてモーター走行メインのダイハツロッキーHEV:E-Smartを導入していたりします。補助金アテにせずに200万円切るとかだと普及価格帯かな、とか言えそうですが、どうなんでしょう。

そもそも論ではEV化したのに使い勝手は悪くなって高額に、とか、誰得なのか?ってところもあるし、同じ予算感ではワンクラス上の車やベースとなった車種の最上位グレードを買ってお釣りが来る可能性があるなど、値付けも難しいです。

EV系は売れると補助金が枯渇し、枯渇すると翌年度までは売れ残る…この繰り返しで普及となるのかもポイントでしょうね。

高額な価格帯の見栄えのするEVであれば、価値があると思われれば定価でも売れるでしょうけど、補助金ありきの低価格帯軽EVには厳しいかもしれません。

維持費かからないアピールとか

毎年の維持費、燃料代の維持費などのメリットも打ち出すことが多いのですが、正直軽自動車だとそのメリットはアピールしにくいのが難点です。

電気自動車は毎年の自動車税が免税になる~とかで維持費の低さをPRしたり、ガソリン代よりも電気代の方が安い、などとPRすることがあったりします。

しかし、軽自動車だと、その差が小さい(笑)

充電に関しては、自宅で充電するケースでは、自宅に充電設備を備えなければならず若干の電気工事が必要となるケースもあり(ただし、1回で済初期費用だけかかるイメージかも知れませんが)その費用が補助金や自動車メーカー負担で無料のケースもあれば、20~30万円程度かかるケースもあります。

自宅での充電費用の目安としては1ヶ月に800km走行として、目安としては3000~4000円程度と言われており、その他に自宅以外の外部の充電施設を利用する際には、いわゆる充電カードを契約することが必要となり、月額500+従量課金~となっています。

目安としては5000円位とかがボリュームゾーンとなりそうです。

郊外で毎日の自動車の移動がメインで自宅充電が可能であれば、ガソリン代よりもメリットが大きくなるメリットがある反面、毎日充電が必要になるなどスマホくらい手間がかかることにもなりそう。

雨の日も、雪の日も多くの場合は屋外で充電ケーブルぶっ刺さねばならないので、手間かもしれませんね。

ちなみにベースとなるEKクロスのWLTCモード燃費は16.8km/Lとなっていて、実燃費的には15前後として、800km走行ベースで月8000~9000円程度のガソリン代くらいかな~ってところです。

安上がりになるのが月に3000円くらいとして、年間で36000円程度、5年では18万円くらいです。

軽自動車の自動車税が10800円で、EVにすることで5年で54000円非課税になるかも(課税に関しては普及とともにルールが変わる傾向にあるかも)しれないのと、車検の時にかかる税金の優遇などもあるとすれば、6万円程度が浮くことになるかもしれません。

5年で20~30万円の節約になるかも?しれませんが、かなり人による、使い方による、充電環境によるので参考までに。

まとめ

EKクロスEVについては価格次第の電費次第ですね。そもそもそこまでして選ぶ価値のある良い車なのかも吟味しなくはいけませんし。

充電環境がある戸建て向けなのかなってはメーカーの想定としてあるものとして、あまり多くない需要を掘り起こせるかは微妙。郊外の子供が自立した中年~高齢者などのアシとしては良いのかもしれませんが、使い勝手の変化を好ましく思わない高齢者も多く、免許返納した方が良い人もこれから増えていく中でヒットとなるかは難しいですね。

日産でも軽自動車EVとしてOEMで併売するので、ある程度リーフやアリアで下地は作っているとはいうものの、だいぶ見劣り感ある中でどこまで人気となるかは未知数。

今後の市販化の情報・続報に注目ですね。

善きEV選びを!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

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そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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