クラウン特別仕様車・結局どっちも18インチ?

クラウン、若返りの挑戦

2018年のフルモデルチェンジで15代目となり、ここ最近の数代は若返りがテーマではあるのだけれども、果たして果たせているかと言うとそうでもない。


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クラウンアスリート、という名前がスポーティグレードっぽい、クラウンは走りの良いセダンを目指しているらしい、というメッセージは少しずつ広まって来ているとは思いますが、それを以って若者に訴求できているかは微妙かもしれません。

ただ、販売戦略としては、ノア・ヴォクシーでW×Bや煌きシリーズの毎年のような特別仕様車、しかもここ最近は丁寧に番号をふってあるW×BⅢ、みたいな感じの物をなぞっています。

2020年4月に発売された特別仕様車「Limited」および「Elegance Style II」のアップデートバージョンとなる RS/RS Fourをベースにした「Limited II」

と、S/S Fourをベースにした「Elegance Style III」

と、やはり数字をふってシリーズ化しています。

ただね、このシリーズもの、あまりⅣまではいかないし、おそらくノア・ヴォクシーではモデルチェンジまでのテコ入れのつなぎです。

クラウンに関して言えば、セダンの売れ行きが厳しい2000年代に於いてはクラウンクルーガーに吸収されてSUVになったり、クラウンヴェルファイアみたいにミニバンになったり、カムリと一体化してFFになったりを避けるため、知名度だけの人気でなく販売台数での挽回が求められていたりします。

クラウンのLimited IIとElegance Style IIIもテコ入れではありますが、気になることもあって、両方とも18インチのアルミホイールってところです。

エレガンスでも18インチだし、タイヤサイズでの差別化のような本当のスポーティなリミテッドではないんか、と思ったりします。欧州車のようにリアを20mmほど幅広とかのような本格的なスポーツにはなってないです。

低いグレードでは16インチだったりしますが、そこまでエレガンスを落とすと見栄えもしないとかもあったり。17インチにすると実はバランス良かったりとかあるかもしれませんが、とりあえずほとんどのグレード、特別仕様車も18インチで統一することで仕様作りを簡単に纏めていますね。

RS Limited II

本革シート表皮+前席シートベンチレーション、マットブラック塗装の18インチ専用アルミホイールを装備。

18インチアルミ

マットブラックと言うだけで、RSと同様の225/45R18と言うサイズは同じです。

フロントシートにはトヨタお得意のベンチレーションシート

2リッターターボと、2.5リッター+ハイブリッドの2種類のパワーユニットをチョイス可能。キャラクター的には245馬力を発揮する2リッターターボの方が合っているでしょうか。

ダウンサイジングターボでピークパワーはそこそこ、燃費的にはWLTC:12㎞/Lです。

内装もクールな色味でスポーティに仕立てています。

価格は5,230,000円~5,670,000円 +オプション代など。

S Elegance Style III

琥珀色の専用シート表皮、トリム・センターコンソールなどとハイパークロームメタリック塗装の18インチ専用アルミホイール

2.5リッター+ハイブリッドとの組み合わせのみ。システム出力200馬力強、燃費は20㎞/Lとパワー、燃費共にレベルが高くバランスが良い。

タン系の温かみのある色味が上質さを演出してます。

マイルドで静かな走りをイメージしてのハイブリッドのみの設定なのかも。

価格は5,290,000円~5,510,000円 +オプション代など。

リミテッドもエレガントも、内外装の仕立てはコンセプトに沿って仕立ててあり、他に付け足す必要があるとしたらナビくらい。

最新のコネクテッドカー的な機能を備えたナビを選ぶのが、車の内装の見栄えの最後のピースとして当てはまり、美しく完成するようにも思います。

結局お得なのか

価格的には国産セダンの最高峰にあり、決して安くはありません。500万円台と言えども、ほぼ600万円前後の車のようなものです。時期により値引きが大きい時もありますが、特別仕様車はそこそこって感じでしょうか。

クラウンのサイズはLSとプラットフォームを共有しつつも 全長4,910㎜ 全幅1,800㎜ 全高1,455㎜ となっており、幅は1,800mmと日本的に許容しやすく設定しています。

国産セダンの上を見るとしたらレクサスLS位のもので、1000万級のセダンがあるくらい。

日本車にはライバルはいません。

実際日本で売れているセダンとしては、輸入車のセダン位のもの。メルセデス・ベンツとBMWが、ラグジュアリーセダン、スポーツセダンの代名詞のようなもので、三番手の変わったチョイスでアウディが後をつけてきているようなイメージです。

ただ、メルセデス・ベンツCクラスのサイズは全長×全幅×全高:4751×1820×1438mm 馬力的にはマイルドハイブリットで200馬力強、燃費は15くらい?

BMW3シリーズは 全長×全幅×全高=4715×1825×1430mm 200馬力弱で燃費15くらい?

新しくなったメルセデスベンツCクラス650万円~と比べても、またBMWの3シリーズ550万円~とサイズはほぼほぼ同じくらいであり、クラウンの方がリアシートが広いかな、くらい。

クラウンのアドバンテージは輸入車に比べて値引きが効きにくいけど価格が安いと言うこと、トヨタ車としてのトラブル・故障の少ない事の安心感があり、法人用の節税に向くように3年程度の下取り価格が良い、というセダンにしては珍しくリセールが高いと言う所。

実際結構いい所がある(笑)足回りは本格的なスポーツグレードというには中途半端なグレードかとも思いますが、燃費も馬力も実際のところ、クラウン優勢だったり。

ただ、やはり純粋なスポーツセダンや先進的な車として見ると、ドイツ車軍団にはやや見劣りする所があり、と一長一短と言ったところです。

実用性・実益を重視するならクラウンとなり、新しさやデザイン、走る楽しさなら趣味性が高いドイツ車、に落ち着くかもしれません。

クラウンは人気(評価は高い)はあるけど、そんなに売れてないと言う、不遇の時代のセダンです。

下取りが高く節税に持ってこい、と言うだけでも今後販売が上向く可能性もあるので、走りの良さも合わせて認められていくかも?

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