2ドアクーペFRの方の2シリーズのモデルチェンジ情報
2022年登場2シリーズクーペ(FR)
2ドアクーペでFRの方の2シリーズが、2022年にモデルチェンジ。形式がG42になり、ボディを若干拡大、FRの駆動方式をベースに維持し、ハイパワーモデルもラインナップします。
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2021年時点での2シリーズは結構雑多で、簡単に言えば2ドアはFR、4ドアはFFベースとなっております。
2シリーズの中ではネーミング的には4ドアクーペやグランクーペを名乗ってクーペを名乗っていますがそちらはFFベースで、2ドアのクーペのみがFRのスポーツクーペとなります。
更には2シリーズアクティブツアラー・グランツアラーというミニバンルックのMPVもあり、ややこしいですね。
今回のモデルチェンジはFRのクーペの2シリーズになります。
新2シリーズクーペのサイズ感
旧型2シリーズのコンパクトなサイズ感が好評だったのに・・・
全長×全幅×全高=4537×1838×1390mm(欧州発表値)
車格的にE46世代3シリーズクーペのイメージで、大型化する欧州車の中ではまだ小型な方だと思っていましたが、新型はベースモデル・ベースグレードで1800㎜超え。
ちなみに
旧型M2コンペティションは全長×全幅×全高=4475×1855×1410mm
旧型2シリーズの通常モデルは全長×全幅×全高=4440×1775×1420mm
2シリーズの中ではM2でなくともM240は1775㎜で、ナローでハイパワーというマニアックなチョイスでした。
まぁ、全幅があった方がコーナリングの限界は高く、グリップも稼げるとは思うので、街乗り×スポーツ走行において一長一短ではあります。
2シリーズクーペのエンジン
新型のフラグシップモデルのM240i xDriveクーペでは、最高出力374ps、最大トルク500Nm/1900-5000rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターガソリンエンジンを搭載。
グリルは新デザインとなりシャッター付きに、空力的にはシャッター閉じた方が良いらしいです。
放熱する時には解放されるようですね。
トランスミッションは8速AT、駆動方式に4WD(BMWでの呼称はxDrive)を採用します。
パフォーマンスでは0-100km/h加速4.3秒、最高速250km/h(リミッターで制御)、旧型はM235で326ps、M240で340ps M2コンペティションで410ps というラインナップ。
19インチアルミにフロント225/40R19/リアは255/35 R19と前後でサイズが異なります。ややアンダーな安定志向なサイズ設定と思われます。
M SportブレーキやMSportディファレンシャルも備わり、オプションとして電子制御ダンパーを備えたアダプティブMサスペンションも用意されます。
標準グレードの220iクーペは、最高出力184ps、最大トルク300Nm/1350-4000rpmを発生する旧型からのキャリーオーバーの直列4気筒 2.0リッターガソリンエンジンでスペックに変更はなし、トランスミッションは8速ATを採用しているのも同じです。
0-100km/h加速7.5秒、最高速236km/hとなっています。
スタンダードグレードはタイヤサイズが前後とも225/50R17、
Mスポーツだとフロント225/45R18/リア255/40R18と18インチにリアはワイドなタイヤはM240と同じ設定です。
カタログ燃費としてはまだ公表されていませんが、おそらくM240が11~12㎞/L前後、220が15㎞/L前後になると思われます。
価格はどうなる?
日本への導入時期や価格は未定です。
ナビや操作系、運転支援系がアップグレードされることで値上がりが予測されます。
インテリアの質感を上げたり、華美なアンビエントライトが付いたり(旧型2シリーズにも付いてますが)、諸々価格上昇は避けられないのでしょう。
おそらく2022年中の導入スケジュールで、FRのクーペでなるべく小さいBMWが欲しいと言うコアなファン向けには先行して予約を開始している感じです。
ボディサイズが拡大されたのは一部のファン的にはあまりうれしくはありませんが、FRスポーツクーペがおそらく500万円前後(220i)からラインナップされ、M240は700万円近くで乗り出せることもあり、選択肢に上る方もいるでしょう。
M2もいずれ発表されて入って来るのでしょうが、700万円を軽く超えてくる感じかもしれませんね。
日本への導入はまだわかりませんが、ディーゼルも導入を検討されているとのこと。マイルドハイブリッドと2リッターターボディーゼルの組み合わせで20㎞/L程度の燃費を引っ提げて日本でもデビュー予定です。
ディーゼルのハイブリッドは珍しいので、ぜひ日本に来て欲しいものですね。
期待して続報を待ちましょう!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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