新型ステップワゴンのフロント~サイドのデザインを語りたい

ステップワゴンAIRとSPADA

2021年12月10日にフルモデルチェンジ版ホンダ新型ステップワゴン(HONDA STEP WAGON)公開されたティザーページ、読み解けるものもありつつ、しかし新しいライフスタイルグレードのAIRとスパーダについてはどっちがどっちかわからないんですよね。AIRってのが新しい響きですが、フィット4のように英語のimageでグレードを表現するのでしょう。


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旧型ステップワゴン5代目のようにデザイン的にはヘッドライトは共通とかで、グリル・ロアグリル、エアロバンパーで差別化なのかもしれません。

あまり標準顔とエアログレードの差がないと5代目前期のような大コケをかまし、ノア・ヴォクシーのような2トップ戦略車に太刀打ちするのは難しいような気もします。

新型オデッセイの公開情報を元に、内装の2列目オットマン仕様や、インパネの質感、エアコンダクトがシビック風などの初期の解説記事もあります。

過去のスクープ記事もあり、わくわくゲートの廃止を紹介。

わくわくゲートの廃止についてはディーラーレベルで若干雑な案内をしていることろあったりして。

新型ノア、ヴォクシーと同時期になってしまったという残念な面もありますが、順次情報更新をして行く流れのようで、2022年1月7日に正式に公開になる予定だそうです。

いわゆる失敗スパーダ顔

5ナンバーのフルサイズミニバン、一部グレードは3ナンバーであったりしますが、いわゆる標準フェイスとエアロボディと言うのを並べて設定するパターンが多いです。

ステップワゴンも例に漏れず、5代目の登場時からスパーダを用意していました。

5代目ステップワゴンノーマル

スパーダはエアロバンパーで差別化…?

5代目スパーダ

あれ、あまり差が無い…?

グリルにメッキのプレートとかシルバーのプレートのようなモノをペッと貼り付けただけのグリルをホンダは好んでいた時期があり、その中で最大に失敗したのがステップワゴンとも言われています。コーポレートイメージを担うはずが、間延びして締まりがない顔とも良く言われていました。

これがいわゆる失敗スパーダ顔です。

グリルがメッキに、バンパーがちょっとワイドに見えて、アルミホイールが大きい

差別化に失敗し、すぐにテコ入れされフェイスリフトを受けることになります。

そこそこギラついたキラキラ系に

いわゆるノア80系Siのエアログレード風になりました。

ヘッドライトに食い込むグリル、3段のバーグリル

ホンダ内での似たとこだとNBOXのカスタム的になります。

ただ、時すでに遅し、トヨタセーフティセンスVSホンダセンシングの先進安全支援機能で劣るノア・ヴォクシーに価格や信頼性・デザインで先を行かれ、セレナのプロパイロットとイーパワーに追い越され、価格設定やオプション・グレードの設定でミスって失敗。

早急なモデルチェンジを!と販売の現場からも要望があったとか。

ちなみにグレード設定のミステイクとしては、スパーダのガソリンを選ぶと機能が見劣りするとかあまり価格が安くないとか、ハイブリッドのノーマルフェイスが無いとかで売分けにおいて芳しくない。ノア・ヴォクシーはエアログレードで見栄えは良いけど安い設定のガソリンがあり、そしてハイブリッドで大人しい顔のギリギリ高くない設定の売り易いハイブリッドとして成り立たせていました。

要は、ニーズとしては安くて見栄えがするか、燃費良くて目立たない感じか、が多かったのに、ステップワゴンではハイブリッドのスパーダを選ぶ方向に仕向け過ぎていたようにも思われます。イイ物であれば評価されて高くても売れる…なんてことは開発者の願望止まりのもの、実際は売れてから評価が付いてくるくらいのもので、ステップワゴンは見誤った感があるのかもしれません。逆にスパーダハイブリッドは高い割にそこまでの価値はない、とマーケットに評価されて売れ行きが伸び悩んだとも言えるかもしれません。

新型ステップワゴンのスパーダ顔とエアー顔

2022年春販売予定の新型ステップワゴン(STPWGN)の公開された画像のヘッドライト周りは直線基調であります。

フルモデルチェンジ版新型ステップワゴン(STPWGN)

もはや、旧型との共通点があまりない。

そして、3眼LEDライトのようではありますが、グリルはパンチングメッシュで横バーが2本。

先日のブログではモビリオスパイクのデザインと近似しているかと思っていましたが、どうやら別のクルマでも似ているのがあって…

実は、かつてのエレメントのコンセプトカーと近しいとも

2000年代中盤の北米向けミドルサイズSUV、日本ではまさかの2~3年売ったものの絶版に。

そこコンセプトカーとかショーカーとかで横2本バーラインのパンチング穴あきメッシュグリルですね。

ちなみに元のエレメントは先走り過ぎて売れなかった不遇の名車・迷車でありました。

観音開きドアに加えてデザイン的に攻めつつも、オシャレな空気をまとったシンプルなデザインでありました。車体が大きかったのが災いして人気を得られなかったかな・・・

そして、まさかの2010年代後半のNBOXのカスタマイズオプションでエレメントスタイルパッケージなるものがあり、エレメントをリスペクトしつつリバイバル、そこもグリルが穴あきパンチングメッシュ風です。ちょっとデフォルメしたアナログっぽいデザイン性でしょうか。

ヘッドライトの直線基調具合とかグリルのデザインとかも含めて、NBOXにエレメントを加えて5ナンバーミニバンのデザインに落とし込んだって感じなのかも。

デザインとしては旧型ステップワゴン5代目後期とのつながりはなく、まるでヴェゼルのように突然変異系の見た目の変化になるのかもしれませんね。

シンプルで清潔感のある新時代のカーデザイン・・・この挑戦危ういのかも・・・?フィット4のようにすぐに失速しなければ良いのですが・・・

サイドビューのハイライト

新型ステップワゴンAIR/SPADAのフロントのデザインについて語りつくしたいものの、ボンネット周りのシルエットや全体的なサイズ・ボリューム感も気になるところです。

3代目で全高を低くした失敗から、4代目以降毎回モデルチェンジの度に限定回帰と言われていますが、初代、2代目と結構ボディサイズの大きさ・高さとかボリューム感を売りにしていて大ヒットしたものです。

個人的には2代目スパーダあたりは設定していたボディカラーに個性がありマイルドヤンキーが好むテイスト、直線的でボリューム感のあるデザイン、サイドのプレスラインにスライドドアのレールを馴染ませるなどしていた中々の傑作だったのかも。外観から室内高・室内長のサイズ的な優位さを感じさせる秀逸なデザインだったと思います。

そのサイドビュー、ボンネットとフロントウィンドウの立ち上がりなどが新型ステップワゴンのティザー画像と結構近しいのかなと思います。

結構パッと見のボクシー感(箱型っぽさ)は新型ステップに近しいものを感じます。

シルエットのボディサイズや全体のラインは似ているのですが、ボンネットの傾斜、フラット差は結構違う感じです。

新型ステップワゴンは、かなりボンネットの上部が平べったく処理され、キャビンスペースが大きく見えるデザインの工夫がありますね。

フロントのピラー、フロントウィンドウはかなり立ち気味で、ドライバーの目の前の空間は広く感じやすいし、ボンネットの平面化は見切りの良さにもこうけんしているのかもしれませんね。

真横から見た感じで他にシルエット的に近いのはトヨタのヴォクシー80系でしょうか。

80系のノアやヴォクシーはサイドのウィンドウラインでクオーターウィンドウを少し跳ね上げたラインで仕上げていて、ちょっとだけ躍動感を演出していたりします。

新型ステップワゴンではウィンドウライン的には水平ベースではあるもののリアクオーターウィンドウの後端で跳ね上がるようなウィンドウのデザインで、3列目シートの開放感を維持しつつホンの少しのアクセントとしている感じでしょうか。

後端でキックアップするウィンドウ

販売終了となるものの、現行最終型のオデッセイはボンネットのラインは新型ステップワゴンに近いものの、ルーフラインは流線型でなだらかに傾斜しており、結構スポーティなのがわかります。

サイドのウィンドウも寝ていて、大きいボディではあるものの、躍動感とスピード感を狙っているようにも見えますね。

サイドのデザインでも狙いが見えてくるようで、カーデザインとはほんとに面白いものです。

新型スパーダと新型AIR

フルモデルチェンジ版新型ステップワゴンでグレード展開としては商用車チックなベースグレード、フィットに倣えばベーシックとかになるかもしれません。

エアーはさわやかで軽やかなイメージをまとっていることもあり、標準タイプとなるのでしょう。

NBOXの通常モデルのようなイメージで、ファミリーカーの新たなスタンダードを目指すものだと思われます。

モデルチェンジ版ステップワゴンスパーダは、存在感のあるデザインを狙いつつも、ダイナミックでオラ付いた路線を行くのか、近未来的なデザインを取り込んでくるのか、なども気になるところ。

NBOXのカスタムのようなオラオラ路線でマイルドヤンキーを取り込むトヨタのヴォクシー・ヴェルファイア路線を行くのなら相当な差別化をしないとインパクトを残せないし…

3眼LEDヘッドライトを共通にあまり変化を付けないとかだと差別化に失敗して失速しかねないし

AIR(エア)とSPADA(スパーダ)でどの程度の差別化やデザイン変更が入るのか興味深いものです。

個人的にはノア・ヴォクシーのようにカオを作り分ける5代目ステップワゴン後期のような設定のほうが良いように思うのですが、ホンダですからねぇ~

きっと逆を突いてくるような気がします。

これは予測ってだけですからね。言いたいだけですから。

先行公開されている情報的には、ボディの大きさや室内空間の大きさを強調した外観・エクステリアデザインがメインのように思えるので、きっと、コンセプトは居住性の良さ・心地よさに重点を置いているのかな?と思います。

さすがに低重心で走りが良いってのはウリにしてこないでしょうし(大失敗したとされる3代目ステップワゴンのコンセプト)、価格も上がるものの、新型ノア・ヴォクシーをターゲットにそこそこに抑えてくるはずでもあります。

グレード展開や値段・ボディサイズなどの情報が公開されるのを楽しみに待ちましょう。

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