新型アクア・フィット/残価は圧倒的に○○○有利なんです

アクアとフィットの比較

新車販売と人気の中古車が食い違う事が起こります。


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過去にも取り上げたことがありましたが、シエンタとフリードで、じわりじわりとフリードが評価を高めているという事象もあったりします。

新車販売でも時間をかけて逆転、中古の相場感も違います。

今回は新型アクア、新型フィット(昨年のモデルチェンジ)で、それぞれのブランドの売れ筋ハイブリッドコンパクトカーを新車、中古車など比較してみます。

新型アクアと新型フィット

トヨタ代表のコンパクトカーはアクアかヤリスか、となりますが、実際は2車共にプラットフォームは同じです。

アクアはハイブリッド専用車種で、新型アクアの方が若干リアなど広いので、 フィットハイブリッドと比較検討する方も多いのではないでしょうか。

新型アクアのサイズは  全長4050mm、全幅1695mm、全高1485mm

 新型フィットのサイズ 全長4,045mm、全幅1,695mm、全高1,525mm

全高に関してはフィットの方が大きく、低床フロア×センタータンクという事もあり、居住性ではリードしています。

さて、フィットが新型になった時は斬新でシンプル・クリーンなデザインと、まあまあ持ち上げられていたような気がするのですが、イマイチ新車販売では売れていません。

ヤリスの爆発的な人気の影に霞んだ感じもあります。

対して新型アクアは2021年のモデルチェンジでこれまたヨーロピアンなテイストのエクステリアと持ち上げられていますが、まぁ、私からすると古いプジョーっぽいなとも思います。

デザインの好みが販売台数にもかなり影響はしますし、トヨタのハイブリッドの燃費の良さも支持されるポイントとも思います。

トヨタは販売も上手で、価格帯・サイズでパッソ~ヤリス~アクアとトヨタ内で選択肢を完結させるのが上手く、一度トヨタに行くとどれかを選んできてしまう、とも。

アクアにしますか?ヤリスにしますか? とどちらかを買う前提でトヨタであることは決めさせる ‛ダブルバインド’ 二者択一話法 という心理的な仕掛けを応用したものとも言います。

トヨタの多彩なラインナップと販売力でこそ選択肢を矛盾してないように見せてできる技ですね。

性能面、特に燃費性能で比較する人もいますよね。

カタログ燃費的にはアクアとヤリスは35km/Lくらいのイメージで、フィットは30km/Lくらいのイメージです。

1割以上良いと言うのをどう見るか、というのも人それぞれですが、やはり燃費が良ければ維持費も安くつきそうというイメージを味方に、売れやすくはなっているでしょう。

室内空間・リアシートやラゲッジスペースなどは新型でも中古車でもフィットの圧勝です。

価格帯も大きく違う訳では無く、アクアもフィットハイブリッドも200万円~250万円程度の価格帯で、+オプションと言った感じも大差はなし。

それぞれトヨタ/ホンダの販売店での値引きやオプション装備の充実具合で最後比較検討する人は決断をすることでしょう。

現状の新車の売れ行きの推移では、アクアとヤリスの方が勢いがあり、優勢と言えそうです。

アクアとフィット・中古相場・人気は?

どちらのモデルであっても、最近新型に切り替わったばかりであり、中古車をチョイスしようとすると一つ前の形の物を比較する人も多いかもしれませんね。

中古になってくるとフィットがアクアを逆転してきます。

新車での販売台数を反映してか、5年落ち5万キロ以内などで同条件でアクア・フィットを探すとアクアの方が若干出回っている台数が多いです。

最低ラインの価格では結構差が開き、検索するタイミングによりますが、おおむね同条件で探した場合にはアクアの方が10~20万円ほどボトムが安いです。

具体的にはアクアが40万円台後半が最低額・相場の底だとすると、フィットハイブリッドの中古は60万円台、くらいのイメージです。

ここでもフリードとシエンタのような逆転現象が起きているのが興味深いですよね。

一般にハイブリッドモデルが3年経過、又は5年経過で価値をガクンと落とすことも多いです。

理由としてはハイブリッドのバッテリー・電池・モーターなどが劣化して初期の性能を発揮できなくなる、もしハイブリッドシステムを修理することになると法外に高額である、との懸念で、年数の経過による価値の下落が大きく出ます。

フィットのハイブリッドも同様に価値を落としそうなのですが、室内空間が広く実用性が高いという点で、価値を若干高めに維持できているように思います。過去のリコール連発とかは意外にも中古車価格・人気には影響が少ないようです。

逆に、高値のゾーンだと200万近い価格を維持しているのはスポーティグレードで、アクアのG’s(ジーズ)、GR(ジーアール)アクアなどのエアロカスタムグレードは高値安定を示しているなど、アクアは中古で選ぶときにかなり価格帯に幅があります。

実際はボトムが安い、上がトヨタ純正エアログレードで高値安定みたいなバランスですね。

フィットはモデューロをラインナップしたり、RSというグレードを設定したりするものの、中々定着せず中古でもタマ数少なくアクアのスポーツグレードと比較検討が難しいレベルではあります。

トヨタのスポーツグレードの設定は新車でも人気がありますが、中古でも人気を支えていると言えそうです。

この中古車相場、新車で購入する時の参考にもなりそうです。

アクアとフィットの残価設定

残価設定の残価率は、中古での下取り相場=中古での人気、再販価値を反映します。

新型アクアは3年後残価率が32%~35%

アクアの5年後は20~25%

新型フィット3年後残価率が42%~45%

フィットの5年後は28~32%

やはり、旧型の人気、中古車の相場を反映して、アクアは買った直ぐに価値が急落するのに対し、フィットはコンパクトカーの割に残価は高め、価値を維持できているようにも思います。

正直なところ、圧倒的にFIT(フィット)の残価が高い・有利と言っていいでしょう。

コンパクトカークラスではかなり良い方のリセールバリューです。

新車人気・販売台数はトヨタのアクア、ヤリスに譲りつつも、フィットは地道に人気を維持しつつ中古が安定して人気がある感じです。

アクアは中古で売りに出す、下取りに入れるとかで思い外価格が低いので、オーナーからすると買ってすぐに二束三文になった感じで悲しくなることも多いそう。

唯一、GRシリーズのアクアだけは中古でも人気を維持しているので、まだ新型アクアのグレードにはラインナップされてませんが、GR待ちでも良いのかもしれません。

値引きと納期と人気と残価

燃費よく維持費が抑えられるイメージではアクア、リアシートなど居住性ではフィットが有利です。

残価設定ローンを利用するとかだと、3年後、5年後の残価の高さでフィットの方が月額の支払いが抑えられ、余裕を持って買いやすい/ちょっと良いグレードを選びやすい、と言うのがありそうです。

値引きは1割程度が目安のようです。

納期はどちらも割と即納ペースで1ヶ月程度という事が多いですね。

新型アクアに関してはGRグレードが出揃ってきたら、より人気は磐石になるでしょう。

フィットにおいても面白いグレードや限定車が出てきたり、派生車種のシャトルなどの登場も楽しみです。

新型登場のタイミングこそ、比較試乗してみましょう。

下取り・残価も踏まえてのフィットのグレードチョイスも記事にしています。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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過去の一発競りでの事例はコチラ


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ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

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