中国製タイヤやパーツの品質が低いと言われる理由

中国製品の信頼低下が著しいのには偽レビューなど理由がある

中華製品の品質問題

安くて魅力的なクルマのパーツ、多くは中国製品だったり、中国生産のOEMが多いですよね。


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でもすぐに壊れたり、品質が低下したり、さらには良い商品と思ってリピートしたら同じガワなのに粗悪品に代わっていたり・・・

中国製品に対する信頼性に波がある根本理由、商社マンや商社OBなどより情報を入手。

ブログで解説していきます。

ゴムや樹脂パーツが安い理由

中国製タイヤが異様に安い理由、いろいろあります。

タイヤや樹脂の材料による部分で、中国現地生産・産出で輸送コストなどが低いことがある。ゴムはタイ、インドネシア、ベトナム、中国などの東南アジアで生産が集中しているところも多く、運搬費が抑えられます。

その他にも中国では、日本に比べ人件費が安いというのもあるでしょう。ただし、工場などの環境面では衛生面での問題点や、人道面での問題が指摘されることもあったりしますが…

工場設備の規模や敷地・立地などでも中国は広大な土地と国家主導で動く強みがあると言え、大量生産でコストを激烈に下げることも出来る。

アジアンタイヤ全般に言えますが、仕入れ・原価が安くて輸送コストも人件費も抑えることが出来たら販売価格でも大幅に安くできる、それが中華製タイヤの大きな強みでもあります。

ゴムの品質

タイヤやゴム、樹脂製品やパーツ類ですが、中国製品だからと言ってすべてが低品質なわけではありません。

例えば初期ロットやサンプル品などは、安くて高品質な物で競合を駆逐しようと頑張ったクオリティのものを出してくることも多いです。

タイヤなどグリップ系・ドリフト系の消耗と引き換えに性能を手に入れるものは意外と品質が良い。ロングライフ、転がり抵抗低減にロードノイズなどはテクノロジーや技術の蓄積が必要だからまだまだ劣るケースも多いです。

初期にはグリップの食いがイイ物で耳目を集めるものの、その後、同じものをリピート注文すると、なぜか品質が下がる(´;ω;`) 真円率が低くなってバランスウェイトガン積みしないとダメとかにもなる。

このゴム製品の長期的な品質低下は中国製品アルアルで、初期は品質頑張るけど、売れたら継続販売品はドンドン混ぜ物や処理にかける時間を短くするなどコストカットで劣悪なものになり、更には在庫品も保管状態がアレなのか劣化しているものが増える。利ザヤをもとに2025年最新!と初期ロットだけ良い製品に戻して別の銘柄に替えたりして…

タイヤの品質には認証やISOがあるのでは??と思われるかもしれませんが、日本の規格JATMA規格を満たしていないケースがほとんど。ヨーロッパの規格であるETRTO STD規格など満たしていても刻印不要としていたりもあるようで、実際中華製のそのタイヤが国際的に安全な物かは微妙です。

中国国内工場では住友ゴム、中国工場がISO14001認証を取得して現地生産するなどありますけれども……中国品質認証センター(CQC)や自動車生産と関連部品に関する品質マネジメントシステム「TS16949」の認証などもありますが、そういった認証を受けていない格安タイヤもあるというのが、中華製品の恐ろしいところなのかもしれません。

日本国内にも会社を構えてアフターや責任体制の明確化されている中策ゴム社:グッドライドジャパンなら信頼できるかな~ってところです。

台湾製の有名ブランドはOK!

中国製品は怪しいモノも混じっていると言えそうですが、台湾製品で、有名ブランドのタイヤは安心感があるのでそれはお勧めできます。

KENDA(ケンダ)や、NANKANG(ナンカン)、MAXXIS(マキシス)など、純正品としてメーカーに納入しいてるようなブランドタイヤメーカーは信頼できますね。

パクリの劣化コピー

樹脂部品での簡易なパーツや、電子部品や半導体でも結構悪質な盗用・パクリが発生していることもあります。

有名なのは(?)AirPodsの内部システムのパクリのワイヤレスイヤホンの存在などでしょう。

ワイヤレスイヤホンの初期設定、AirPodsと認識させるブルートゥース

iPhoneにAirPODSと誤った認識させるチップやプログラムなどを内部部品に採用してたとかねwww

パクリもんで純正のシステムにオーバーライドしていく、この中身や外観のソレっぽさはAirPods由来ですが、別の中国メーカー製という事で10分の1程度の値段で売っているという感じです。ちなみに分解するとスピーカーとバッテリー(電池)とハンダ付けの質の悪さに驚かされる中身だったりもします(´;ω;`)

ちなみにこういった日本企画・アメリカ規格の製品など、アイテムの型、中の部品など、日本やその他の海外でヒットして売れている中国製造のものがあると、中国で別ブランドとして類似品を展開してアマゾンやアリエク・e-Bayで売りに出すなど、手口が悪質よね。

同型の中国製品を元の製品を作っていた同じ工場で作っているケースもあれば、もとの工場の隣にパクリモノを生産する工場を建ててそこで生産し、パクリではない別生産品だとするケースもあるとかないとかね。そこではどんどん品質など妥協した劣化コピー品が大量生産されていくということで、中国製の謎のブランドの低品質品が出回り、中国生産品は質が悪いと悪評を広める流れです。ネット通販メインで品物を手に取ってから買うわけではないため、品質競争ではなく価格競争メインで、偽レビュー連発という悪循環で中国製品の品質低下が止まらないところですね。

両面テープにも気を付けろ

中華製のカー用品でよくあるメッキのドアハンドルカバーとか、要注意です。

両面テープでもともとのドアハンドルに被せて使う物など、お手軽でドレスアップにも使われるのですが、両面テープが粗悪品の時もあります。

初期の製品では3M製の品質の高い両面テープだったものが、そのうち無地で無メーカーの両面テープに代わっていたりもする。両面テープとしての粘着が弱いケースも有れば、粗悪品の両面テープの粘着が強すぎて取り外しの時にドアハンドルの塗装をベリっと持っていくこともありますwww

メッキの処理も初期製品では3年程度で曇ったりして徐々に劣化していたものが、リピート購入したら2年で曇って汚くなるようなこともある。継続的な品質の維持が出来ないというのが中華製アイテムの弱点です。

まとめ

技術力の向上により、高精度かつ高品質な製品を製造することができるようになったことで、中国製品の品質が全般的に向上してきているものの、その中でもカーパーツの格安品には品質の悪いモノも紛れ込みやすいのが実情です。安かろう悪かろうは中国製品に良くあてはまりますね。

中国製のバッテリーで車両火災のニュースもあったりしたし・・・

日本製の安かろうは日本国民が肌感で思う所の最低限のラインは死守していると思います。

Amazonのレビュー、商品紹介などでもサクラレビューを多用している割合は圧倒的に中国メーカーが多いのも注意点としてあります。

「Made in China」は世界中の消費者から敬遠される傾向にあり、中国産を使用していない事を示す“チャイナ・フリー”という言葉も生まれるほどに。

タイヤなどの搭乗者の安全に大きくかかわるものは、高くとも信頼できるブランドのものを選ぶことをおススメします。

  1. ミシュラン
  2. ブリヂストン
  3. グッドイヤー
  4. コンチネンタル
  5. 住友ゴム(ダンロップ)

その他にも国産メーカーではヨコハマタイヤ、トーヨータイヤなども安心・安全なチョイスです。住友ゴムのサブブランドではファルケンもあります。

中国資本に買収されたけど、ピレリも大丈夫かしらね。

舶来品は好きだけども、Made in China は積極的に選ぶのはちょっとアレよね。やはり国産が一番かもしれないです。

品質の良いモノを選び、善きカーライフを!

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