15.6インチポータブルモニターの車載・スマホUSBミラーリング接続orHDMIでのFireTVスティック接続
15.6インチモニター
もはや15.6インチというサイズではモバイルモニターやポータブルディスプレイと言うには大きいような気がする…
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そんな携帯性とはやや遠のいていく15.6インチの液晶を、ゲーミングモニターや車載で使えるか検証。

後付けポータブルモニターの活用術
15.6インチというサイズ感は今後レクサスESやフォルクスワーゲンなどでも展開するナビやパッセンジャーディスプレイ(助手席前モニター)を想起させるもので、液晶サイズのインフレ化、そして各種後付けサブモニター系は価格下落で結果的にモバイルモニターの価格もこなれて来ています。大きい液晶の有難味が薄れつつあるのよね。
後付け15.6モバイルモニター×スマホミラーリングorFireTVスティックを、セットアップして車内活用するアイディアをブログで解説していきます。
15.6インチモバイルモニター
果たしてモバイル=携行性はあるのかは置いておいて、一応カバーやパッケージ的には持ち運び可能なPCの出先でのサブモニター的な立ち位置になりますね。

同梱品はUSB-Cケーブル・HDMI変換アダプタ カバーなど
15.6インチのモニターで今回テストするのはKEEPTIME モバイルモニター 15.6インチ、いわゆる中華製ブランドのモバイルモニターです。MagiRavenの14インチも過去に実機購入してレビューしているのですが、それと使い勝手が近いものを選びました。何なら多くの基本的な操作系や同梱品など、同等、OEMなのかなってレベルで同じ感じです。

iPhoneとの対比、だいぶ大きいのがわかるはず
画面に対して端子が左側にあり、MINI HDMIとUSB-Cが二つ。USB-Cは二つともスマホやi-PadなどのDPAM:ディスプレイアルタネートモードのミラーリングに対応しており、且つディスプレイへの給電にも併用されるものが備わります。

右側は画質調整や音量調整(1W程度のスピーカー内蔵)、電源などのスイッチ類が並ぶ感じです。これも過去に購入した14インチのポータブルモニターと同じ造りで、個人的にはこの造りで操作性良いと思っています。

イヤホンの出力ステレオジャクもある
USB-CやHDMIの端子部分、この接続口の端子を折り返すU字型のコネクタを使うと配線をモニターの裏にキレイに隠せます。

配線はHDMIで接続し、micro usb経由で給電するのを、電力をモニター脇USB-C→マイクロUSBに拝借可能。
これまでの画像をご覧の通り、FireTVスティックは普通にUSB-C接続で起動・接続可能で、後はどのように配線を取り回し、スッキリさせるかがポイントですね。

過去のモバイルモニターとFireTVスティックの活用記事など
14インチと15.6インチモニターサイズ比較で衝撃の事実
これまで10.5インチ、14インチのモバイルディスプレイをテストしたことがあって、15.6インチ大きいな~と思っていたのですが、14インチと並べてみたら、ある種衝撃の事実がwww

確かに大きいのだけれども、まさかの高さがほとんど変わらないwww さすがのチャイナクオリティ。
5㎜くらいの差、フチのベゼルレスのそのベゼルの厚さくらいしか変わらない高さだったのです。

その差は1㎝もない、ましてや3センチもない
一応Amazonのサイト上の寸法では、
14インチ 幅31.2㎝ x 幅21.3㎝
15.6インチ 幅34.8cm x 高さ24.6cm
幅は結構違うと解るけど、高さに3センチの差異は認められないですね。中国製品を侮ってはいけない、実機、実寸の比較や確認って大事。

少しずれちゃったけど、横の大きさはわかりやすく差がある
一般的なヘッドレスト取り付け型のタブレットホルダーでは、iPad pro12.9やiPad Air12.9インチまで対応しているモノであればこれらのモバイルディスプレイは収まる感じです。iPad系では、大型の液晶を備えた12.9インチモデルでは、高さ縦の長さが215㎜~221㎜程度なので、14インチは普通に入って、15.6インチはギリギリ、と思っていたら、思いの外差がなくて普通に収まる感じです。
タブレットホルダーでは220㎜の幅というか高さまでは対応しているものが多く、15.6インチよりも大きい17.3インチや18.5インチはさすがに入りきらない可能性もあります。
ちなみに重量に関しては、10.5インチが270g~300g程度の物が多く、14インチでは500g程度(タブレットくらいの重さ)15.6インチでは570gとなっていて、タブレットホルダーの重量への許容も何とかってところです。
価格に関しては、14インチでも15インチでも概ね1万円台、実勢価格は変動する物の、セール時期ではどちらも1万円くらいになっていることも増えてきているように思います。(2025年後半)
17.3インチや18.5インチでは1kgくらいの物が増え、高さ方向の長さ・縦も、23~25センチくらいの物が多く、タブレットホルダーでは収まりきらなくなるもよう。VESA規格の裏の取付穴が付いていることも増えるので、ホルダーで挟むよりネジ止めメイン、そしてクルマのUSB給電で稼働できるかも消費電力増えて難しくなってくるみたいです。価格は2万円台が多く、多機能になっていて3万円台もけっこうあります。今後機会あればリアシートに18.5インチくらいは挑戦してみたいところですが、多くのモニターが17インチ超えてくると多機能になってフレームレートも画質も上がり電力不足になりそうですので、新商品出るのを待って機会があれば当ブログでもチェックしていきます。
スマホとUSB-C一本で起動&ミラーリングも
もろもろ15.6インチモニターの動作確認していて、NintendoSwitchは表示可能でした。スイッチ2だとミラーリングが上手くいかないという事例もあるらしいので、ゲーミングモニターとしてて活用するならこの辺の時期での動作確認、対応非適合かのチェックはしておきたいものです。

USB-C接続、もう一本はUSB-Cでの給電で
スマートフォンでも、iPhoneシリーズ(直近では16e除く)や、GalaxySシリーズなどのハイエンド系のスマホであれば、USB-C一本繋ぐだけでミラーリングとモニター起動が可能です。ミラーリングがめっちゃ簡易に出来るのは素晴らしい。

ただし、著作権保護で再生したら画面表示できないケースも
スマホのバッテリーから15.6インチディスプレイに給電とミラーリングを行うため、電池の減りはめっちゃ早いけどね。
MagSafeでワイヤレス充電しながらとかなら電池の減りは緩和されるかも。もう一本USB-C追加で給電用につなげばスマホの電力消費はなくなるもよう。ただしパススルー充電(逆にスマホが充電される)もなさそう。シンプルな機能のモニターゆえにスマホ単体でも給電できるようですし、車内USBポートからの給電でもモニター電源立ち上がるので、そこは割切りです。高機能になると重くなって高くなるのでガマンですかね。
Amazonプライムビデオなど著作権保護でミラーリングで画像が2画面に表示できなかったり、音声だけになって両方ブラックアウトしたりといった挙動もあるので、快適な視聴かはモノによりますので、ご注意ください。画面映らない時は故障ではなくてそういう保護で映らない時もあるので、他のYouTube再生可能か、自分で撮った動画は再生されて液晶に表示されるかを確認しましょう。
車内ディスプレイの価格破壊
リアシートのヘッドレストに14インチや15.6インチのモニターを付け、FireTVスティックを繋いだり、スマホをミラーリングしたりで車内エンターテインメントの充実、可能になって来ています。
ゲーミングモニターにも、パソコンのサブモニターにも活用可能など、モバルモニターは使いみちが結構あるし、一枚持っておいても損はないと思うのよ。
車両側にHDMI入力がある場合にはHDMIスプリッター:分配器で複数の映像出力を可能にして、リアでもフロントでも映像を楽しめるように出来ます。

車両のHDMI入力でフロントに
FireTVスティックをスプリッターで2画面に
リアエンタテイメントシステムをかなり安く構築可能になってきますね。
個人的には全ての席にポータブルモニターをセットして、一人一人がそれぞれコンテンツを楽しめるようになるのが近未来的な車の在り方で、それらを先取りして安く体験できるモニター活用術は少しでも多くの人に広まって欲しいなと思います。
車内WiFiも普及してきているし、スマホのテザリング設定もオートメーション出来たりもするので、車内エンターテインメントはかなり活用しやすくなってきています。
善きカーライフを!






