新型アウトバックターボでも穴ボンなし、けっこう値上がりしたけど2年遅れでも巻き返せる?

発売開始時期と価格概要

2021年9月2日に発表された新型スバルのアウトバック。2021年10月発売開始予定で、先行予約が始まっています。


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北米での2019年の発表・発売開始から2年遅れての導入、トレンドの移り変わりの速い時代に、出遅れると周回遅れになっちまわないか心配になりますが、興味をもたれている方も多い車種ですよね。

デザインを見てなかなかにかっこいいじゃん!と思った人は多いと思います。

そして、フォレスターだけなぜあんなヘッドライトに?と思った人は私だけではないはず。

アウトバック新型の価格はXブレーク414万円~、リミテッドEXが429万円~となっていて、最新のアイサイトXが標準、デジタルメーターにセンターにもデカイ液晶パネルもアイサイトXとセットで装着・標準装備、タンレザーシートやハーマンカードンが選べるなどプレミアム路線を進み、乗り出し500万近いケースも多いそうです。ただ、アイサイトEXとナビのセットが着いているとなれば、案外高くないのかも。

ちなみに、旧型アウトバックは350万円~くらいのイメージで、乗り出しで400万円台前半くらいまでに収まるケースが多かったと思います。中古車では5年落ちでおおよそ200万円~がタマ数多いイメージですので、興味があれば中古車も検討してもいいかもしれませんね。

旧型アウトバックの試乗インプレもあります。

スバルのデザイン

スバル車はデザイン的にやらかすのは良くあることで、今に始まったことではないのは、過去のフォレスターダサい記事の通り。

正直キープコンセプトでは代わり映えしないと言われ、冒険すると派手に空振りする、スバルは車種ラインナップが少ない中でそれぞれの車種にブランドの統一感×個性という難しい課題が課せられているのはわかるのですが…

レヴォーグはスバルの新しいデザイン言語であるボールダーコンセプトを入れ込み、今にも走り出しそうな、前傾デザインのシルエットと、クサビ形に切れ込んだヘッドライトは個性的でありながらもスピード感のあるデザインで好感が持てました。

フロントサイドからのシャープさとか、良いですよね。

そして、新型アウトバック。ヘッドライトの内側部分はレヴォーグほどえぐれて切れ込んだりしていませんが、BP型レガシィっぽい切れ長でスマートなヘッドライトとボリューム感のあるサイドビューなど、かっこいいと思います。

エグ味や不自然さが無い感じ。旧型と代わり映えしない?ともいえますが、それでも随所をブラッシュアップし、明らかに新型だなってわかります。

左新型:右旧型アウトバック

ダウンサイジングターボを採用しているものの、スバルお得意のボンネットのエアスクープ、通称穴ボンを採用していないのがトピックですね。上質感を出すためにボンネットをスムージングしているみたいな感じです。上置きのインタークーラーにエアインテークいらなかったのか?とちょっと疑問に思いますが、フロントグリルからのエアフローを調整して冷却には問題ないそうです。

いろいろ見比べてみると、フォレスターのデザインはやっちまった感があって、LEDヘッドライトは離れ目に見えるし、間延びして見えるし、ヘッドライト周りの隙間に改善の余地があるように感じます。

新型フォレスター

旧型フォレスター

せっかくのトレンディなSUVラインなのに、走りはすごくいいのに惜しい気がします。

なんなら旧型が良く見えてくるくらいに。

迫力あるグリルでワイルドさを強調しているのはいいけど、ヘッドライト自体が小さいような・・・

デザインは個人の好みがあるのでなんとも言えませんが、今回のアウトバック新型はデザイン面では好き嫌いが分かれず、評価されて人気が出そうとも思います。

さらに肥大化したボディ

新型アウトバックのサイズは全長x全幅x全高:4870x1875x1675mm

旧型アウトバックよりも長く、幅広く、背も高く、一回り大きくなっています。

全長はラージサイズのセダン(クラウンとか)くらい、全幅も樹脂のフェンダーで幅広くなっているため、日本的に好まれる1850mmを超えてしまい、運転に気を遣うイメージが生まれそう。

旧型となるレガシィアウトバックのサイズは全長x全幅x全高:4815x1840x1605mm

旧型も肥大化したボディでこんなのレガシィではない!?となって、レヴォーグを日本向けにリリースしたのは記憶に新しいところ。

新型は、やはり北米に軸足を置くモデルゆえに、肥大化は避けられませんでしたが、逆にハイテクフル装備で価格の上昇もあって、フラッグシップクロスオーバーSUVとして日本導入となっています。

実際大型化した旧レガシーやアウトバックでもサイズを活かした大らかな乗り心地と広い室内空間の快適性、コーナリングではなぜか軽快な身のこなしをを見せるなど、サイズさえ許容できれば玄人好みの素敵なグランドツーリングカーとして一定の評価を得るなどしていたので、新型でも多少は人気が出るか興味深いところです。

新型アウトバックの先進装備など

新型アウトバックではレヴォーグに採用され話題のアイサイトXが全モデルに標準装備されることになり、価格上昇の一因と言われています。

中には先進安全運転支援をレスオプションにして欲しいという方も居て、スポーティな車種を選ぶ人は特にその分の価格を数十万下げて欲しいと願うこともあるようです。

ですが、人間で回避出来ない事故を防いでくれたり、車線維持走行や車間維持の走行は煽り運転の防止や速度超過による事故の予防にも有効だと思うので、ここは歓迎しておきましょう。

エンジンは旧型の2.5LのNA・175馬力トルク24kgm/燃費12.6km/Lから、1.8リッターのターボとなり、177馬力で30.6kgm/燃費性能はWLTCで13.0km/Lとなっています。

水平対抗4気筒・上置きのインタークーラー・穴ボンは不採用

新型はサイズアップの重量増(旧型1580kg → 新型1690kg)に対して、排気量はダウンサイジングして若干の馬力、トルクアップ、そして燃費性能も向上と、新世代のクルマとしての性能アップを果たしていると言ってもいいでしょう。

メーターは12.3インチフル液晶メーターになり、ナビ表示も可能に。

センターにはテスラやボルボ、プリウスPHEVのような縦型の液晶パネル:11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムを装着し、かなり先進性をアピールしています。レヴォーグと同種の物が装着されるようです。

オプションでナッパレザー素材のタンカラーのシートも選ぶことが出来て、かなり上質に仕立てることも出来たりします。さらにはハーマンカードンのオーディオシステムも選ぶことが出来て、高級車かとツッコミを入れたくなります。

インテリア全般に上質感とハイテク先進性を感じさせてくれるので、満足感は高そうですね。

タンカラーのレザーはかつてのインプレッサGRFとかでもオプションであったような・・・最近はシルバーやボルドーやベージュやブラウンとか有った気がするけどもタンは久しぶりなような…?

もしかしたらお買い得?限定車待つ?

装備充実、インテリアをプレミアム路線に仕立てることも出来て、外観は奇をてらわずクリーンにも見えます。サイズが大きめで、価格が500万円近いとなると他の車を候補に含めて検討も出来そうとは思いますが、ハマる人にはハマりそう。

ロングドライブへの適正も高く、距離をたくさん走る、ギアとして使い倒す、そして快適性も高いとかだとやはりロングドライブを伴うアウトドアや、スキー・スノボなどのウィンタースポーツにもベストかもしれません。

今後アウトバックの追加グレード、又は限定車・特別仕様車で日本導入が期待されているのが、アウトバックウィルダネスです。

3センチほどのリフトアップ(車高アップ)に、オフロードタイプの17インチのゴロンとしたタイヤ、前後の樹脂ブラックのバンパーにボンネットでカールなどがポイントです。

ウィルダネスの日本発売になるとしたら、2022年か2023年、テコ入れで500万円弱で用意されるものと思われます。ベースモデルのアウトバックが2年遅れでしたので、2年後に期待したいところです。

個性的でカッコ良いから日本でも売って!との声が上がったとしても、マーケティング的に売れ無そうだと判断されれば導入は先送りに、日本でのアウトバックの人気、売れ行きしだいかもしれませんね。2年遅れでの国内販売開始、機能向上・サイズアップと値段上昇がどこまで受け入れられるのかも興味深い。

とりあえず、展示車のチェックや試乗など楽しみなクルマです。

善きワゴン選びを!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ