ハイエースアルトピアーノキャンパーは噛ませ犬?本命?

コロナ渦でにわかに車ブーム、そしてアウトドアブーム。掛け合わせると・・キャンパーかっ


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とまぁ、ハイエースアルトピアーノをチェックしてきたのですが、企画自体はコロナの全然前からあったもので、タウンエースバージョンは販売開始から5年くらいは経っているそう。

ベース車両にハイエースを使っているのは2020年からで、タウンエースアルトピアーノより室内空間と走りに余裕があり、駆動方式やエンジン排気量を選ぶことが出来てより幅広いニーズに応えることが出来るというのがあります。


全長4,695mm/全幅1,695mm/全高1,980mmとなっていて、全高以外はノアなどの5ナンバーミニバンと同等、大きすぎず値段も高過ぎずというのに照準を合わせて、手が届くキャンパーに仕上がっているかも。

トヨタハイエースの2000㏄ガソリンエンジンと2800㏄のディーゼルATとMTが選択出来て2WDと4WDもどちらも選ぶことが出来る。

乗車定員も2列シート6人まで対応です。前席3人、リアシートのアルトピアーノ専用シートに3人で6人乗りが可能。

排気量に余裕を持たせておけば、多人数乗車での力不足も感じにくく、ガチキャンピングカーに換装するベース車両としても余裕があっていいかも。

価格は標準モデルが300万円台~と、キャンピングカーとしてはシートの質感やディーラー保証、整備のメリットなどを加味して、激安レベルかと思います。ただ、廉価グレードはシートやテーブルは標準でも、いわゆるしっかりとしたキャンピングカー(600万円~)と比べると足りないものだらけ、あくまでキャンパーの入り口としてのライトなテイストと言っても良いでしょう。

木目調のタイルカーペットが敷かれていてフラットで、往年のステップワゴンを思い出したりします。

  • シンク&シャワー 110,000円
  • 18L冷凍・冷蔵庫 110,000円

荷室スペースもかなり広く、ポテンシャルは高い。シンクや冷蔵庫をオプションで設置可能。流しはついても8ナンバーのキャンピングカー登録できるわけではないです。

3列目シートのように見えているイスは、走行中は着座不可、あくまでアレンジの時の休憩に座る専用。背もたれを倒してフルフラットのベッドに展開出来ます。

フレームをセットしてベッドモードに

対面モードやベットモードが利用できますが、アレンジは少々大変とのこと。

走行時に着座するなら前向きにする必要がある
アレンジで対面、前向き、フラットにできる

更には追加の2段ベッドパネルを付けて、就寝定員を2名 → 4名に増やせないこともない。

2段ベッドで4名就寝 オプション約12万円

テーブルは脱着式、寝るときは外して片付けが必要です。

対面モードにする時と乗車モードの際には2列目をかなり激しくアレンジすることになり、一人でやるのはやや大変ではあるようです。

想定としては、父母子供の3人家族で、前席に3人並んで座りドライブ、リアシートでダイニング的に座りテーブルでテイクアウトのランチ、オートキャンプ場でベッドにアレンジして就寝(ベッドの定員は基本2名とのことですが・・)

テーブルにシートアレンジだけで、結構楽しげな感じに使いこなすことが出来そうなイメージが湧きます。

照明などオシャレなテイストに仕上がっていて、なんなら高級感すら感じます。

車内で諸々電源を取る時には基本電源ユニット(アップグレード)350,000円があります。

ただ、パワフルなヒーターや冷房などを長時間稼働するほどのポテンシャルではない。

テレワーク対応でのPCの電源取り、DVDプレイヤーなどのポータブルな車内エンタメの電源取りがメインになりそうです。

電子レンジやドライヤー、液晶テレビなどにはやや不向きかもしません。

特装車的に結構アレンジが効いていますが、断熱、冷暖房の強化など、本格キャンピングカーには及ばない部分もあります。結構ね、断熱をやるってのは夏も冬も重要だったります。エンジン切ってからホントに冷えますんでね。

メーカ公認カスタムという事、メーカー保証も有効とのことで、逆に思い切った事(カスタムテイストが強い手入れ)ができないという部分もあって、ディーラー制作キャンパーがイイことづくめではないとは理解しましょう。

車検や点検・保証などをディーラーで受けられるのがメリットと思えるライトなキャンピングユーザー向け、車中泊デビュー向け、と言ったところでしょうか。

キャンピングカーに興味があっても、シートアレンジの大変さや、外観や運転席周りの商用車感が苦手というケースも多いみたいです。

結果的に例え商談が成立しなくても、乗用車的でシートアレンジの容易なノアやヴォクシーのご購入につなげれば良いとのことで、ある意味 噛ませ犬(笑)

キャンピングカーというジャンルでは異例の年間販売台数を記録しそう、とのことで今後のアップグレードと継続的な展開に期待したいですね。ちなみに装備では自動ブレーキはあるけど、ACC=アダプティブクルーズコントロールなどを含むセーフティセンスは未装着。安全装備の充実したら、売れ筋の本命になれる日が来るかも?

神奈川トヨタ限定のように扱われているのですが、一部他県のディーラーでも取り扱いがあったりします。中古車も台数が少ないですがハイエース、タウンエース共にアルトピアーノが出回り始めています。

全国どこまで対応するのかは未知数ですが、通販的に購入、納車し、最寄りのディーラーで点検を受けるというのも可能ではあるようです。展示車が各地をキャラバンしていることもあるようなので、キャンピングカーに興味がある方は是非チェックしてみましょう!

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