ノートオーラ4WD試乗・E-fourってそういうところが良いのねって気付くかも
ノートのE-fourがイイというウワサ
営業さんもイチオシだったり、乗った人からも評判のよい2021年式のノート(オーラ含む)の4WD仕様・日産のE-powerに組み合わせるモデルではE-fourという2モーターハイブリッド。
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前後輪完全電動駆動となる本格4WDの e-POWER 4WDが地味に人気を得てきているんですよね。
試乗したのでインプレでその評価の高さを解説していきます。

ちなみに、ノートオーラニスモ(AURA NISMO)はFF専売車なので関係はありません。ニスモで4wdも独自セッティングで登場したら楽しそうだけども、簡単にはいかないようであります。
リアに軽自動車を入れときました
なに言ってんの?と思いますよね。
ノートe-POWER 4WDの使うリヤモーターの出力は68馬力:50kW・トルクは100Nmとなっています。
ピンときましたか?
そう、軽自動車のターボ車の64馬力に近いんですよね。

ノート・ノートオーラにせよ、4wdをチョイスすると、プロペラシャフトはなしに前後は物理的に繋がらず、リア専用のモーターがセットされリアが駆動するようになるんですが、その出力がけっこう高いんですよ。
それが軽自動車くらい。
ベースのモーターが三菱アウトランダーPHEV用のモノらしく、そして、馬力を64馬力にリミッターをかけて、軽自動車EVとか出るのならそこにちょうど良く搭載可能なスペックなんだとか。
それを、リアに軽自動車のターボモデルを追加するくらいのレベルの動力性能をブースト機能で追加しているんです、と表現したりすることもあるようです。
ちなみに過去のE-fourとよばれるものでは、日産、他メーカー問わず、リアのモーターはアシスト専用の数馬力程度のものが多く、いわゆる轍や雪などの脱出・発進専用の補助みたいな物が多かったんです。
E-Fourの馬力性能と燃費
前後輪完全電動駆動とよべるe-POWER 4WDでは 実際の前後のモーターを合わせたシステム出力には違いはないと言うのですが、しかし、リアに強くトラクションがかかり、それがまあまあパワーが出るとなると、走りへの影響もけっこう大きいんです。
ノートオーラ(Note Aura)の電力で駆動するフロントモーターの最高出力/最大トルクは136PS/300N・m
リアモーターは68PS/100N・mで、
標準ノートの4WDモデルはフロントモーターが116PS/280N・m、リアモーターは共通のスペックです。
電動4輪駆動システムとなってデュアルモーターではあるものシステム出力として200馬力ってことではないようです。
0-100km加速はオーラで7秒弱程度と言われていますが、トラクション性能的なものでもう少し加速が良くなっているかもしれません。
ただ、重量増が100kg程度ということもあり、プラマイゼロなのかしらね。
燃費性能に関しては悪化していて
WLTCモード燃費でFF:27.2 km/L → 4wd:22.7 km/L
4~5程度の燃費悪化で、2割程度低下しています。
バッテリーの容量アップや発電用のエンジンのパワーアップなどないので、燃費悪化は免れない。
FFなら誰がどんな運転しても待ち乗りリッター20くらい走るイメージだったのが、15くらいになった、みたいなイメージです。
トラクションの良さで得たもの
リアのパワーもそこそこあるので、発進や加速だけでなく、高速走行時の加速や安定性へのメリットのある電動4WDです。リアを中心とした重量増で前後の重量配分も変わっているのと合わせてFFと4WDでの特性の違いが結構出ている印象です。
雪道やスリッピーな路面での発進、加速のトラクション性能も上がっていると言いますが、普通のコーナーでの走りにもプラスに作用しています。車体の前後の揺すられ感も変わっていて、安定感がありますね。
リアタイヤにトルクがかかることでよりクルマを前に押し出す感じがクラスを超えた気持ちよさを感じさせるように思うんです。

これ、前後に200馬力のモーターとかのクルマがあれば、凄く気持ちのよいドライブが出来るのでは?とか進化系のイメージが湧き、もし電動GT-Rとか出るならこういうモーターでのトラクション制御がさらに進化するんだろうなと思います。
現状ではFFベースのハッチバックということもあり、フロントモーターの方が高出力、かつ、前後の協調出力制御はされるものの、左右輪での回転制御はされていないようなので、コーナリングマシンってほどではありません。
ミニ四駆みたいに簡単にモーターユニットの交換とか出来るようになって、FF/FR切り替えとかCPUチューンが進化していけば、ドライビングプレジャーをもっと搔きたててくれそうだと思います。
リアの回生ブレーキのメリット
リアにモーターユニットを追加したことで、リアでも回生ブレーキが行われることになり、リアでエンジンブレーキのような減速・モーターブレーキでも言いましょうか、かなりリアを引きずるような減速感が好印象です。
バイクのブレーキングの時にも車体の姿勢変化を抑えるのにリアブレーキを積極的に活用するのがメリットになるシチュエーションもあるのですが、それをリアがドラムのコンパクトカーで回生ブレーキを使って実現しているのが面白いです。

減速時にはリヤモーターの回生制御で、下り坂でのノーズダイブが抑えられていたり、連続するコーナーでの加速減速をワンペダルのオンオフでこなす時の安定感とか、積極的に車両姿勢をフラットに保っているように思います。
そして車両姿勢がフラットゆえに、アクセルオンでの各タイヤへの動力の伝わり方が的確な感じがあって、走らせていて楽しい。
姿勢変化を抑えているから乗り心地も良くなったように感じるし、オーラでもリアがドラムだろうがブレーキ性能に依存することのない独特のフィーリングで効き良いブレーキを装着しているくらいに錯覚できます。そのうち回生ブレーキにもブランドが付くようになるのかな、とも思い、ブレンボチューンの回生ブレーキとか出たりして(笑)
リアモーターによる回生制御は特に、ノートオーテッククロスオーバーのような車高アップしてロールやノーズダイブが増えた車種にこそ有効にも思えるので、クロスオーバーでは走破性も加味してむしろ4WD限定にした方が良い位に思います。
価格差に見合った価値はあるか
ノートオーラGのFFは2,610,300円~
G-4wdは2,868,800円~
G leather edition FFは2,699,400円~
Gレザーエディション4wdでは2,957,900円~
ぱっと見差額は258,500円
寒冷地仕様的なオプションが4WDには標準、ホットプラスパッケージ:ヒーター付ドアミラー・ステアリングヒーター・前席ヒーター付シート・リヤヒーターダクト・高濃度不凍液・PTC素子ヒーター73,700円がセットされると見れば
正確な差額は184,800円でしょうか。
軽自動車1台分のパワーユニットが20万円しないなんて…と思えば割安にドライビングプレジャーが格上げされると言えそうです。(燃費は悪化しますが…)
ココ最近、というか、新型ノート登場から矢継ぎ早にイーパワー推し、オーラ推し、4WD推しにオーテッククロスオーバーとニスモ追加と、積極的なモデル展開をしていて、特にオーラの4WDを推しているようではあります。
確かに乗れば面白いし、乗り比べれば違いが分かります。個人的に4WDは独特の操縦感覚を備えたスポーツ4WDの未来系とも言えそうで、価値があると言えます。
これは、きっと、迷いますね(^_^;)
試乗したり、標準ノート、オーラ、オーテッククロスオーバーと比較すると良いかもしれません。ニスモがないのは、ニスモはFFオンリーだから。FFでもノートシリーズの中ではオンリーワンではあるのでそこも興味深いです。
系統は違いますが、スポーティなモデルとしてオーラの4WDとニスモのFFを比較検討するのも面白いかもしれませんね。
善きクルマ選びを!
2021年年末時点最新情報で行くと、ノートシリーズは納期が激烈にかかるケースがあるので、興味があるのなら早めに一度ディーラーに相談に行くのをお勧めします。
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きで上司決済取ります!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉を進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、一括査定で来てくれた買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず一括査定で来てもらう時には複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
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買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定の詰め作業・最終確認が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
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その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
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