ノートクロスオーバー試乗インプレ①脚長イーパワーのネガは?

唯一無二のコンパクトSUV

ノートAUTECH(オーテック)の最低地上高を25mm上げてSUV風に仕立てたクロスオーバー。


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ボディーサイズは全長×全幅×全高=4045×1700×1545mmと 1700㎜ちょうどで5ナンバー。

ベースがノートでなくノートオーテックってのがキモで、インテリアや全体的な装備の装飾などがスポーティであり、そして上質感の底上げを狙っているかのような仕立てです。

SUV化、オーテック化で価格は上昇しているものの、この車を欲しい・カッコいいと思う人にはさした値上げでもなく各段割高でもないようにも思います。

  • ノートAUTECHクロスオーバー:253万7700円~
  • ノートAUTECHクロスオーバーFOUR:279万6200円~

例えば新型ライズ・ロッキーのハイブリッドも似たような5ナンバーSUVでは?と思う方もいるかもしれませんが、あちらは4WDを選ぶのならターボ限定で、E-POWER風のハイブリッドはFFのみなんですよね。

個人的には新型ロッキーのe-smartハイブリッドは旧型ノートレベルの制御だと思うので、質感の面ではノートクロスオーバーが優勢です。

ハイブリッドの4WDでコンパクトなサイズのクルマ・・・となると、後は新型フィットクロスターとかも比較候補に上がってきます。

販売不振ではありますが、クロスターであればけっこう見かけるようになったし、標準のフィットにない特別感もあるので、けっこう比較対象としては面白いのかもしれません。

試乗してきたのでインプレとしてまとめていきたいと思います。

外観のアクセント

まず、フロントのブルーのLEDデイタイムランニングランプが鮮やかで、スポーティ。

LEDヘッドライトもシャープですが、ノートオーラの登場で、ちょっとボヨンとした感じに見えたりします。ボンネットの前端がオーラに比べると高く見えてちょっとでこっぱちに。オーラが出るまではコレでも十分にスタイリッシュだったのに、半世代古くなったようにも見えなくもない。

しかし、ノートオーテッククロスオーバーに関しては25㎜の車高アップで少しバランスが変わって見えて、前述のブルーのLEDのラインと合わせてまとまり良く見えます。

SUVっぽくするために、ホイールアーチに片側2.5㎜ずつの黒いガーニッシュを貼り、ルーフには黒いルーフレールをセット。

ルーフレール:ルーフモールはなんちゃってではなく、カバーを外してコアサポートとしての機能があるもので、汎用のステーなどでキャリアを装着可能です。早い所だとスーリー(THULE)などのキャリアやバーで適合が取れているようです。基本的に標準のノートに付けられるモノは装着可能とのこと。

外観での特別装備品は

  • AUTECH専用エクステリア(フロントグリル、グリルフィニッシャー<ダーククローム> )
  • AUTECHクロスオーバー専用エクステリア(ホイールアーチガーニッシュ、サイドシルプロテクター、ルーフモール、「AUTECH CROSSOVER」エンブレム<フロントおよびリア>)
  • 専用シグネチャーLED
  • 専用サイドターンランプ付き電動格納式リモコンドアミラー(メタル調フィニッシュ)
  • 専用16インチアルミホイール(切削光輝)&195/60R16 89Hタイヤ
  • LEDヘッドランプ+アダプティブLEDヘッドライトシステム+LEDフォグランプ

などなどとなっていて、オーテックのロゴなどで特別感を出しています。

サイズも大きすぎず、そしてスタイリングも標準ノートよりも良く見えるかな。

標準ノートのホイールはエアロデザインは良い物の、スチールホイール+キャップ仕様、クロスオーバーはタイヤサイズも大きくフロントのクリアランスの確保なども含めてバランスよく見えるような気がします。

ノートはフロントも相当空力的に作り込んでいるのは分かるものの、バンパー下部の接触に気を遣う方もいたかもしれず、オーテッククロスオーバーでは下回りのヒットはほとんどのステージで気にせずにラフに乗り回せると言えそうです。

走りのテイストは?

車重:1240kg(FF)~1360kg(4wd:E-four)で25mm車高が高い、専用デザインの16インチアルミホイールに195/60R16サイズ、ノーマルのノートXが185/60R16となっていて、数値的にはけっこう足回りでSUVっぽくドタドタした足さばきを想像するかもしれませんが、意外にも乗り心地に違和感はないです。

こういったなんちゃってSUVでは重心が高くなった分ロールし易いのを足回り固めてロールを抑制したり、なにもしないケースではサスストローク伸びちゃってコーナーやブレーキ時にゆっさゆっさ傾いて揺れて、かつ揺り返しが来たりと言ったことが有ったりしますが、全然問題ないレベルで乗り心地はある程度キープ。強いてどちらかと言うと、硬めではありますが、スポーティだけどクルマ好きなら許容できる硬さかな?もう少し硬めてフラットな姿勢を維持できても面白いとは思う物の、そこまでやるときっと根本的な乗り心地的に跳ねちゃうんでしょう。

  • 専用チューニングサスペンション
  • 専用チューニング車速感応式電動パワーステアリング

オーテック謹製のサスキット、パワステの制御など、走りのテイストはノートの美点は残しつつ、視点が高く見晴らしが良く扱いやすい操舵感を備え、ドライビングポジションも取りやすく運転を楽しめると言っても良いでしょう。

フィットクロスターも乗り心地や姿勢変化の躾けが良いと感心したものの、ノートオーテッククロスオーバーも中々に良く仕上がっていると言えそうです。

ペースを上げてのコーナリングでは少しフロントの沈み込みとロールが大きくなるかな?ってところ。多分追い込んだ走りをするのならフィットクロスターに若干の部がありそうです。でも、そういう風に峠とかコーナーの連続の切り返しをハイペースでする車ではないので、あまり関係ないかも?

ブレーキングでの姿勢変化はややペースの早いコーナーの時ほど姿勢変化はせず、どちらからと言うと直線での乗り心地を優先って感じかしらね。

なんにせよ、第2世代のイーパワーは違和感のないアクセルとブレーキングを提供してくれるし、室内も静かで快適、足回りからの低級音もない、中々に良いクルマであります。

スタイリングも標準ノートの肩身を狭くするような差別化がなされていて、オーラ、オーラニスモと、ノート兄弟が増えていて、いろいろな個性が選べて良いですね。

2021年年末時点でノートシリーズは納期がかかるケースが多いので、興味があるのなら早めに一度販売店に相談に行くのをお勧めします。

試乗インプレ②へと続きます。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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ナビクル車査定

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ