【独自】アルファード1~2年買い替えプランを解説

独自情報を元に少しかみ砕いて輸出転売ヤースキームを解説していきます。


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転売ヤースキーム

特定の車種や、新車から1年以上経過してないといけない、という業者の指定しているルールが非常に重要で、2021年現在はマレーシアのトヨタ車の価格と税関や車両輸入の制度を利用してこのスキームが成り立っています。

まず、マレーシアでのトヨタ車はジャパンクオリティの輸入車として非常に人気、という前提があります。

TOYOTAMalaysia RM446,609を邦貨にすると1100万円

そして、彼の国ではアルファードの新車は邦貨換算1100万~(3.5リッター)で売られています。現地の物価との比率、関税の高さなどが原因のようですが、マレーシアでも高級車として認知されているようです。

ちなみにヴェルファイアはアルファードの兄弟車と言う扱いよりも下位のグレードとなっていて900万円くらい?とかで販売をしているようです。

さらにはその高額な値段設定の割に装備のレベルは日本国内仕様の方がグレードが高く、日本から見るといびつな価格設定と言えるようです。

そこで日本からの並行輸入車が登場か、と思いきや、新車は関税が高くメリットがない、そして中古車の輸入は1年以上経過5年までの物に限る、というルールがあり、そこで着目して生まれたのが業者による1年アルファードプランという訳です。

日本でオプション充実のアルファードを仕立て500~600万で個人(法人もありえる)に購入させ、1年経過したところで450~600万で買い取る。

そして現地で1年落ちの中古車としてマレーシアで新車で売ってるアルファードよりもナビやフリップダウンモニターがビッグサイズ・LEDヘッドランプが上等などの装備充実を強みに800~900万で売る、という流れです。

輸出業者の負担は…

船便の輸送コストが1台当たり30~50万円前後、現地用にナビソフトの書き換え、現地での取引先・コーディネーターへのマージン、中古車と言えども関税はかかるので、諸々コストを差し引きして1台当たり100万円程度はプラスになる(為替レートにもよる)のようなイメージでしょうか。

マレーシアの人(富裕層と思われる)は、現地の新車よりも高機能な日本製で日本で売っていたアルファードを2~3割安く手に入れることが出来、日本のアルファードを買ったユーザーは持ち出し少なく毎年新車に乗れ、そして業者も儲かる、ディーラー営業マンも信販会社も販売ノルマ達成で、みんなヨシ、WIN/WIN(ウィンウィン)の関係のように見えなくもない。中には自営業の方で、経費算入して節税スキームとしても活用できると言う方もいるようです。

ちょっと極端な表現かもしれませんが、なんとなく上記のような感じでスキームが出来上がっている、と言ったところです。

30系後期が後押ししている

このスキームがかなりの高確率で再現できるようになったのは、2017年末のマイナーチェンジでアルファードのデキが飛躍的に良くなったのがきっかけだったそうです。やってる人は4~5回転している人もいるし、複数台を運用的に回している人もいるようですね。

アルファード販売買取ビジネスとして成り立つとして、専門のコンサルタント・ブローカーのような業者が生まれ、新車購入サポート、1年後買取のご案内(保証ではない)とセットでやっています。

国内の価格、装備などを踏まえて、下取りや残価設定ローンが高くローンが通りやすく多くの人に当てはめやすくなったり、ここ3年ばかしのマレーシアとの関税に関する法令や協定がマッチした、と言うのがあるようですね。

以前から東南アジアや中東、ロシアなど、各国の関税制度や現地での日本車の人気、需要などを踏まえて買取業者や輸出業者は前述したプラドやランクルなども世界各地での転売を試行錯誤されています。その中で今、マレーシア×アルファードが余りにもドンピシャだったってことです。

絶対は無いしリスクもある

さて、こういう購入斡旋&買取のスキームの利用にあたっての注意点として、絶対はない、という事です。もちろんデメリットやリスクについても説明は受けるものと思いますが、アルファードに安く乗れる!賢い乗り方だ!と舞い上がってしまうと聞き逃していて後々トラブルとなるので注意しましょう。

当座のリスクとしては、アルファードのモデルチェンジでしょうか。2022年、または2023年と言われています。

マレーシアでの販売時期やグレード・価格構成・需要なども変化する可能性があり、いつまでもこのスキームが通用するとは限らないという事が考えられます。

続いて、政変や関税・輸送コストなどの変動リスクです。こればかりは1年のうちに何があるかはわかりません。コロナウイルスなどロックダウンで経済が止まったりすることも諸外国ではあったりします。タイミングを逸し買取額が下がったり、現地の景気回復まで売却できなかったりなども起こり得ます。

更にちょっと引っかかるのが、ノウハウ有るなら業者が自分でアルファード買って、1年寝かして輸出すればいいのでは・・? と言う疑問に対し、業者は在庫を抱えるリスクを負う気はない、というのが引っかかります。中には自社で購入し在庫したりする業者もなくもないようですが、あくまで業者としては負債も在庫も抱えないというスタンスもあるそうです。人の褌で相撲を取るではないですが、ユーザーそれぞれに在庫を持たせ、業者が売りたいタイミングで回収するという風にも見えるので、信頼し過ぎるのは危ないような気がします。ユーザーそれぞれが情報をキャッチして判断できるようになった方がより安全でしょう。

個人的には愛車と言う感覚が薄く、1年の付き合いの車体と言うのも愛着が湧かなくなりそう・・と複雑な気持ちになるかも。

その他のデメリットしては、購入・ローンの申し込みなどの事務手続きが毎年発生するというのもありそうです。

現状では関西、東海、東京・横浜などの都市部に特定車種の高価買取、新車の購入サポートなどの業者が多いようで、興味があったら話を聞いてみても良いかもしれません。

車選びの選択肢の一つとして、もし、業者の想定通りに売れなくても、何年かはアルファードに乗ってもいいかな~と思う方はリスクも踏まえて十分に検討して、スキームにチャレンジしてみても良いかもしれません。

アルファード自体は良いクルマですので、使用用途にばっちり当てはまればメリットの大きいクルマとの付き合い方になるかもしれませんよ。

善きカーライフを!

追記:ランクルの転売問題で誓約書記入必須になるなど、トヨタも対策を始めてます

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ