半導体国産化にトヨタ・デンソー/SONY、そして国の補助、納期の改善と2023年中古車市場への影響は?


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先端半導体の国産化へ

1年ちょっと前に当ブログで取り上げたこともある、トヨタによる半導体国内工場立ち上げについて。

つい先日大きく報じられました。

トヨタ・ソニーなど国内8社出資 先端半導体の国産化へ新会社://www3.nhk.or.jp/news/html/20221110/k10013886691000.html

次世代の半導体の開発競争で巻き返しを図るため、官民一体となって新会社を設立。

新会社の名称は「Rapidus」

  • トヨタ自動車、
  • デンソー、
  • ソニーグループ、
  • NTT、
  • NEC、
  • ソフトバンク、
  • 半導体大手のキオクシア、
  • 三菱UFJ銀行

合計8社、各社の出資額は3億~10億円、国の補助も入る模様。

会社に国が700億円の補助金 https://www.asahi.com/articles/DA3S15471850.html

この報、自動車業界にフォーカスを当てつつ、2023年の中古車市場の動向を探るヒント、今後の新車の納期が早まる可能性があるかなど解説していきます。

当ブログで取り上げた半導体内製化について

半導体不足の中で、一部の半導体の生産・開発で国産化を目指すというもの。

当ブログで1年ほど前にも取り上げたのがコチラ。

以前のブログでも納期や半導体生産遅れについては触れていますが、対策のひとつとして国内で半導体の生産を開始し、トヨタとしては、少しでも納期の短縮に努めるようにしているようではあります。

https://caranddrive.net/20210802133501/

国内での開発・生産など内製にしていきたいという方針ですね。

トヨタ内でもあるレベルまでは降りてきていた情報です。多くの株主やステークホルダーからも長期的には国内生産回帰の声もあったのでしょう。

これで半導体不足による納期遅延は緩和されるのか、ブログで解説していきます。

このブログ内でも国を挙げての半導体の内製化についてピックアップしていて

国的にも半導体や電池の国内生産拡大に向けて集中投資を促進する方針とのことで、自動車メーカーに限らず今後日本での工業分野が盛り上がっていく可能性もあります。

https://caranddrive.net/20210803010705-2/

今回の半導体開発・生産の国産化については国の補助も入るようですし、日本の出遅れの挽回にもつながっていくかもしれません。

半導体遅れの流れが車に及ぶまで

ディーラーさんでも営業さんから半導体不足で〜、とか、部材が〜とか、ハーネスが一本滞っていて納車が遅れます、と説明を受けることも多いでしょうか。

そのそもそものスタートは、新型コロナウイルスによる影響から、多くの飲食業、宿泊業が打撃を受け、そして製造業・メーカーにまで波及してことに端を発します。

自動車関連ブログとしては、車周りの情報をメインに発信していて、2020年の上半期に関しては外出自粛や買い控え等で販売の現場にまず影響が出た。新車販売何割減とかは当たり前になりました。一部の人気車種を除いて売れないから工場もフル稼働という感じではなくなりました。部材がない、ロックダウンで海外の工場が止まる、部品を運ぶ物流が止まる、各所でトラブル頻出。ハーネス1本届かないから数ヶ月納期が伸びるなんてことも起こったり。

以前にブログでも解説したように、ある程度新しい生活様式の定着とともに、販売が持ち直してきたものの、今度は部品/部材不足・半導体不足となりました。

在宅ワーク・テレワークの浸透や、おうち時間の充実を促進するハイテクな家電が普及し、車向けが割りを食う形となり、受注が入っても車の生産が出来ないまで悪化。

安全装備や運転支援等車自体のハイテク化も進み、生産遅れに拍車を掛けて、今では新車の納期は半年から1年程度というのはザラです。

ココ最近新車の購入検討や商談をしてない人からすれば、ちょっと前なら即納車があったり、国産車なら待っても3ヶ月とか、一部の特別な人気車種以外では半年待ちなんてなかった、と認識している方も多いでしょう。

だがしかし、トヨタの大衆車のノア・ヴォクシー・シエンタや、ホンダのヴェゼルやステップワゴンでも、半年以上待つのがデフォルトですよ、という事態になってます。

納期の改善は期待できるのか

今回のトヨタやDENSO(デンソー)など自動車関連のメーカーやサプライヤーによる国産半導体共同事業への参画、車の納期の短縮に繋がるのか、気になりますよね。

その答えは…NO!

ニュースとしては何だかポジティブな半導体国内生産の報ですが、事業開始が5年後の2027年とか、一部先行して既存の半導体の生産を国内生産に切り替えるとしても2025年からとか、しばらく先のこと。

これは…

納期遅延はあと3年は改善されない可能性がある

と言うことですね…

ランクル・レクサスLXは納期4年とも言われているので、間に合わないというか関係無さそうとかとか…

あくまで可能性ですし製造や物流での滞りも今後解消されていく可能性もありますが…

この流れでいけば、2023年以降の中古車相場もまだまだ高値で安定する可能性もあるもの、そう言った面でも注目しておいた方が良い一連の報道とも言えます。

今回の半導体は次世代向けのイノベーションも担うと思いますので、先々の納期遅れを未然に防ぐ役割もあるでしょう。

自動運転レベルのより高度な運転支援機能を実現できてくると、より多くの電子制御が介在することになり、半導体もより多く使ったりすることにもなるかもしれないですしね。

シンプルな作りのマニュアル車などが見直されたりもすることもあるかも。一部のスポーツカーなどではそういった向きもあります。

2023年も新車の購入・納期さえ決まれば、中古車市場の買い取り相場は有利かもしれません。(タイミング・車種や年式にかなり依存します)

来年3~4月の需要期に乗り替えなんか良いかもしれませんね。

先々の長期的な納期の改善に期待しましょう!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

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このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

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ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ