【日本最速インプレ?】電動BMW・iX3試乗インプレ①諸元・サイズスペックとリアル航続
お値段862万円の完全なEVであるBMW iX3、日本仕様はMスポーツのみの設定でなんとFRのみ。電気自動車購入の助成金は都道府県により異なるそうですが、最大で80万円ほどになるようです。補助金含めれば少し安くなるけど、高価格帯なのには間違いありません。
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当面はモノグレードで、iシリーズ(電気自動車ライン)でありつつ一応X3シリーズの価格帯の中ではトップグレード風でもあります。
2021年11月販売開始、発売日は11月4日だったようです。
モーターはドイツ生産、車体・バッテリーの組み立ては中国で行うとかハイブリッドな生産体制のようで、日本に入ってきて国内で一般ユーザーにはまだ納車された方は皆無の状態のようです。
そんな中、日本仕様に試乗してきました。
ブログとしては最速でしょうか?インプレッションとしてまとめて行きます。
iX3のサイズ・諸元
iX3はベースであるX3とほぼ同サイズの全長 4,740 mm x 全幅 1,890 mm x 全高 1,670 mmとなっています。
モデルチェンジ当時のブログで価格や性能の比較をする時の参考になるかもしれません。
現行型になってからのマイナーチェンジ、LCI:ライフサイクルインパルスについてのブログもあります。
兄貴分のiXよりかは小柄です。iXはほぼX5のサイズ感だったりするEVです。

重量は2.2トン、重いです。
モーター出力:(kW〔ps〕): | 210 〔286〕 |
最大トルク(Nm): | 400 |
0~100 km/h加速(秒): | 6.8 |
航続可能距離(km)(WLTP): | 461km |
最大充電容量: | 10分間の充電で最大100kmの追加が可能 (ハイパワー充電ステーション) |
前輪タイヤサイズ | 245/45R20 |
後輪タイヤサイズ | 275/40R20 |
荷室容量: 510 Lとなっていて、ベースのX3の550Lより若干狭くなっているものの、PHEVよりは少しスペースの確保に成功しているようではあります。十分には広く実用的です。
FRで286馬力トルク40キロ、胸がときめきますが、車重が2.2トン、しかし、試乗して走らせてみると重さを感じさせず怒涛の加速を魅せます。

アルミは20インチが標準で、インチダウンとしては18インチまでは対応できるようではありますが、ただ、回生ブレーキなどのユニットで干渉する可能性があるので実車確認は必須でしょう。
というか、インチダウンしてスタッドレスを履かせるにしてもSUVの形ではあるものの重量級のFRだったりするので雪道性能は高くないものとも思われます。寒冷地では電池の性能が低下する傾向にあります。ゲレンデでスマホやデジカメの電池の減りがめっちゃ早いとか経験したことありますよね?なのであまりゲレンデエキスプレスとしては使い物にならないかもしれません。
充電時間と走行可能距離
BMW iX3:最長461kmの走行が可能、18.5-18.9kWh/100kmの電力消費率を実現(リチウムイオン電池容量は80 kWh 345 V 232Ahというスペック)
リアルなスペックで言うなら、満タンで高速使ってちょっと遠出のイメージで往復300キロ圏内なら安心かな?って所のようです。それを超えるのなら途中途中での充電計画を綿密にとなりそう。
急速充電器では最大80kWで充電、急速70分以内で約80%までの充電できて、おおよそ300~350kmくらいは航続距離的にイケるのかな?ってところですね。
出先での充電としては、パーキングエリアやサービスエリアでは毎回停めるたび充電して自分も休憩をしておけ、というのと、泊まりで出かけるなら充電ステーションのあるホテルや宿、近くに充電ステーションがあって夜と朝ちょいちょい充電できるか?などをドライブプランに入れ込む必要はなんじゃかんじゃありそうです。中国とかの方がインフラ的には進んでいるか気になりますが、日本ではそこまで進んでいる感じはないので、出先は特に注意ですね。
自宅や公共の普通充電の設備では最大9.6kWでの充電、と言われてもよくわからない感じですが、日本の家庭用の200V電源に、BMWバッテリーウォールチャージャーを使って充電するイメージで、7時間程度で満タンになるもよう。

家庭用って100Vでは?と思う方もいるかもしれませんが、家庭に引き込んでいるのは200Vで、エアコンなどの大型家電などは200Vのままで通電するなどして、それ以外の普通のコンセントは100Vで通電していることがほとんどです。BMWの充電ユニットはその200V部分から電源を取るように工事することになるそうで、おおよその工事費は33万円程度とのこと。
BMW ウォールボックスで車両を充電している間に、ご自宅の電源を使って車内とバッテリーの温度を調整することができるなど、走り出す前にバッテリーの暖気??をしておくことが出来て、朝の冷え込みの寒さでいきなり性能低下と言うのを避けることも出来たりします。
家に帰ってきたら取り敢えず充電つなぐという生活スタイル(スマホのように?)になるってことですね。
ライフスタイルとEV
BMWはがんばって電気自動車を日常的なものに落とし込み、幅広いライフスタイルにフィットするように、とコンセプト的に謳っていますが、正直人の方がクルマにあわせてライフスタイルやドライブ計画をフィットさせねばならんのが現状ですかね。
サステイナブルな思考を持つ人に
サステイナブルな移動を望む人に
と言われていますが、エコのための我慢はまだしばらく必要かも。
充電環境整っている地域なら上手く活用することも出来るかもしれませんが、もしかしたら無理矢理活用するためにライフスタイルの再構築が必要になるなど、目的と手段を取り違わないように注意しましょう。
基本的な安全装備はハイレベル
現状のBMWの運転支援はほぼほぼ全部載せで、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能、アクティブ・クルーズ・コントロール、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、最大50mまでバックで戻れるリバース・アシスト、パーキング・アシスタント、Amazon Alexaとの連携と車両の音声操作AIなど、超充実しています。

センサーもカメラも満載で半自動運転的なことが可能で、ポテンシャルはモノ凄く高いですね。
電動でも駆け抜ける喜びはあるし、ハイテクな運転支援も充実していってます。
FRのEVとしてハンドルを切る喜びも、モーター走行とACCの相性の良さなど上質な走りをマシーンに任せて操る楽しさもあり、どちらも楽しめて満足感の高いドライビングプレジャーのようなものがあると思います。
これから10年15年かけて電動車に切り替わっていく時代の変わり目で、電動モデルに触れる機会も増えていく中で、一つの参考・基準・ベンチマークとしてiX3は注目に値するモデルだと思います。もとの車両のレベルが高ければ、中古になってもバッテリーが多少劣化してもそこそこ需要はありそうでもあります。
試乗インプレ②へと続きます。
さてさて、2023年も引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』
逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ