【難しくない?】レクサスや4年落ち中古車活用高級車の節税スキームを解説

1年で新車を乗り替え続ける人たち

需要があるようなので、自動車(特に高級車)を使った節税スキームについて解説していきます。


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詳細は担当カーセールスや税理士さんに確認を頂くのがベストです。

カーディーラーでは販売員のレベルによっては店長的な人が付き添ったりして税金についての説明をしてくれることもあるので、興味があれば積極的にお話を聞くことをお勧めします。

法人や、そこそこの売り上げ規模で節税を考える個人事業主の方だと、顧問の税理士さんもいらっしゃると思います。税理士さんの節税への意欲によっては余り積極的に提案をしてくれないケースもあるようです。オーナー、代表の方がある程度正しい節税意識と正確な知識を調べるなどしないと、ただのムチャぶりになってしまうこともあるので、注意して各々の判断でやりましょう。

車を節税に活用するメリット

  • 購入額を一定の割合で経費に
  • ほぼ自由に購入額を設定できる
  • 現金化も可能

上記3つが大きなメリットとなります。

新車か中古、一番メリットがあると言われている4年落ち(正確には3年10カ月以上経過)など、新車登録からの経過年数によって償却期間が違います。短期で即効性が高いというのはいわゆる4年落ちの高級車となります。

新車の場合には定率法で償却することで1年目の経費算入を多く(1年目は33%を経費に)、中古の場合には耐用年数2年の場合、定率法償却率は1.000となるので1年で100%、全額損金算入が出来ます。

法人の場合には全額経費でOKです。なんてったって2ドアのフェラーリで全額経費で通せた1995年の判例なんてのもあるので、検索してみると面白いかもしれません。運転記録つけておけばどんなに趣味性の高い車でもイケるのか?と思うはずです。 フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェなど、値段が下がりにくい希少なスーパーカーはある種運用に使えます。

個人事業主の場合には、定率法を適用するには税務署への届け出が必要。でも書類1枚ペラっと提出するだけでOKです。たいして難しい書類でもありません。

国税庁ページからPDFでダウンロード可能です。

個人事業主のケースでは事業使用割合への按分が必要で、最大で7分の5くらいまで(約7割経費化)と言われています。1週間の7日中、5日くらいの使用までならあり得る、との見解であって、誰でもそれでOKと言うわけではありません。通勤で使っている実態が必要であったり(自宅以外の事業所近隣で駐車場を借りてるとか)、営業的に外を走り回っているとか送迎に使うなどの根拠があればまあまあOKかなと言ったところ。サービス・飲食系で店から出ることが少なく、店の近くに駐車場借りてない、とかだとアウトかも。細かくは税理士さんの見解を聞いてください。

年度の途中での購入の場合、月割計算が必要ですのでそこも注意点。年度の初めに購入するのがベストですが、期末に節税したくなって慌てて購入には車の活用は向きません。そもそも、期末に駆け込みで節税を検討する時点で売り上げなどの波が大きい業種かと思いますので、特にそういう方は車の購入での節税は注意が必要かもしれません。

節税で車購入のデメリット

  • 売却時の価格変動のリスク
  • 維持費がかかる 
  • キャッシュフローへの影響

多くの節税スキームの中で、ある種予算に合わせて車を選ぶことが出来ますが、どんなクルマであっても節税プラスアルファの得をするというのは難しいかもしれません。

フェラーリなどのスーパーカーは値段が下がりにくいとは言う物の、元値は新車でも中古でも高いので手持ちのキャッシュを減らしますし、人気や相場、景気なども変化して1年後に高値で売れる、という絶対の保証はありません。

自動車税や、自動車保険、駐車場やメンテナンスコストなどは車に応じてかかります(経費にはできますが)ので、余裕をもった運用が必要です。

キャッシュに余裕がなければ節税していても経営が苦しくなることもあります。流動資産としてある程度即時に現金化は可能ではありますが、タイミングによっては高値での売却が叶わないことも起こり得るので、節税に目がくらみ過ぎないように、税理士さんなどのアドバイスを受けるのが良いでしょう。

4年落ちのベンツか新車のレクサスか

以前話題になった4年落ちのベンツ、と言うネタ。  基本は法人向けですが、個人事業主でもある程度の割合で参考にすることが出来ます。

クラスや走行距離で価格が300万~1500万円程度から選ぶことが出来て、1年で全額経費に算入可能。仮に500万円のベンツとして、会社全体での利益など税率にもよりますが、10%で課税されているなら50万円、20%なら100万円の節税になります。(ただし、キャッシュが500万円減ってしまいますが)

もっと税率が高い場合にはより節税効果が高くなります。

税率が高いという事は利益が出ているという事ですが、業種によっては設備投資などの余地がなく、経費の使い道がないケースも。

節税の手段が欲しい場合には車は一つの選択肢になるという事です。

1年後に簿価1円の物を業者に売却・又は下取り、ベンツの中古車は比較的安く買えるが、その後の値落ちが少ないという説を当てはめ、400万円で売却することで、実質100万円の支払いで1年車を所有して節税の恩恵に与った、みたいな流れです。売却しない場合には簿外資産となり、しばらく所有し経営的に厳しくなった時に現金化するという事も可能です。その時に時価、売価を考慮し利益として計上します。

1年で簿価が1円になったものを法人から個人に時価で売却し(会社にお金を入れて買う)、個人から買い取り業者などへ売却し、時価と実売却価格の差額を譲渡所得(50万程度の特別控除がある)で個人として利益にする、という事も出来るようです。時価の査定については、業者に依頼したり、査定協会などでお金を払って書面にする、などある程度高め・低めにコントロールした査定額を出そうと工夫されるみたいですね(笑)


レクサスの買い替えのパターンではRX450を900万円で購入して、初年度に33%を経費に。300万円の節税になります。10%で課税されているなら30万円、20%なら60万円の節税になります。税率が高い場合には節税効果も高くなります。中古車よりも年間の経費算入のうま味は少ないですね。

1年後には簿価は600万円、下取りや買取がオニのように良いレクサスゆえに、800万程度で売れると仮定したら、実質100万円の支払いで1年車を所有して更には節税の恩恵に与った、みたいな4年落ちベンツと同じ流れです。毎年新車に乗り替えつつ見栄も効き、節税にも活用する、という中々に景気の良い節税方法となり得ます。

帳簿上の価格と時価・売却・下取り額の差額も出ますが、次の車の資金に充てるなどしてまた経費を生み出すという流れは同じです。

中古と違い2年目も経費計上出来ますが、定率法での場合は初期に大きく経費に入れれるのがメリットなので、1~2年で次の車に入れ替えないと損?かもしれません。

同様に高値で転売、もとい、下取り・買取のサイクルがうまく行きそうな車種と言われているのが、レクサスLXやNX、トヨタアルファード、ランドクルーザー、ランドクルーザープラドと言われております。

アルファード1年買い替えスキーム という記事もあります。

会社によっては新車・中古と組み合わせて複数台の車を経費に入れ込み節税している方もいます。ただ、やりすぎると本業を疎かにしがちなので注意しましょう。雇用している社員に「うちの社長は羽振りが良すぎないか?」みたいな疑念を持たれることもあったり、「そんなに車買うなら給料上げろよ」と、妬まれたりすることもあります。

自分の好きな車でこういう循環が作れるかははっきり言って微妙で、好みでなく、リセールバリューを考えちゃってクルマ選びの楽しさは薄れるかもしれません。

車が好き、いいクルマに乗りたい、などオーナー社長としての希望を満たしつつクルマを節税に活用できますね。

ただ、節税には上手く使えてもキャッシュフローへの影響があったり、売却時に想定した金額に届かない、ということもあります。

ただお金を使って経費にしただけで、メリットが薄いという事も可能性としてはあります。

個人事業主でも節税スキームを利用し、常に車を買い替えて行く、と言う流れに乗ることは出来ます。ただ、法人の方がメリットが大きいとは思います。

法人設立に費用は掛かっても節税の手段の幅も広がるので、ある程度の利益の出ている個人事業主であれば法人成りをされるのも良いかと思います。合同会社でも株式会社でもどちらでもイケます。

なんにせよ、ディーラー・税理士・買い取り業者やご自身の会社の利益とキャッシュの状況などを踏まえ、おそらく税理士さんの意見をしっかり聞いて運用されるのが良いかと思います。ディーラーや業者は売りたい/買いたいがために動くので、100%信用してはいけないかなぁ~と。

税の専門家と相談しつつリスクも踏まえ、少しでもクルマ選びと節税についての参考になれば幸いです。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ